
昨日、子どもとお台場のドラえもん展に行ってきました。
子どもから大人、海外から訪れる人まで惹きつける、強いコンテンツ。限定のドラえもんプレートは3,000円弱。子ども向けのランチとして決して安くはないけれど、現地で体験すると満足度は高い。
人を動かす商業の力を、あらためて感じました。
一方で、商業としての効率や収益性だけで考えると、人も投資も市場の大きな首都圏に集まりやすくなる。地方の企業の力だけでは、動かしきれないこともあります。
そこで大切になるのが、公共の力だと思っています。
商業と公共が混ざり合い、動き出すことで、地方の課題解決はもっと進められるのではないか。
人が訪れ、まちを歩き、お店で食べたり買い物をしたりする。その流れが、地域の仕事や経済につながっていく。
ただし、目指したいのは、経済を大きくすることだけではありません。
地域の資源を大切にし、環境への負荷をできるだけ減らしながら、暮らす人にとって心地よいまちをつくっていく。人が集まることが、自然や日常を壊すのではなく、地域を守り、次の世代につなげる力になる。そんな循環をつくりたいと思っています。
地方では、ワンデイイベントも多くあります。予算や運営の事情もあると思うし、一日だからこそ生まれる熱気もある。ただ、せっかく人が集まっても、その日だけで終わってしまうのはもったいない。
数日間、数週間と足を運べる企画や、また訪れたくなる場所。イベントで生まれた人の流れを、日常のまちなかにつなげていけたらと思います。
ミライエ長岡には、展示に使える大きなスペースがあります。学びに加えて、商業や観光ともつながる使い方ができるのではないかと感じています。
同じまちなかにある、市民協働の拠点・アオーレ長岡。そこにミライエならではの役割が加わることで、まち全体でできることも広がるはずです。
公共として、広く市民に開かれていること。商業として、人が訪れたくなる魅力をつくり、事業を続けていくこと。そして、環境や地域の暮らしに配慮しながら、無理なく続けられる仕組みにすること。
その両方をどう成り立たせるか。まだまだ正解はないかもしれませんが、これからの地方にとって、ものすごく重要なことだと考えています。
僕らのお店だけが賑わえばいいとは思っていません。
新潟に、長岡に、まちなかに人が訪れる。その人たちが、周辺のお店や地域の食、生産者にも出会う。地域でつくられたものを地域で楽しみ、必要なものを大切に使い、無駄を減らしていく。そんな流れをつくりたい。
ただ観光客を増やせばいいわけでも、僕らだけが目立ちたいわけでもない。暮らす人の日常や環境も大切にしながら、観光や経済につながる、地域に必要なことを選んでいく。
成長することだけを目的にするのではなく、地域の豊かさを守りながら、できることを少しずつ増やしていく。人が訪れること、商いが生まれること、環境に配慮することが、別々ではなく一つの循環になることを目指したいと思っています。
ミライエ長岡には、その可能性があると思っています。そして、その中に生まれるBIG HANDS MARKETで、僕らもその一端を担いたい。
商業と公共を混ぜる。環境と地域の暮らしにも目を向けながら、その可能性を、実際の事業として形にしていく。
だから僕は、ここで挑戦しています。



