
ご支援いただいている皆さま、ありがとうございます。
今日は、宇土で日ごろ太鼓を打っている3つの団体と、地震のあとの活動の様子をお伝えします。
宇土天響太鼓
宇土雨乞い大太鼓保存会が組織されたのは平成2年(1990年)。その2年後、後継者を育てることを目的に発足した青年部が、現在の宇土天響太鼓です。
市内に現存するすべての雨乞い大太鼓の復興と継承、そして新しい文化の創造を目的に掲げています。構成は、宇土市民および市内に勤務する中学生以上50歳未満の方。世代の幅がそのまま、太鼓が受け継がれてきた道筋になっています。
通常は毎週火曜日の夜、宇土市民会館で練習を重ねてきました。
太鼓芸能集団「紬衣」
2014年に結成した団体です。現在は10代から30代まで12名が所属しています。
国の重要有形民俗文化財である宇土の雨乞い大太鼓の響きを受け継ぎながら、新しい作品の創作にも取り組んできました。2016年にはイギリスのエディンバラ・フェスティバル・フリンジで最高評価の「★★★★★ OUTSTANDING」を受け、2019年にはフランスのアヴィニヨン演劇祭に参加。これまでイギリス、フランス、ベトナム、インドネシアの4か国で公演を行っています。
宇土の太鼓は、宇土だけのものではなく、世界に届く音だと考えています。
宇土高校和太鼓部「鼓」
熊本県立宇土高等学校の和太鼓部です。2000年、高校創立80周年の式典で、雨乞い大太鼓保存会から有志が技術を習い、大太鼓を披露したことがきっかけで生まれました。
毎年6月には、宇土市民会館で引退記念演奏会を開いています。2時間の公演を、企画から運営まで部員自身が手がけます。
卒業後も宇土の太鼓に関わり続けている先輩が数多くいます。この部から、天響太鼓へ、紬衣へと進んだ打ち手がいます。宇土の太鼓は、こうして世代をつないできました。
いま、どこで稽古をしているか
天響太鼓と紬衣は、これまで宇土市民会館の舞台を稽古場としてきました。
その舞台が、地震の被害で使えなくなっています。
いまは規模を縮小して、なんとか稽古を続けている状況です。太鼓をメンバーの車に積み込み、その日に借りられた会場へ運ぶ。場所は日によって違います。市民会館を使える日も、舞台ではなく2階の会議室です。太鼓を毎回2階まで上げて、終われば下ろす。それを繰り返しています。
楽な状況ではありません。それでも、宇土から太鼓の音をなくさないために、特に若い世代が元気に動いています。
それでも、前を向いて
地震の影響で、今年の演奏はいったんほとんどがなくなりました。
そうした中でも、地震のあとの宇土の町を太鼓を打ちながら歩く「うとあるき」を実施しました。宇土太鼓祭では、大太鼓の里帰り公演を予定しています。
止まってしまわないように、できることから動いています。11月21日の大太鼓フェスは、その積み重ねの先にある一日です。
当日は、この3団体を含む市内外の団体が、それぞれの太鼓を打ちます。
残り7日となりました
現在、51名の方から543,000円のご支援をいただいています。目標100万円に対して達成率54パーセント、10月10日(土)23時59分までの募集です。
宇土で太鼓を打ち続ける人たちのために、引き続きお力をお貸しください。
宇土大太鼓フェスティバル実行委員会
クラウドファンディング担当 高田大介



