“真鶴らしさ”を未来へ紡いでいくために「美の基準かるた」をつくりたい!

1993年制定の「美の基準」は、建築だけでなく暮らしやコミュニティのあり方も示す真鶴町独自のデザインコード。近年その価値が十分に伝わらず、真鶴らしい風景も失われつつあります。今こそ「美の基準」の理念をわかりやすく伝える必要があると考え、子どもも大人も遊びながら学べる「美の基準かるた」を制作します!

現在の支援総額

419,082

27%

目標金額は1,500,000円

支援者数

38

24時間以内に5人からの支援がありました

募集終了まで残り

39

“真鶴らしさ”を未来へ紡いでいくために「美の基準かるた」をつくりたい!

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目標金額1,500,000

支援者数38

1993年制定の「美の基準」は、建築だけでなく暮らしやコミュニティのあり方も示す真鶴町独自のデザインコード。近年その価値が十分に伝わらず、真鶴らしい風景も失われつつあります。今こそ「美の基準」の理念をわかりやすく伝える必要があると考え、子どもも大人も遊びながら学べる「美の基準かるた」を制作します!

自己紹介:真鶴「美の基準」を考える会について

みなさん、こんにちは。「美の基準かるた」制作プロジェクトの取りまとめをしております、真鶴在住のまっこです。真鶴に住み始めて4年半以上が経ち、“地域に根ざして暮らすこと”の実感がどんどん深まっています。

私自身と、「美の基準かるた」制作プロジェクトの担い手となっている「真鶴『美の基準』を考える会」について、紹介します。

私が初めて真鶴町にやってきたのは2020年12月。どこか懐かしさを感じさせる港町の風景や、人々の温かさに惹かれ、それから何度も足を運ぶように。さらに真鶴出版さんが行っているまち歩きで「美の基準」のことを知り、その理念が真鶴の生活風景や営みに息づいていることに感銘を受けました。そんな真鶴に私も住みたいと思い、2021年12月に東京から引っ越してきました。
高台から見下ろした真鶴港の風景に一目ぼれした

「美の基準」に興味をもちつつも、なかなか自分ひとりで読み解く気になれないまま、1年半が過ぎました。「だれかにわかりやすく教えてほしいなぁ」「一緒に学ぶ仲間がほしいなぁ」と心の中でつぶやいていたのですが…  思い切って「美の基準」トークイベントを企画! イベント当日は町外からも多くの人が参加してくれて、「美の基準」への関心の高さを実感しました。

一方で、地元の人々には「美の基準」があまり知られていないという現状もあります。賛否はともかくとして、まずは知ることが大切ではないだろうか。そして「美の基準」は、まちの未来を考えていく際に“共通の視点”になりうるのではないか。そんな思いから、「美の基準」について考え続け、理解を深めるために、「美の基準」を取り巻く人々のつながり・エコシステムをつくりたいと考えました。それが、2023年7月に立ち上げた「真鶴『美の基準』を考える会」(以下、「考える会」)です。

「考える会」では、「美の基準」に関する勉強会や対話の場づくり、SNS上での情報交換などを通して、「美の基準」をヒントに真鶴の未来を共創する活動を続けています。また、「美の基準」の札もある「真鶴かるた」の大会も毎年開催しています。
「考える会」で実施した「『美の基準』を読む会」の参加メンバー。条例制定時の町長、故・三木邦之さん(写真前列中央)も参加されていた

この「美の基準かるた」制作プロジェクトにも、「考える会」の多様なメンバーが関わっています。「美の基準」の町を30年以上見守ってきた地元みかん農家、「美の基準」の表裏と向き合っている建築士、「美の基準」ツアーを行う観光ボランティアガイド、「美の基準」をヒントに真鶴町活性化に取り組むコンサルタントなど、世代も職業もさまざまです。

この多様性は、小さな町だからこそ育まれるもの。真鶴では、人と人が自然につながり、世代や立場を超えた交流や学び、ユニークな活動が生まれています。「考える会」の活動もそのひとつ。そして「考える会」は、「美の基準」のキーワードのひとつである「コミュニティ」を体現しているといえます。


私たちが実現したいこと&「美の基準かるた」の可能性

「コミュニティ」の豊かさや、「まつり」「できごと」「賑わい」「いぶき」を大切にすることなどがうたわれている「美の基準」には、真鶴町だけでなく全国の地域にも応用できる普遍的な価値があります。しかし、「美の基準」冊子の文章は文学的・抽象的で、初めて読む人には理解が難しいというのがネックです。

そこで私たちは、「美の基準」を楽しく・わかりやすく伝え、だれでも手に取れる形にするために、「かるた」を制作します!

●「美の基準」69のキーワードを親しみやすい文言で表現した読み札

● その情景を魅力的なイラストで表した絵札

● かるた遊びをしながら「美の基準」のエッセンスに触れられる

真鶴在住のイラストレーター・山田将志さんが描いた、「美の基準かるた」のサンプル絵札

そして、「美の基準かるた」の普及・浸透は、「美の基準」そのものを伝えることにとどまらず、さらなる可能性につながると考えています。

● 地域の風景や暮らしを守ることにつながる

●「美の基準」がコミュニティの“共通言語”として根付く

● 地域住民のオーナーシップ醸成にも寄与する

● 都市化とともにコミュニティが急速に弱体化していく各地域にも波及する

そんな未来を、私たちは思い描いています。

「美の基準かるた」完成後は、学校や地域サロンでの「かるた遊び」のほか、毎年「美の基準かるた大会」を開催して、普及・定着を図ります。さらに、町外に向けて “「美の基準」のまち・真鶴” を発信するツールとしても活用し、真鶴ファンや関係人口の創出にもつなげていきます。


プロジェクトの背景:「美の基準」の形骸化に危機感

1993に制定された真鶴町まちづくり条例(=通称「美の条例」)。その中心となる「美の基準」は、建築や景観だけでなく、暮らし方やコミュニティのあり方までを示した、全国的にも稀有なデザインコードです。バブル期の大型開発に歯止めをかけ、真鶴らしい風景と暮らしを守ってきたこの理念は、画期的かつ普遍的なものとして、30年を経た今も多くの共感を呼び、町外からも注目され続けています。

真鶴町まちづくり条例(=通称「美の条例」)と、「美の基準」の冊子

しかし近年、町の状況は大きく変わり、「美の基準」が守ってきた“真鶴らしい風景”は少しずつ失われつつあります。また、若い世代には「美の基準」の存在自体が十分に知られていないのが現状です。「美の基準」がいわば形骸化してきています…。

大きな課題は「読み解きにくさ」です。69のキーワードおよび解説文は文学的で抽象的な表現が多く、「何を言わんとしているのか」「何を目指しているのか」が直感的に理解しづらい。その結果、町の人々にとって身近なものとならず、“自分事”としてとらえることが難しくなっています。特に子どもたちには、理解困難で遠い存在だといえます。

2020年3月に完成した「真鶴かるた」そこで私たちは、「美の基準」を、子どもから大人まで、だれもが理解しやすく、気軽に触れられる形にすることが必要だと考えました。それが「かるた」です。

真鶴には、町の歴史や文化、産業、名所などをうたった「真鶴かるた」があります。(その中にはもちろん「美の基準」の札も) 「考える会」では毎年「真鶴かるた大会」を主催しており、そこでは子どもも大人も一緒になって夢中で札を取り合います。(小学校で「真鶴かるた」に慣れ親しんでいる子どもたちの、札を取るスピードに圧倒されますが笑)

これまで「真鶴かるた大会」を行う中で、私たちは以下のような「かるた」の魅力・可能性を実感してきました。

● 遊びながら、知る・学ぶきっかけになる

● 子どもも大人も一緒に楽しめる

● 見ているだけでも楽しい絵札と、キャッチ―な読み札

「真鶴かるた大会」では、子どもからお年寄りまでが夢中で札を取り合う

「かるた」なら、「美の基準」をよりわかりやすく、より多くの人に知ってもらえるのではないだろうか。「かるた」なら、遊びながら、「真鶴らしい風景って何だろう?」「どうしたらもっと素敵な町になるかな」「美の基準って、どんなことが書いてあるんだろう?」と、自然と興味が芽生えるのではないか。

かるた遊びだけで「美の基準」が十分に理解できるわけではないけれど、まずは“きっかけ”をつくりたい。それが、真鶴町の建築や風景づくり、コミュニティへの関心やコミットメントを深めていく第一歩になると信じています。

みんなで町のことを考え、“真鶴らしさ”を未来に紡いでいきたい。そのために「美の基準かるた」をつくります…!


現在の制作状況:読み札の文言が固まり、イラスト作成へ

「美の基準かるた」の制作が具体的になったのは、「真鶴デザイン協会」さんとのタッグが実現したおかげです。泊まれる出版社「真鶴出版」の敏腕編集者・川口瞬さん、真鶴を風物を素敵に描く画家兼イラストレーター・山田将志さん、書籍や包装などの制作を手がけるデザイナー・鈴木大輔さんにご協力いただけることになり、オール真鶴の制作体制が確立。強力なパートナーを得てプロジェクトが大きく前進しました。

「考える会」メンバーが約1年かけて作った案もベースにしつつ、川口さんが読み札の文言を整えてくれて、「考える会」メンバーと意見交換をしながら読み札の文言を調整・ブラッシュアップし、ほぼ固まったところです。また、並行してデザイン検討も進めています。

読み札の文言がほぼ固まったので、いよいよ山田さんがイラストのラフ作成を開始。サンプル絵札のイラストがすでに素敵すぎたので、どんな絵札イラストを描いてくださるのか楽しみです♪

読み札について検討する「美の基準かるた」の制作メンバー


リターンについて:「美の基準かるた」や「美の基準」ツアーをご用意

リターンの目玉は、なんといっても「美の基準かるた」です! 12,000円以上のご支援で、「美の基準かるた」を1セット提供します(ただただ応援プランを除く)。このプロジェクトを応援していただくみなさんにも、かるた遊びを楽しみながら「美の基準」を知っていただけたらうれしいです。

また、「美の基準かるた」に加え、多くの人々に真鶴に足を運んでもらいたいと思い、「美の基準」ツアープライベート真鶴まち歩きなどもご用意。「考える会」メンバーが真鶴の魅力をたっぷり紹介します。ぜひ遊びに来てください♪


スケジュール:2027年1月に完成、かるた大会開催予定

2026年
9月 絵札イラストラフ作成開始
10月 絵札イラスト清書開始
10/16 クラウドファンディング終了
11月 入稿/プライベートまち歩き実施(~2027年2月)
12月 印刷、組み立て作業

2027年
1月 かるた完成、「美の基準かるた大会」開催(予定)
   「美の基準」ツアー①実施(予定)
2月   「美の基準かるた」(返礼品)お渡し、「美の基準」ツアー②実施(予定)


最後に:地域・コミュニティの未来をともに紡ぎましょう!

私たちは、今だからこそ「美の基準」を見つめ直し、その普遍的な価値を再確認することが、真鶴の風景や暮らし・コミュニティを守るうえで欠かせないと考えています。若い世代、特に子どもたちに「美の基準」をわかりやすく伝え、“真鶴らしさ”を未来へ紡いでいくきっかけをつくるため、「美の基準かるた」を制作します!

また、このプロジェクトを成功させることは、他地域においても、コミュニティのあり方やまちの未来を考えるきっかけになると信じています。それぞれの地域から、私たちみんなの未来を、ともにつくっていきましょう! 応援よろしくお願いします!!

「美の基準かるた」制作メンバー。「美の基準」を体現する建築である「コミュニティ真鶴」にて


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 「美の基準かるた」制作費、リターン発送費および実施経費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 真鶴「美の基準かるた」制作プロジェクト、ご支援ありがとうございます…! クラファン4日目、おかげさまで目標金額の25%を達成することができました。ご支援に心より感謝申し上げます。支援者のおひとり、真鶴町在住の三木葉苗さんより、応援メッセージをいただきました! 葉苗さんのお父さまは、「美の基準」制定の立役者である真鶴町の元町長、故・三木邦之さんです。三木元町長は、「『美の基準』を読む会」にも精力的にご参加くださっていました。--------------------------真鶴町には「水の条例」「美の条例」という独自条例があります。1980年代後半、バブル景気と呼ばれた乱開発の大波から町を守るため、国の基準より厳しく細かな数値規制を設けて、数々の困難のなか生まれました。年月が経ったいま、当時のことを私はまるで神話のように思い出します。「条例で乱開発を止めた」――それは物語のクライマックスに違いありませんが、現実にはその先があります。先の二つの条例に続いて生まれた『美の基準』は、それから続いてゆく未来のために作られました。変わりゆく時代、予期せぬ困難に幾度見舞われようとも、その場所で信念をもって踏みとどまるために。1000年もの昔からこの地に人が住み自然の中で営んできた暮らしそのもの、その中にこそ息づく真鶴独自の美を見直し、注意深く誠実に言葉にしたものが『美の基準』です。施行当時、町長を務めた私の父、三木邦之は、これを「真鶴の決意」と受け止めてほしいと言いました。『美の基準』がカルタになって皆が遊び、永く永く受け継がれていく未来、想像するだけでうれしいです。 もっと見る
  • みなさま、こんばんは☆  真鶴「美の基準かるた」制作プロジェクトメンバーのまっこです。クラファン3日目。これまでご支援いただいたみなさま、ありがとうございます! みなさまからの応援メッセージに、心より感謝しております。今日は制作チームメンバーで打合せを行い、おもに絵札イラストのラフを確認しました。美の基準かるたの絵札イラストは、真鶴在住の画家・山田将志さんによる描き下ろしです。山田将志さんインスタhttps://www.instagram.com/yamadamasashi528.2/山田さんが描いてきてくれたイラストラフに対し、「めっちゃいい感じですね!」「真鶴らしく、背戸道のシーンにしては?」「もう少しアングル・構図を変えるとよさそう」などと、みんなでコメントし合いました。メンバーそれぞれ視点が異なるので、いろいろな(=好き勝手な?)意見が出ておもしろいです! それを受け止めてイラストを手直しする山田さんは大変だと思いますが…(苦笑)みんなで必死にまとめ上げた読み札の文言が、素敵なイラストで具現化されるのは、感慨深いものがあります。みなさまも、かるたの完成をどうぞお楽しみに…!「美の基準かるた」制作プロジェクト、引き続き応援・シェアをお願いできますと幸いです。https://camp-fire.jp/projects/962415/viewみなさま、よい週末をお過ごしください! もっと見る
  • 真鶴「美の基準かるた」制作プロジェクト、ご支援ありがとうございます…!オール真鶴の制作チーム、どんなメンバーがいるのか、順番に紹介していきます。トップバッターは、「美の基準」の町を30年以上見守ってきた地元みかん農家の松本茂です!松本 茂(松本農園)私の家は150年続くミカン農園です。農園は相模湾を望み、150年同じ景色を守り続けて来ました。バブル期の頃、この風光明媚な土地に目を付けた不動産開発業者がリゾートマンション建設に動き出しました。 真鶴町の面積は箱根の芦ノ湖程の小ささで、7k㎡しかありません。川も無く水源の無い町なのです。そこに降って湧いたマンション建設ラッシュです。私の土地の隣にマンション建設の計画が持ち上がりましが、良好な緑地景観を守るため、マンション建設反対期成同盟のメンバーとして活動しました。町も独自の条例規制に動き、まちづくり条例として「美の基準」を作りました。 「美の基準」も制定から30年以上が経ち、町がどう変化してきたのか、みんなで再考する時が来ました。それには「美の基準」を理解することが必要です。その1つの方法として、かるたを考えました。町にはすでに「真鶴かるた」があります。私は真鶴かるたの制作にも深く関わり、かるたの持つ力を知りました。 大人も子どもも「美の基準かるた」を通じて町の景観について常に考えるようになればと願っております。 もっと見る

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