西原農園の西原幸一です。本日も皆様からの温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
◆生姜の「緑の列」が美しく整いました
昨日から続いていた生姜畑の雑草刈りですが、本日無事に、ほぼ一段落を迎えることができました!
お写真を見ていただけると嬉しいです。あんなに生い茂っていた雑草がきれいに刈り取られ、私たちが大切に育ててきた生姜の青々とした葉が、まっすぐきれいに並んでいる姿が見えるようになりました。遮るものがなくなった畑に心地よい秋の光が差し込み、生姜たちもどこか気持ちよさそうに風に揺れています。
連日の手作業は体にこたえましたが、こうしてきれいに整った畑を見渡すと、そんな疲れも一きに吹き飛ぶような清々しい達成感でいっぱいです。
雑草を刈り落としたことで、これからは太陽の光が遮られることなく、生姜の葉一枚一枚にダイレクトに降り注ぎます。収穫までの期間、生姜たちは光合成をフルに行い、そのエネルギーを土の中の「塊茎(生姜の根の部分)」へとどんどん蓄えていきます。
◆ 【10月からの仕上げ】佐賀の資源を活かした「じゅんかん葉面散布」
そして畑が一段落した10月からは、西原農園の真骨頂である「農芸化学」と「じゅんかん農業」の最先端の試みがスタートします。
収穫に向けて生姜のポテンシャルを最大限に引き出すため、毎週1回、生姜の葉へ直接栄養を届ける「葉面(ようめん)散布」を行う計画です。私たちが散布するのは、ただの肥料ではありません。
- 佐賀市下水処理場の「処理水」(※国土交通省も推進する下水道資源の農業利活用「ビストロ下水道」の一環です)
- 米のとぎ汁から育てた「乳酸菌液」
- 旨味と栄養の元となる「アミノ酸液」
処理水に乳酸菌液とアミノ酸液それぞれ500倍に希釈し、ブレンドして畑に撒いていきます。生姜の葉は、表面からダイレクトに栄養や微生物を吸収する力を持っています。乳酸菌は葉の表面を健やかに保つバリアとなり、アミノ酸は光合成の力を劇的に高めて生姜の旨味とコクを引き出します。そして、佐賀の豊かな下水処理水には、植物の成長に欠かせない微量元素がたっぷり含まれているのです。
私が佐賀県庁の下水道課長時代に深く関わった「じゅんかん育ち」の技術と、大学で学んだ農芸化学の知識。そのすべてが、この生姜畑でひとつの「命の循環」として結実します。
この徹底的なこだわりが、冬の身体を芯から温める「ショウガオール(熱産生を促す成分)」たっぷりのシロップやパウダーへと姿を変えます。最後の仕上げも科学の力を信じて徹底的にこだわってまいります!
大きな作業が一段落し、ここからは収穫に向けた細やかな管理に入ります。
ネクストゴール達成に向けて、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
西原農園 西原 幸一



