『改装』といっても直すより、いらないものをとって片づけたり、掃除したり。 今はそんな作業の繰り返しです。 土壁なので配線が丸出し。ぐるぐるぐるぐる家中を通っていたコード。 テレビのコードや玄関から台所まで延びていたコードをはがしたらだいぶすっきり。 本来の、家を建てた当時の姿に近付いた気がします。
今日は5月2日。八十八夜ですね。 ここ静岡市はお茶の産地として有名ですが、中でも岡部町は「玉露(ぎょくろ)」の日本三大産地です。 GWは毎年お茶の収穫が始まる頃なので、静岡の茶農家の方々は大忙しだと思います。 ところで、私たちが古民家と出会ったのはちょうどこの季節だな、と思い写真を見返していたら、初めて家を見に行ったのは4/30でした。 もう1年も経ってしまった…! そして、この写真は私たちが初めてこの家と出会った日の二階の畳(のカビ!) 雨で湿った畳にカビが生えて、もう少し遅かったらほかの部分もいろいろ腐り始めていたでしょう。 救われたのは、この畳が昔ながらの”藁”で作られた畳だったこと。 表面だけい草が張ってあるような畳だったら、水分を吸って重たくなっていただろう、とのこと。 土壁もそうですが、昔の家は湿気を吸ったり吐いたりしてくれる天然素材たちが、家の中の湿度をちょうどよく保ってくれているんですね。 腐っているものを早くどかさなっくちゃ、でも捨てるのは大変だ、ということで、私たちが思いついたのは農家の方にもらってもらうこと。 藁の畳は良い肥料になるとのことで、静岡市足久保のお茶農家の方に引き取って頂きました。 28畳分の畳たちが、今年のお茶の出来栄えにいい影響をもたらしてくれていることを願います。
本日、無事、目標金額の50%を超えることが出来、5月初めから良いスタートをきれました! パトロンの皆様、本当にありがとうございます。 皆様からのご支援、メッセージ、とても勇気づけられます。 昨日は、CAMPFIREのインターネット番組:6限目のタガワ マコトさんの授業をスクーで初受講していたら、なんと!うれしいことに、タガワさんの気になっているプロジェクトに、私のプロジェクトを挙げていただきました。 そのおかげでしょうか、数名の方からご支援も頂くことが出来ました。 タガワさんが毎日活動報告を見ていただいているということで、もしかして更新しすぎかな…などと少し迷いが出ていた活動報告を、続ける気になりました!ありがとうございます。 SUCCESSされた大先輩に続きたいものです。 タガワさんのプロジェクトはこちらです→http://camp-fire.jp/projects/view/704 残すところ33日。 引き続き、皆様からのご支援お待ちしております。 よろしくお願いいたします。
60年前の新築当時、家には台所がなかったのか…?裏に別宅があったのか…? 古民家の水回りは、あとから新しく付け加えられたであろう簡易な小屋のような部分にありました。 小さな居間と簡易なキッチン、脱衣所のない小さな風呂場、少し離れた外にあるトイレ… 残念ながら今の生活には少し不便なので新しく作りかえることにしましたが、この水回りが入っていた広さ6畳ほどの小屋の天井は、台所として使われていただけあって、いい感じにススけていたので、柱や梁をそのまま残すことにしました。 大工さんには、作り直しちゃった方が簡単だけど…と言われたけれど、この家の歴史を少しでも思い出せるように残したいのです。(予算の問題も少なからず) 天井も低いので不便かもしれませんが、残してよかった、と思えるような改装ができるよう頑張ろうと思います。
ミニリースとお正月飾りの制作はまだまだ先のことになりますが、今ドライフラワーの小さな作品を作っています。 ドライフラワーと言っても、花だけではなく木の実や羽根、貝殻なんかも使って。 永遠に持つものではないのですが、生花より長い期間楽しむことができる素材たち。 古民家や私の製作する家具にも通じることですが、やっぱり自然素材に惹かれます。 ドライフラワーで生活の中に彩を添えて欲しい。 そんな想いから、リターンにも入れさせていただきました。 ひとつとして同じものがない、すべて手作りです。 ご支援頂いている方は、楽しみにお待ちください。