知っていることから、外国語がわかる
こんにちは。橋本大樹です。
私は、好きなこと、大学の専攻、仕事で身につけた知識を、そのまま外国語学習の題材にできるオンラインサービス「キュリオラング(CurioLang)」を開発しています。
CurioLangでは、学習者が興味のあるテーマを入力し、20言語から学びたい言語を選びます。関連する情報をもとに、現在のレベルに合った本文、訳、語彙、発音、練習問題が提示され、読むところから復習まで一つの流れで学べます。
目指しているのは、用意された教材に自分を合わせる学習ではありません。一人ひとりが「知りたい」と思う内容を入口に、外国語を理解できる環境です。

私自身、英語学習についていけませんでした
中学生の頃の私は、英語が得意ではありませんでした。
アルファベットの小テストで26回も不合格になるほど、教科書中心の学習についていくことができず、悔しさや劣等感を抱えていました。
変化が起きたのは、自分が本当に興味を持っている分野を通じて英語に触れ始めたときです。きっかけはマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の「ビリー・ジーン(Billie Jean)」でした。
その時から「英語を勉強しなければならない」ではなく、「もっと知りたいから英語を読みたい」と思えるようになり、学習への向き合い方が変わりました。その後、英語の成績で学年1位を取ることができました。
この経験から、外国語そのものへの関心が低くても、学ぶ内容が本人の好奇心と結びつけば、学習を始める理由を作れるのではないかと考えるようになりました。これがCurioLangの原点です。
学習者の専攻や仕事まで反映した教材は少ない
一般的な外国語教材には、基礎から順番に学べる良さがあります。一方で、扱われる題材はあらかじめ決められているため、学習者ごとの専攻、職種、業界、関心まで反映することは難しいのが現状です。
たとえば、次のような学び方を実現したいと考えています。
- 情報系の大学生が、ネットワークやセキュリティをドイツ語で学ぶ
- 経済学部の学生が、金融や地域経済を英語や中国語で学ぶ
- 観光業で働く人が、日本の観光地や接客を英語、韓国語、ベトナム語で学ぶ
- IT業界で働く人が、普段扱っている技術をアラビア語やインドネシア語で読み直す
- 製造業で働く人が、品質管理や安全管理をポーランド語やオランダ語で学ぶ
すでに内容を理解していれば、知らない外国語の文章でも意味を推測する手がかりがあります。そのため、題材の理解に追われるのではなく、語彙や表現へ意識を向けやすくなります。
CurioLangの強みは、単に「好きなこと」で学べるだけではありません。「すでに知っていること」を外国語理解の足場にできる点です。

CurioLangの学習の流れ
学習は次の順番で進みます。
1. 学びたい言語と現在のレベルを選ぶ
2. 専攻、仕事、趣味などから関心テーマを入力する
3. 関連する情報の中から学びたいトピックを選ぶ
4. 自分のレベルに調整された外国語の本文を読む
5. 訳、単語タップ辞書、文法、音声で内容を確認する
6. フラッシュカード、穴埋め、聞き取り、発話、内容理解問題に取り組む
7. 学習履歴と単語帳を使って復習する
一つのテーマについて、本文を読むだけで終わりません。理解、発音、問題演習、復習までを同じ内容でつなげることで、教材を探し直したり、複数のサービスを移動したりする負担を減らします。



英語だけではなく20言語に対応
開発段階のアプリでは、すでに次の20言語を実装しています。
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、中国語、オランダ語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、チェコ語、トルコ語、韓国語、ロシア語、インドネシア語、ポーランド語、アラビア語、ベトナム語です。
中国語以外の19言語はCEFR A1からC2、中国語はHSK1から9まで選択できます。各言語で、訳、音声、発話練習、単語タップ辞書、レベル別の文法コースを利用できます。アラビア語は右横書き、ベトナム語は声調記号を含む表記にも対応しています。
20言語という数だけを目標にしているのではありません。英語以外の言語を学ぶ人にも、自分の専攻や仕事に合った題材を届けたいと考えた結果です。

好きなテーマだけでなく、文法も基礎から
CurioLangには、関心のあるテーマを使った学習に加えて、文法を基礎から段階的に学べるコースがあります。
自分の理解度に合ったレベルを選び、まずは解説と例文で文法の仕組みを理解します。その後、問題に取り組むことで、学んだ内容を知識だけで終わらせず、実際に使える形へと定着させます。
興味のあるテーマで語彙や表現を増やしながら、文法コースで言葉の土台を整える。基礎から学び直したい方にも、曖昧だった文法を整理したい方にも、自分のペースで一歩ずつ進められる外国語学習を届けます。

構想ではなく、すでに実用段階まで実装済み
CurioLangは、アイデアだけの段階ではありません。
関心テーマからのトピック選択、20言語のレベル別本文、訳、単語辞書、音声、発話練習、練習問題、ユーザー登録、学習履歴、単語帳、復習、文法コースまで動作する試作版(MVP)を開発しました。
しかし、個人で試すMVPと、多くの方が安心して学び続けられる公開サービスの間には、まだ次の課題があります。
- 多人数利用に耐えられるサーバーとデータ保存環境
- アカウントと学習履歴を守るセキュリティ
- 20言語それぞれの教材品質の確認
- 初級者やスマートフォン利用者を対象とした操作性の改善
- 障害監視、問い合わせ対応、利用上限管理
- 大学生と社会人による継続的な利用テスト
今回のクラウドファンディングは、機能数を増やすためだけのものではありません。実装済みのMVPを、安心して使い続けられる公開サービスへ育てるための資金調達です。
目標金額と資金の使い道
目標金額は300万円です。
内訳については以下の通りです。
| 本番化開発 | 1,000,000円 |
| 20言語の品質確認・修正 | 700,000円 |
| 公開ベータ6か月の外部API原価 | 300,000円 |
| 本番環境12か月分 | 250,000円 |
| 利用テスト・画面改善 | 250,000円 |
| セキュリティ・規約の外部確認 | 250,000円 |
| 広報・支援者対応・リターン運営 | 250,000円 |
| 合計 | 3,000,000円 |
目標額を超えた場合は、言語別の品質検証、大学・法人向け試用環境、学習状況を確認する分析機能の順に充当します。

開発体制
現在は、橋本大樹を中心に企画とMVP開発を進めています。
ご支援を通じて、語学教育、教材品質、セキュリティ、利用者テストについて、必要な知見を持つ方から確認を受けられる体制を整えます。
最後に
外国語が苦手なのではなく、これまで出会った教材が、自分の関心や背景と結びついていなかっただけかもしれません。
大学で学んでいること。仕事で積み重ねてきた知識。時間を忘れて調べてしまうほど好きなこと。それらはすべて、外国語学習を始める力になります。
CurioLangが目指しているのは、誰かが決めた題材だけを学ぶ場所ではありません。一人ひとりの好奇心、専攻、仕事が、そのまま20言語への入口になる環境です。
かつて英語学習につまずいた私だからこそ、学ぶ人が「自分にも分かる」「もう少し読んでみたい」と感じられる体験を届けたいと思っています。
MVPはすでに形になっています。ここから、安心して使い続けられるサービスへ育てるために、皆さまの力を貸してください。
ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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6言語・221ユニットを改善。教材と選びやすさを見直しました
2026/08/06 00:34こんにちは。CurioLangを開発している橋本大樹(はしもとひろき)です。いつも応援していただき、ありがとうございます。本日は、直近で追加した6言語の文法コースをまとめて改善しました。対象は、タイ語(ภาษาไทย)40ユニット、ルーマニア語(Română)40ユニット、スワヒリ語(Kiswahili)40ユニット、ヘブライ語(עברית)33ユニット、ヒンディー語(हिन्दी)28ユニット、ウクライナ語(Українська)40ユニットです。合計221ユニットを確認しました。ユニット数が言語ごとに異なるのは、すべてを同じ段階へ無理にそろえず、それぞれの言語で採用している学習基準に合わせているためです。表示できる言語を増やすだけでなく、中身まで安心して学べる状態にすることを重視しました。今回、全221ユニットを「解説」「表3件」「練習8問」「全問の日本語訳」「単語をタップして意味を確認できる辞書」という共通の形に整えました。説明を読む、表で違いを比べる、問題で確かめる、分からない単語をその場で調べる、という流れで学べます。一括確認では12の項目を調べました。その結果、例文の強調位置が正しく表示されない28件、タイ語やウクライナ語と日本語の間隔が詰まっていた表示、空所と答えが合っていなかった問題などを修正しました。単語タップ辞書にも不足していた269語を追加し、今回の6言語で学習中に確認する単語をカバーしました。学ぶ言語を選ぶ画面も改善しました。27言語の一覧から探すだけでなく、入力欄へ文字を打つと候補を絞り込めます。たとえばスワヒリ語は、「すわ」という日本語の一部、「sw」という言語コード、「Kis」という現地語の一部から探せます。入力する欄と選ぶ欄を一つにまとめ、スマートフォンでも一覧を押しやすい高さにしました。キーボードの上下キーやEnter、Escでも操作できるため、マウスを使わない場合にも選びやすくなっています。教材の全数確認後は、12項目すべてで新たな指摘がないことを確かめました。これからも、追加した機能や教材をそのままにせず、学ぶ人が迷わない形へ育てていきます。CurioLangの取り組みに共感いただけましたら、2,000円の応援プラン、または一般公開前から体験できる5,000円の先行利用プランをご検討いただけるとうれしいです。お気に入り登録やSNSでのシェアも、大きな支えになります。引き続き、CurioLangをよろしくお願いいたします。橋本大樹 もっと見る
ウクライナ語を追加。27言語で「好き」から学べるように
2026/08/04 23:44こんにちは。CurioLangを開発している橋本大樹(はしもとひろき)です。いつも応援していただき、ありがとうございます。本日は、CurioLangにウクライナ語(Українська)を追加しました。好きなテーマから教材を作って学べる言語は、26言語から27言語になりました。あらかじめ用意された文法コースにも対応し、初級のA1から最上級のC2まで、全40ユニットを収録しています。学習レベルには、ウクライナの国家語基準委員会が定めた、外国語としてのウクライナ語の国家標準を採用しました。段階はA1からC2までですが、単にほかの言語と同じ形へ当てはめたのではなく、現地の公的な基準を確認したうえで構成しています。ウクライナ語とロシア語は、どちらもキリル文字を使いますが、同じ言語ではありません。ウクライナ語で使う「і・ї・є・ґ」などの文字や語彙を大切にし、似た言語の表記が混ざらないよう確認しました。発音の再生、単語をタップして意味を見る機能、練習問題にも対応しています。追加して終わりではなく、文法コースの内容も見直しています。本日はA1の全8ユニットと、A2の「過去形」から「比較」までの7ユニット、合計15ユニットを改善しました。A2には残り1ユニットがあり、こちらは引き続き確認します。今回見直したユニットでは、短かった説明を補い、語順や語尾の変化を見比べられる表を追加しました。練習問題は各ユニット5問から8問へ増やし、すべてに日本語訳を付けています。答えを覚えるだけでなく、「なぜその形になるのか」を画面上で確かめられる構成を目指しました。教材の検品方法も強化しました。例文だけでなく、選択肢、訳、解説、表まで対象を広げ、「その言語では使わない文字が入り込んでいないか」を確認します。この確認で見つかった4件の混在も修正しました。また、母語を選ぶ場所を最初の学習設定にまとめ、教材を開いたあとの画面からは不要な切り替え表示を外しました。学習中の画面がすっきりし、教材へ集中しやすくなっています。改善した15ユニットは、2種類のスマートフォン相当の画面で、表、単語タップ、発音、8問の練習、進捗保存まで確認しています。これからも、言語数を増やすだけでなく、その言語らしい教材を一つずつ育てていきます。CurioLangの取り組みに共感いただけましたら、2,000円の応援プラン、または一般公開前から体験できる5,000円の先行利用プランをご検討いただけるとうれしいです。お気に入り登録やSNSでのシェアも、大きな支えになります。引き続き、CurioLangをよろしくお願いいたします。橋本大樹 もっと見る
学べる言語が26言語に。学習レベルの見直しと辞書機能の拡張を行いました
2026/08/03 23:35こんにちは。CurioLangを開発している橋本大樹です。いつも応援していただき、ありがとうございます。本日は、ヒンディー語、タイ語、ルーマニア語、ヘブライ語、スワヒリ語の5言語を追加しました。好きなテーマから教材を作って学べる言語は、26言語になりました。文字の形が違うだけで、文章の作り方まで同じになるわけではありません。たとえば、ヒンディー語では文末に「。」とは異なる記号を使います。タイ語は単語の間に空白を置かないことが多く、ヘブライ語は右から左へ読みます。こうした違いを一つずつ確認し、それぞれの文字と文章に合った教材や問題が表示されるようにしました。今回追加した5言語は、好きなテーマから教材を作る学習で利用できます。あらかじめ用意された文法コースについては、内容の確認を重ねながら、今後の追加を検討します。学習レベルの表示も見直しました。これまでは多くの言語をA1〜C2という共通の段階で表していましたが、韓国語はTOPIK、ロシア語はТРКИ、ヘブライ語はウルパン、スウェーデン語はSFIなど、その言語が使われる国や地域の公的な基準を優先します。段階の数も無理に6つへ揃えず、実際の制度に合わせました。基準を採用する際は、機関名だけでなく、資料名、発行年、対象となる言語まで再確認しています。調べ直す中で、以前の記録にあった3件の誤りも修正しました。見つからない資料を「あるはず」と扱わず、公的な基準が公開されていない場合は、その事実を区別して記録しています。教材中の単語をタップすると意味が出る辞書も改善しました。初級では前置詞や代名詞などの基本語も確認でき、上級では文章の理解に必要な難しい言葉を優先します。また、教材や問題へ移動したときは、画面の途中ではなく先頭から表示されるようになりました。追加した5言語について、文字の向きや問題表示を含む30通りの組み合わせを確認しました。これからも、表示できる言語の数だけでなく、その言語らしい学び方と、根拠の確かさを大切にします。CurioLangの取り組みに共感いただけましたら、2,000円の応援プラン、または一般公開前から体験できる5,000円の先行利用プランをご検討いただけるとうれしいです。お気に入り登録やSNSでのシェアも、大きな支えになります。引き続き、CurioLangをよろしくお願いいたします。橋本大樹 もっと見る





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