このクラウドファンディングを始めるにあたって、リターンをどうしようかとプロジェクトメンバーで話し合った時、真っ先にあがったのが『引退した鯉のぼりで作ったあずま袋』でした。この『引退した鯉のぼりで作った』グッズは、市東地域15町会共創プロジェクトの活動から生まれた市東地域ならではのグッズです。
市東地域の宝『瀬又の鯉のぼり』
市東地域といわれれば真っ先に重い浮かぶのは『瀬又の鯉のぼり』なのです。毎年4月~5月に瀬又清流会のみなさんが村田川にあげるおよそ120匹の鯉のぼり。丁度、桜の季節から始まり、ゴールデンウィークまで続きます。村田川に鯉のぼりがあがると、多くの人が見物に訪れ、瀬又周辺は多くの人でにぎわいます。また、市東地域唯一の小学校、市東第一小学校では、毎年入学式の後に、1年生と6年生がいっしょに鯉のぼりをあげるイベントも行っています。
市東地域に住んでいる私達にとってはまさに「地域の宝」。ずっと大切にしたい市東地域の風景の一つです。
一時は存続が危ぶまれた時期も
『瀬又の鯉のぼり』は、今から30年ほど前に、最初はわずか5匹の鯉のぼりを村田川にあげたことから始まったそうです。そして鯉のぼりがどんどん増えて今の数になったそうです。
コロナ禍では中止の年が続き、鯉のぼりをあげていた皆さんも次第に高齢化が進むなど、存続が危ぶまれていた時期がありました。そんな中で、この地域の宝を是非とも存続させてほしいと、私達、市東地域15町会共創プロジェクトでは、プロジェクト発足当初からメンバー有志が鯉のぼり上げに参加、協力してきました。
日々の見回り補修や年に数度の草刈りも
『瀬又清流会』のみなさんが行っているのは、単に鯉のぼりの上げ下げだけではありません。鯉のぼりが上がっている期間は毎日点検し、不具合があれば直します。強風にあおられて破れた鯉のぼりを交換したり、時には支柱を直したり。
また、鯉のぼりをあげる村田川の河原の草刈りも年に数回行っています。私達プロジェクトメンバー有志も年に数回の草刈りを含め作業に参加しています。村田川を泳ぐ鯉のぼりは、そんな『瀬又清流会』のみなさんの日々の様々な作業に支えられているのです。
引退した鯉のぼりをなんとかしたい
毎年、風であおられて破れる鯉のぼりがいくつか出てしまいます。破れ方が軽微であれば、補修してまたあげ直していますが、時に補修することが出来ないほどに破れてしまうことがあります。そうなると引退せざるを得なくなります。
そういった引退した鯉のぼりが毎年少しずつ溜まり、処分に困っていました。そこで、引退した鯉のぼりをバッグなどのグッズにアップサイクルしたらどうか?というプロジェクトメンバーの発案により、『鯉のぼりアップサイクルグッズ』が出来ました。これらは『十五や』で販売し、人気の商品となっていました。
村田川を元気に泳いでいた鯉のぼりが形を変えて皆様の元へ
リターンにある『引退した鯉のぼりで作ったあずま袋』や『引退した鯉のぼりで作ったトートバッグ』は、かつて村田川を泳いでいた鯉のぼりだったもの。その村田川を泳いでいた鯉のぼりも、かつては各家庭で子供の成長を願ってあげられていた鯉のぼりです。
子供の成長を願って各家庭であげられていた鯉のぼりがやがて村田川を泳ぐ『瀬又の鯉のぼり』となり、引退後は形を変えて『十五や』の復活のリターンとしても私達を応援してくれています。皆様のお手元に届きましたら、そんなストーリーも思い出して末永くお使いいただければと思います。



