いわゆる「面貸し」と呼ばれる、スタイリストが自分のお客さんと一対一で、パーマ・カラー・シャンプー含め、全てを一気通貫で行う営業スタイルと、
アシスタントを使いながらトップスタイリストが複数人を同時進行で担当するスタイルとでは使い方が変わるのですが、
①面貸しであれば特にカスタマイズする必要はありません。基本的に0か1か(予約ありかなしか)です。
0ならその日時は「ヒマ」というスイッチに反応し、空いている候補として表示されます。
お客さんへのアプローチとしては、LINE内に予約用アカウントを作り、そのURLを名刺にQRコードで記載したり、メールやSNSで共有し、「予約はこちらから」を記載する形です。
後は、当日のメニューや顧客情報、会員番号などをbotに聞いてもらう感じですね。
一点気になるところとしては、カラーやパーマの場合、二時間や三時間かかることもあると思うので、予約を承ってからカレンダーの内容を美容師自身で、都度変更する必要がありそうです。
②一方、後者の場合、同時刻に複数人のお客さんを対応するということですから、0か1では判断出来ません。1の場合でも2や3…の可能性があります。しかも、メニューによって施術時間にバラつきがあると思います。
ここはかなり人間的な判断力が必要になってくるかなと思っておりまして、最初のシステム構築段階で、ある程度プログラムしておく必要がありそうです。
従って、ここはヒアリングをしてカスタマイズをする必要がありそうです。
③蛇足ですが、①②は一人の美容師を対象にしていますが、例えば、店舗単位で(=スタイリストが複数いる中で)導入しようとする場合、担当の振り分けという考え方が発生するので、更にややこしくなり、こちらに関してはまた改めてご説明していきます。