はじめに
こんにちは。
株式会社 茶淹(ちゃえん)代表の伊藤 尚哉と申します。
今回、名古屋に新しい日本茶専門店をつくるため、クラウドファンディングに挑戦します。
つくりたいのは、ただお茶を販売するお店ではありません。
全国各地の個性豊かな日本茶と出会い、自分だけの"好き"を見つけられる場所です。
日本茶には、産地や品種、製法、淹れ方によって表情が大きく変わる、豊かな魅力があります。
一方で、その魅力に気軽に触れたり、分からないことを相談したり、自分に合う一杯を見つけたりできる機会は、まだ十分ではないと感じています。
だからこそ、日本茶をもっと身近に、もっと自由に楽しめるお店をつくりたい。
日本茶が好きな人も、これから知りたい人も、それぞれの距離感で楽しめる。
そんな新しい日本茶の拠点づくりを、ぜひ応援していただけたら嬉しいです。
株式会社 茶淹 代表 伊藤 尚哉
誰もが自分の"好き"を基準に、日本茶を楽しめるように。
日本茶は本来、誰かに正解を決められるものではなく、自分の好みや感覚で自由に楽しめるものだと思っています。
だからこそ、このお店で大切にしたいのは、
お茶を「買う」ことだけではなく、「知る」「比べる」「見つける」体験です。
スタッフとの会話や飲み比べ、ワークショップ、生産者との交流を通して、
「このお茶が好きかもしれない。」
「日本茶って、こんなに面白いんだ。」
そんな発見が自然に生まれる場所を目指します。
日本茶がもっと身近で、もっと自由に楽しまれる文化を、この場所から育てていきます。
弊社の原点となった岐阜県東白川村の茶畑
日本茶との出会いと、これまでの歩み
2016年、24歳のとき、名古屋の日本茶専門店・茶問屋で働き始めたことをきっかけに、日本茶の奥深さに魅了されました。
産地や品種、製法、火入れ、淹れ方。
同じ日本茶でも条件が少し変わるだけで、味わいや香りは驚くほど多彩に変化します。
知れば知るほど、その世界に引き込まれていきました。
2018年には日本茶インストラクター資格を取得。
鑑定試験では正答率100%で合格し、その成績と専門性が評価され、日本茶インストラクター協会支部役員(当時最年少)にも就任しました(現在は退任)。
気付けば、週末には産地を訪ね、お茶のイベントへ足を運ぶなど、仕事の枠を超えて日本茶にのめり込むようになっていました。
そんな中で出会ったのが、岐阜県東白川村の白川茶です。
山あいならではの澄んだ香りと清涼感のある味わい、そして、お茶づくりに真摯に向き合う生産者の方々に強く惹かれました。
その魅力をもっと多くの方に届けたいという想いから、
2019年、東白川村のお茶と美濃焼の器を扱う日本茶ブランド「美濃加茂茶舗」を立ち上げ、店長に就任しました。
翌2020年には株式会社 茶淹(ちゃえん)を設立し、ブランドコンセプトを「日常に、小休止を。」としました。
忙しい毎日の中で、ほんの少し立ち止まり、自分と向き合う時間を届けたい。
そんな想いから生まれたのが、新しい湯のみ「CHAPTER [チャプター]」です。
急須がなくても手軽に一杯のお茶を楽しめるように。
暮らしや仕事の中へ、日本茶が自然と溶け込んでいくように。
そんな想いで開発したCHAPTERは、国内だけでなく海外にも広がり、現在も美濃加茂茶舗を代表する商品となっています。
美濃加茂茶舗では、「日常に、小休止を。」という価値観のもと、白川茶と美濃焼の魅力を発信してきました。
一方で、活動を続けるうちに、白川茶だけでは語りきれない、日本茶の多様な魅力も届けたいという気持ちが強くなっていきました。
その幅広い魅力を、もっと自由に、もっと多くの方へ届ける場所をつくりたい。
そんな想いから、新しいブランドと店舗を立ち上げることを決めました。
もちろん、美濃加茂茶舗がなくなるわけではありません。
これからも白川茶と美濃焼の魅力を発信するブランドとして活動を続けていきます。
新ブランドと店舗は、美濃加茂茶舗で積み重ねてきた経験を土台に、日本茶の魅力を全国へ広げていく、新たな挑戦です。
リモートワーク時代の100年使える湯のみ[CHAPTER]
一人ひとりの「好き」に寄り添うために
美濃加茂茶舗を始めてから、ずっと大切にしてきたことがあります。
それは、1対100で大きく伝えることよりも、1対1の対話を100回積み重ねることです。
一人ひとりと向き合い、その方の暮らしや好みに合ったお茶を一緒に探すこと。
日本茶の正解を押し付けるのではなく、その人にとって心地よい日本茶体験を届けること。
これまで、オンラインを含め150回以上のワークショップを開催し、会員限定LINEオープンチャットでは300回以上の音声配信や相談対応を続けてきました。
また、名古屋で開催している日本茶イベント「chayoi park nagoya」では、全国各地の生産者や茶業者、お茶好きの方々とともに、日本茶との新しい出会いの場をつくってきました。
そうした活動を続ける中で、「日本茶のことをもっと知りたい」「いろいろなお茶を飲み比べてみたい」「自分に合うお茶を見つけたい」という方が、想像以上に多いことを実感してきました。
一方で、
「何を選べばいいか分からない。」
「淹れ方が難しそう。」
「急須がないと楽しめない気がする。」
「お茶屋さんに入るのは少し緊張する。」
そんな小さな不安や戸惑いが、日本茶との距離を生んでいることにも気づきました。
同じお茶でも「これが好き」と感じる理由は一人ひとり違いますし、好きになるきっかけも様々です。
だからこそ、日本茶に一つの正解があるのではなく、一人ひとりの「好き」があっていいのだと考えるようになりました。
2025年11月22,23日開催「chayoi park nagoya」(株式会社 FabCafe Nagoya/株式会社 茶淹 共催)
定期開催している日本茶ワークショップの様子
実店舗をつくる理由
これまで、オンラインストアや催事での販売、ワークショップ、イベント開催、商品開発など、さまざまな活動を通じて、多くの方へ日本茶の魅力を届けることができました。
しかし、活動を続けるほど、いつでも気軽に立ち寄り、実際にお茶を飲み比べながら、自分に合う一杯を見つけたり、暮らしに合った楽しみ方を相談できる場所が必要だと強く感じるようになりました。
イベントでご一緒する機会も多く、日頃からカフェやロースターへお茶を卸していることもあって、バリスタをはじめコーヒーに携わる方々と接する機会が数多くあります。
そんな中で感じたのが、コーヒーの世界にはバリスタという専門職が存在し、さまざまな抽出器具や味わいの評価軸を通して、その違いを楽しむ文化が自然と根付いているということです。
老舗の喫茶店も若い世代のバリスタも、垣根なく学び合い、お互いに刺激を受けながら文化を育てている姿を見てきました。
日本茶にも、お茶の違いを楽しみ、気軽に飲み比べながら自分の好みを見つけたり、分からないことを相談したりできる文化が広がっていけば、日本茶はもっと自由で、身近な嗜好品になっていくと信じています。
この店舗は、その想いを形にするための第一歩です。
日本茶を「買う」だけではなく、「知る」「楽しむ」ことを通して、日本茶文化をもっと身近なものにしていく場所を目指します。
弊社のお茶をお取り扱いいただいている店舗(焼菓子とコーヒー パーラーイムオム様)
新ブランド「茶淹 - CHAEN 」
ブランドコンセプトは、「誰もが自分の"好き"を基準に、日本茶を楽しめるように。」
このロゴでは、そのコンセプトを象徴する存在として、江戸時代に茶道具を担いで街を歩き、好きな場所で誰にでもお茶を振る舞っていた「売茶翁(ばいさおう)」の姿をモチーフに採用しました。
売茶翁は、格式や作法にとらわれることなく、お茶をもっと自由に、もっと身近に楽しむ文化を広げていました。
私たちが目指すのも、お茶を特別なものとして扱うのではなく、暮らしの中で自然に楽しめる存在にしていくことです。
また、ロゴタイプには手書き文字を採用しました。
お茶を淹れ、味わうという体験は、人の手の温もりを感じられるものです。
その温かさや親しみやすさを大切にしたいという想いを込め、あえて手書きならではの柔らかな表現にしています。
このロゴには、「日本茶をもっと自由に、もっと身近に。」という茶淹 - CHAEN の想いが込められています。

※掲載しているデザインは制作中のイメージです。
完成版ではデザインや仕様の一部が変更となる場合があります。
100種類のお茶が飲める日本茶専門店
「茶淹 - CHAEN」では、煎茶を中心に、ほうじ茶、釜炒り茶、和紅茶、和烏龍茶、抹茶など、全国各地の生産者が丁寧につくる個性豊かな日本茶を取り揃えます。
ただ「おいしい」だけではなく、その土地や生産者だからこそ生まれる個性や背景も、一緒に届けていきます。
また、急須や宝瓶、茶杯、湯呑みなど、日本茶をより自由に楽しむための茶器も取り扱います。
お茶を選ぶことも、器を選ぶことも、日本茶の楽しみ方の一つ。
そんな新しい出会いが生まれる場所を目指しています。
店舗で体験できること
100種類の日本茶を飲み比べながら、自分だけの"好き"を見つける。
それが、この店舗で最も大切にしたい体験です。
「いつものお茶と、何が違うんだろう。」
「自分の好みに合うお茶を見つけたい。」
「花のような香りや、余韻まで楽しめるお茶に出会ってみたい。」
「家では、どうやって淹れたらもっとおいしくなるんだろう。」
お茶を飲むだけでなく、淹れ方を学び、産地や生産者の想いに触れ、日本茶をより深く楽しめる機会をつくっていきます。
そうした体験を重ねる中で、お茶をきっかけに人と人とのつながりも自然と生まれていくと考えています。
詳しい人も、これから日本茶を知りたい人も、それぞれのペースで楽しみ、新しい会話や発見が生まれる。
そんな日本茶のコミュニティを、この場所から育てていきたいと思っています。
2026年度産の新茶(岐阜県東白川村)
資金の使い道
・造作譲渡費
・内装工事費
・茶器・什器・備品購入費
・商品開発・仕入れ費
・Webサイト制作費
・ブランド・パッケージデザイン制作費
・クラウドファンディング手数料
今後のスケジュール
2026年8月上旬:クラウドファンディング開始
2026年9月:新店舗工事・ブランド制作・商品準備
2026年10月以降:プレオープン(予定)/リターン発送
2026年11月上旬:グランドオープン(予定)/リターン発送
店舗の現状(工事前)2026.7.22撮影
最後に|この挑戦に込めた想い
実は、僕自身はお茶屋やお茶農家の家に生まれたわけではありません。
24歳で茶業の世界に入るまでは、急須すら持ったことがありませんでした。だからこそ、
「何が違うのか分からない。」
「どう楽しめばいいのか分からない。」
そんな気持ちは、今でもよく分かります。
僕自身も、何も知らないところから始まりました。
休日になるたびに産地へ足を運び、生産者の話を聞き、たくさんのお茶を飲み、一つひとつ学びながら、日本茶の面白さに夢中になっていきました。
気付けば、日本茶をきっかけに全国の産地を訪れ、多くの生産者やお客様と出会い、その活動は海外へも広がっていました。
でも、
一番大きく変わったのは、人生そのものです。
日本茶を通して、人と出会い、景色が広がり、自分が本当に面白いと思えるものを見つけることができました。
一杯のお茶をきっかけに会話が生まれること。
産地や生産者の想いに触れ、新しい価値観と出会えること。
そんな体験が、日常を少し豊かにしてくれることを、日本茶は教えてくれました。
だから今度は、その楽しさを届ける側でありたい。
「日本茶って、こんなに面白いんだ。」
「このお茶、好きかもしれない。」
そんな小さな発見が、
一人でも多くの方の日常に増えていけば嬉しく思います。
今回つくる店舗は、そのための第一歩です。
日本茶を、もっと自分らしく楽しめる嗜好品へ。
この想いに共感していただけましたら、ぜひ応援していただけると嬉しいです。
岐阜県東白川村 手摘み(2026.5.24撮影)
一緒にお店をつくる仲間を募集しています
このプロジェクトを通して生まれるお店は、オープンがゴールではありません。
全国各地の日本茶の魅力を届け、お客様一人ひとりが「自分の好きなお茶」と出会える場所を、一緒につくっていける仲間を募集しています。
日本茶が好きな方はもちろん、「もっと日本茶について学びたい」「新しいことに挑戦してみたい」という方も大歓迎です。
オープニングスタッフだからこそ、お店づくりにも携わっていただけます。
【募集概要】
・雇用形態:アルバイトまたは業務委託(応相談)
・業務内容:接客、ドリンク・軽食の調理、店舗運営全般
・勤務地:愛知県名古屋市千種区(本山駅徒歩10分)
・時給:1,140円(試用期間3か月)
・交通費:月10,000円まで支給
・服装・髪型自由(エプロン貸与)
・社会保険完備(勤務条件による)
【応募方法】
メール件名に「茶淹スタッフ募集」とご記入のうえ、氏名・電話番号を本文に記載し、履歴書を添付して下記までご応募ください。
担当:伊藤Mail:n.ito@chaenjpt.com




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