
みなさま、こんにちは。Cultiva代表の副田大介です。
先日、皆さまのご支援のおかげで、クラウドファンディングは無事に1st Goalを達成することができました。改めて、本当にありがとうございます!
今回は、このプロジェクトを研究面から支えていただいている、本田大士技術士からコメントをいただきました。
Cultivaだけではなく、外からこのプロジェクトに関わっていただいている本田さんには、この挑戦がどのように見えているのか。
ぜひ読んでいただければと思います。
本田大士氏|技術士(生物工学)・博士(食品栄養科学)
分子生物学、オミクス、バイオインフォマティクスなどを
専門とし、企業での研究開発や大学教育、研究支援など幅広く
活動されています。
今回のプロジェクトでは、研究計画をはじめ技術面から
Cultivaの挑戦を支援いただいています。
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「このクラウドファンディングは、普通じゃない。」
今回、Cultivaさんのものづくりに関わらせていただいている本田と申します。
皆さん、1st Goalの達成、おめでとうございます!
実は、このプロジェクトは、どぶろくをリターンとして受け取るだけのクラウドファンディングではありません。
まだ世の中にないものを、支援者の皆さんと一緒に育て、醸し、未来へ残していく。そんな「共創型」の挑戦だと私は感じています。
このクラウドファンディングで、皆さんと一緒につくろうとしているものは、三つあります。
一つ目は、「どぶろくる」という新しい概念です。

米を育てる。土地を訪れる。人と出会う。その土地の水や空気、文化に触れる。
そして、そこで育った米を醸し、どぶろくとして味わう。
けれど、「どぶろくる」は、そこで終わりません。
完成したどぶろくを口にしたとき、その土地の風景や、そこで出会った人たちに思いを馳せる。いつか訪れてみたいと思う。訪れた人は、また帰ってきたくなる。そして再び、その土地から生まれたどぶろくへと戻っていく。
土地と人、造り手と飲み手の間に、ゆっくりと循環する関係を醸していく。それが「どぶろくる」という新しい文化です。
二つ目は、「酒米テロワール」の一端を解き明かすことです。

土地の違いは、米の違いになるのか。米の違いは、酒の味の違いとして現れるのか。そして、土壌や水、気候、そこに生きる微生物は、どのような役割を担っているのか。
今回挑戦する伝統製法「菩提酛」は、土地に由来する微生物の働きを、どぶろくの香りや味わいとして引き出すことができるのでしょうか。
これは、まだ答えの定まっていない問いです。
だからこそ、実際に米を育て、醸し、発酵の変化を観察し、味わいを確かめることに意味があります。
皆さんの支援によって生まれる一杯が、将来、酒文化や発酵、微生物研究における大切な発見につながるかもしれません。
支援者の皆さんは、完成したどぶろくを受け取る人であると同時に、この問いに一緒に挑む仲間でもあります。
三つ目は、「研究を応援する仕組み」です。
研究は、新しい価値や文化、産業を生み出す源泉です。
研究者としての経験を持つ造り手であれば、「なぜ違うのか」「何がこの味を生み出すのか」という問いに、真正面から向き合いたいはずです。
しかし、新しく事業を始めたばかりの造り手には、十分な研究資金があるとは限りません。
試験醸造、成分分析、微生物の解析、記録や検証には、時間も費用も必要です。
だからこそ、クラウドファンディングには、商品の先行販売を超えた可能性があります。
志を持って挑戦する新進気鋭の造り手を、社会が直接応援する。支援者とともに問いを育て、その成果を共有し、次の挑戦へつなげていく。
そんな研究支援の形を、このプロジェクトから生み出すことができたら、とても素晴らしいことだと思います。

このクラウドファンディングでつくるのは、一本のどぶろくだけではありません。
「どぶろくる」という文化。酒米テロワールをめぐる新しい発見。そして、志ある造り手の研究と挑戦を、みんなで支える仕組み。
まだ答えのない問いに、一緒に参加してみませんか。
皆さんの一口、一つの支援が、脇山の土地と人を未来へつなぎ、これまでになかった酒文化を醸し出していくはずです。
ぜひ、この少し普通ではないクラウドファンディングに加わり、一緒に脇山を「どぶろくって」いただけたらうれしいです。
本田大士
技術士(生物工学)
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本田さん、ありがとうございます!
今回のプロジェクトで私たちが目指しているのは、「土地らしい酒ができました」と語るだけではなく、なぜ違いが生まれるのかを、造りながら確かめていくことです。
1st Goalでは、まず脇山の米を使い、菩提酛という伝統的な方法でどぶろくを造るところまでを目標としてきました。
そして現在、その先にある2nd Goalとして、脇山の環境や醸造過程に存在する微生物を解析し、目には見えない土地の個性にまで踏み込むことを目指しています。
どんな結果が出るのかは、まだ分かりません。
だからこそ、この過程そのものを皆さんと共有しながら、一つずつ確かめていきたいと思っています。
引き続き、この挑戦を一緒に見届けていただけたらうれしいです。
株式会社Cultiva/Cultiva糸島醸造所
代表 副田大介



