くよーなーら(シマムニ 島言葉で挨拶の言葉)
私は東京で生まれ東京で育った生粋の八重山人(笑)である杉 時光と申します。
53歳のおっさんです(笑)(笑)(笑)
このほど御客様に喜んで頂く事、地域に貢献することを旨とするイタリアの大衆食堂と物販販売、テイクアウト事業の総合施設を立ち上げる事に致しました。
このプロジェクトで実現したいこと
私の暮らす石垣島は御存じの通り観光を主幹産業とする島です。皆様と同じくコロナ禍ににより観光業、宿泊業、飲食業、これらにまつわる産業が大打撃を受け続けています。
そこで私が持つ今までの経験や知識を持って新規店舗を立ち上げる事により庶民的なイタリア郷土料理を島の食材を使って作り(地産地消)そしてイタリアの食文化を知って頂くと同時に作り方や、食材の合わせ方を公開することで、同業者である島の多くの飲食店の方に見たり真似たりオリジナルを作って頂き活性化の一助をしたい、そしてコロナの影響で出荷できず破棄されている島の食材を出来るだけ私達の力で無くしたい。1次産業を助けたいと言う強い想いがあります。観光の方にも石垣島でしか食べる事の出来ないレストランにして地産地消のフロントランナーを目指し石垣島の価値を上げる事を致します。
またもう一つの大きなテーマとして都市部のような社会的弱者、赤ちゃんや御年寄を嫌うようなレストランではなく、親子三世代が一緒に食事を楽しみ人生の大切な時間と記憶を重ねるお手伝いをしたいと思っています。そして将来的には御店を見た時に家族の記憶がよみがえるような御店にしたいと願っています。
更に石垣島を含む沖縄の食材でしか作る事の出来ない本国イタリアのレストトランで実際に使われる商品を作り販路を拡大することで、同じく石垣島の1次産業の活性化を図り、地域経済の底上げをしたいと思います。
最後に大学や専門学校のない石垣島の地元若者の流失を、地元の食材の可能性を知って頂き誇りに思ってもらい接客業や飲食業に興味を持ってもらい流失を止めるだけでなくUターン含め増やす一助をしたい、更に次世代に種を撒き未来につながる教育をさせて頂きたいと思っています。
以上が主な私が実現した事です。
私たちの地域のご紹介
日本の最南端である八重山諸島、那覇から飛行機で南西に400Km(東京⇔大阪と同じ)離れた南の楽園石垣島。3月の中旬には気温26度を超えて海開がされ輝く季節がやってきます。
多くの方が石垣島の離島ターミナルを起点に更なる離島へ向かい、大いなる自然と景色を求めて訪れています。
確かにそんな旅も素敵なのですが、実は石垣島にもまだまだ知られていない素敵な自然や景色、更には決して本州では食べる事の出来ない素晴らしい食材が溢れているのです。しかもかなりイタリアに似通った食材も日常で使っているのです。
例えばイカ墨、スクガラスはほぼアンチョビ、生のハーブ、あまり知られていませんが旬の輝く太陽の日差しで育ったトマトは格別です。鮮度の良い魚は勿論の事、豚肉、鶏肉も地元で作り鮮度は抜群です。そして完熟で鮮度の良い南国フルーツはここでしか食べる事の出来な唯一無二です。
是非是非それらを五感で堪能するために島へ訪れてください。
プロジェクトを立ち上げた背景
初めて八重山諸島に訪れほれ込んだ結果30年以上にわたり毎年訪れるように成りました。
東京で大手飲食会社に勤め(勤務会社)イタリア料理を初期に日本に持ち込んだ会社の1つである事から職人が多く在籍し多くを学ばせて頂きました。
趣味を仕事にすると嫌いに成るかもと接客を生業としていましたが20代後半くらいから、いつか自分の店を持ちたいと想いを募らせていました。
そんな私がきっかけを得て、退路を断ち石垣島に移住し、小さなお店を2020年7月に開業しました。
名前は尊敬する祖父(岩手県在住歴)の愛して止まない宮沢賢治の作品から頂いた
B・M・O【Un Bar con molti ordini】注文の多い料理店
としました。この名前にした理由に私の想いをこめています。←タップして頂くとご覧になれます。
2020年7月から2021年1月まで地産地消を旨として営業しておりましたがコロナウイルスの蔓延から沖縄県独自の緊急事態宣言発出により時短要請が出たこと、八重山諸島は多くの御年寄りがいらっしゃることとコロナ専用の病床が10床程しかない事から、当店は時短ではなく休業を選択し緊急事態宣言が解除されるまで続けておりました。
本当は3月に営業再開しようかと思っていたのですが第4波の襲来で休業せざるをえず出張シェフを友人宅や障害者支援グループホーム等で細々として現在に至ります。
そんな中、料理を作り続けるために市場に向かい多くの規格外の野菜を扱っていると、自然溢れる島ならではの虫食いや、見映えが悪く、不揃いの物、大地と強い太陽のお陰で巨大化した野菜など個性的な物ばかりでしたが、そんな事を吹き飛ばすようなあまりの美味しさに目を見張りました。
また同時に周りを見渡すと、その食材を丁寧に使って生かしきっている街場のレストランが島にあまり見当たらない事と、表現しかたの不器用さから美味しさや特徴が伝わらず埋もれている物がたくさんある事に気付き、地域の為に私ができる事がある喜びと、島の無限の可能性を日に日に強く感じるようになりました。
確かに休業移転については本意ではない部分もありましたが、旧店舗ではコロナが落ち着くまでの腰掛と思っておりましたので良いきっかけを頂いたと思っております。よって私は寧ろ背中を押して頂いたと感じ感謝すら致しております。
このような経緯とblogに綴りました強い想いからコロナにも災害にも強い事業、御客様に安心と安全を可能な限り担保し、家族みんなが笑顔に、そして地域の方々が笑顔に、ここにしかない美味しさと、素敵な人生の記憶をとして、家族の歴史の一ページとして存在させて頂く食の総合レストランを作りたいと願いクラウドファンディングを立ち上げさせて頂きました。
これまでの活動
沖縄県石垣市石垣にてワンオペレーションのイタリアンレストランを開業しました。
半年間の営業なれどコロナ禍にありながら2020年10月に緊急事態宣言東京解除の直後は市民が自粛に入り一時売り上げは多少落ちましたが、それでも増収増益をいたしました。
また加工商品の試作として通常営業の中で本物のイタリア料理で使うソース、ジャムを島の規格外の野菜やフルーツで圧倒的な低価格作ることができ、同時に召し上がって頂いた地元の方々には大変喜ばれ、リクエストを頂くようになり自信にも成りました。
例をいくつか御見せ致します。
左上から
★島カボチャのフリットバルサミコのマリネ島ローズマリーの香り 400円
★島産ビンチョウマグロと島野菜のタルタル 700円
★島魚の甘酢付けサオール(ヴェネツィア郷土料理) 700円
★島パプリカとモッツァレッラのサラダ仕立て 600円
★島マグロと島バジル、シークァーサーのロトロ(北イタリア郷土料理) 600円
★島野菜の前菜盛り合わせ 800円
★島シビマグロのラビゴット、バルサミコソース 700円
★島産マンゴーとモッツァレッラのムース、生ハムと共に 600円
★島トウモロコシのムース 400円
★島魚グルクマのベッカフィーコ(南イタリアの郷土料理) 750円
★島人参と自家製ドライマンゴーのラぺ 400円
★島唐辛子と島パプリカ、シークワーサー、黒糖のジャム、グラナパターノチーズと共に 850円
★島カボチャの自家製ニョッキ 650円
★牡蠣のリゾット、フーチバー、ハママーチ(両方ともヨモギ)を添えて 1100円
★ガザミとフレッシュトマトのペペロンチーノ 800円
★自家製オリキエッテと蛍烏賊の島バジルを使ったジェノヴェーゼ 1000円
★グルクマ(島の小型サバ)のグリルと栗のリゾット 1000円
★自家製ピチと鰯、島産生フェンネルをふんだんに使ったシチリア風 1000円
★島魚をグルクマ、チヌ、カンパチを使ったカルパッチョ真ん中左は林檎のコンポートを乗せました
全て700円
★イタリア風ラフテーのソテーモスタルダソース(島産パインとマスタードを合わせた北イタリア郷土料理)
★島豚のアリスタ(イタリアの焼豚) 800円
★尖閣沖で取れた鰹の厚切りレアステーキ 700円
★島白いかのイカ墨スパゲッティ 1000円
★島産完熟トマトの冷製カッペリーニ 650円
★西表島産猪のラグータリアテッレ、栗と共に 1100円
★島産カジキマグロのコンフィ、プッタネスカソース 1200円
★島バナナと生チョコレートのセミフレッダ 500円
★グァバとマンゴーのシブースト 500円
★島産落花生のジーマミーパンナコッタ、フルーツを添えて 500円
このようになるべく地元食材を使い伝統的なイタリア料理を作ってきました。
また縁側のような店を作りを目指していた事から、旧店舗では御子様同伴利用可とし、小規模な御店である事でディナータイムに島ならではの子沢山な地元ご家族のご利用も多くありました。
また料金につきましてはにカジュアルに使って頂きたいことから(他のイタリアンは敷居が高い)、ワンオペレーションにより料理の価格設定を極力下げ、ワインについても他店と比較し3割から半額程度安価にしたことで(前職比較)利用客の9割は地元の方々で安定した収益を得る事ができました。
皆様に仰って頂いたのは、街の居酒屋に行っても変わらない料金で美味しく、見たことのない料理が出てくると大変喜んで頂き、島特有の『もやい』を当店でして頂けるなど嬉しい事が多々ありました。(新規店舗でも極力価格維持)
ワインの仕入れについては八重山に来るきっかけとなった小浜島『はいむるぶし』の元サービスマンであった旧知の友人が独立し沖縄本島、名護市でワイン店を営む
とうまワイン店よりイタリアで高い評価を得ているワイナリーの上質なワインを仕入れています。
資金を必要とする理由について詳しくはblogに書きましたのでこちらをタップして頂いて、短く説明すると以前、部下や新人を守るために戦ったのですが若さから不器用なやり方に成り報復人事から心を壊して治療に4年かかり家族と収入、仕事を失い、その間生活の為に借金をしてしまい、最近やっと完済しました。
そしてきっかけを得た今、再び立ち上がるべく石垣市の商工会と沖縄振興開発金融公庫にご相談させて頂くと、私のやろうとしている事にとても共感頂き、アドバイスも制度も教えて頂いているのですが、一番のネックは自己資金でした。
そんな理由からクラウドファンディングを使わせて頂いて、皆様のお力をお借りしたいと行動させて頂きました。
資金の使い道・実施スケジュール
現在まで石垣市にて間借り営業をしておりましたが、時短要請協力金不正受給をオナーにされてしまいトラブルにて書面上は営業している事に成っていますが休業を継続し出張シェフにて収入を得ています。
石垣島は営業許可を得るためには東京都違い食品衛生管理者の免許があれば得る事ができます。
先に申し上げるべき事は、最初に開業した場所には店舗としての調理機器含めほぼ無かった為に自己資金約250万円にて最低限の設備を用意し営業を始めました。
集まった資金の使い道について
現在石垣市の商工会と沖縄振興開発金融公庫の方々にご相談い頂きコロナ関係の補助金として、事業再構築補助金の申請に向けて事業計画書を作成し、大枠では高評価を得ています。
現在の一番の問題は自己資金です。実店舗のコロナの影響による現在までの休業(2021年1月初旬沖縄県時短要請による)と私が被害者となった公的資金受給トラブルにより自己資金がほぼ無い事から計画は評価されど実質認定機関からほぼ100%却下されます。
また事業再構築補助金が今までにない規模の補助金であるために、事業計画書は出来るだけ個人としては大規模な計画に意図的にしました。
以上の事から皆様にご協力頂けました暁には、更に商工会及び公庫の方とご相談をさせて頂きながら、金額によってはこのまま正書して申請し、また少額でも計画の規模を小さくし【事業再構築補助金】もしくは【日本政策金融公庫および沖縄公庫による新型コロナウイルス感染症特別貸付】を活用させて頂き、新規開店を目指します。
つまり資金につきましては、最初は自己資金とさせて頂き、認可され貸し付けを受けた後には、皆様の為になる、災害が起こった場合に食材を長期間ストックできて、炊き出しが出来るように、また空調の効いた避難場所に成れるようにするための持続可能エネルギーの1つ太陽光発電と蓄電池のシステム購入に使わせて頂きます。
また申請規模が小さくなった場合は、家族で楽しんで頂きたいテーマから、やはり御客様と地域の方の為に授乳室の建設費用に使わせて頂きたいと思っております。
重ねて皆様のお力をお貸しくださりますよう宜しくお願い致します。
立地条件と致しましては、地域の方々が使いやすい様に市街地から、代行サービスを使って1000円以内の場所で、津波の影響を受けない場所と考えています。現在報道にも出ていますが石垣島の地価が少し落ちはじめ、空き店舗や土地が出始めています。現在で言えば市街地近くの産業道路わきの120坪の土地が出てきていて条件が合えばそちらにしたいと思いますが、公的資金の受給までの期間が不透明なために出来ずにいます。しかしながら前記した通り条件に合う場所が選べるようになってきているので進捗により随時ご報告いたします。
スケジュールについては上記事業計画書に沿って進みたいと思います。
都度都度進捗については随時ブログにアップして御報告させて頂きますのでご覧頂けましたら幸いです。
リターンのご紹介
些少で大変申し訳ございませんが、食事券をご用意させて頂きました。
チケットは3種類ご用意させて頂きました。
ご支援2000円~1万9千円までの皆様には
【パスタ2名様orDolce(デザート)&カフェ2枚様のサービス券】
ご支援2万円以上の皆様には
ご支援2万円につき1枚
【2千円分のランチセット2名様もしくはディナーコース1名様、またはイタリアで沢山の受賞歴のある新進気鋭のワイナリー【ファルネーゼ】のワイン4千円相当を1本を無期限で使えるチケット】
にて差し上げます。
2万円以上のチケットのご使用は1度に複数枚も可能と致します。2万円以上のご支援様はチケット2種よりお好きな方をお選びください。違うチケットを混合しても構いません宜しくお願い致します。
また、ご利用は食材調達がございますし、場合によっては先の御予約で満席もあり得ますので御予約をお願い致します。営業再開の折にはご支援いただいた地元の皆様、コロナが明けて八重山にお越しの皆様、是非是非お越しください。可能な限り店主がご挨拶に伺おうと思います。
最後に
今回の大災害であるコロナウイルス感染拡大である意味多くの事を考え直す機会を得たと私は思っています。
現代の便利さから1人でも生きていけると、人との関わりを極力減らしてしまった方々が孤立し苦しんでおられると報道され、一方で民間での助け合いが自然発生的にたくさん出てきて人の優しさ温かさも同時に報道されているのを見るにつけ、人との関わり、そして助け合いという昔日本ではごく当たり前にあったことが大切であることを今更ながら再認識させて頂いています。
また違った側面から、現代の日本における都市部一極集中により、コロナ感染症のような災害がおこると人口密度が感染拡大のリスクを上げて、更にロックダウンせざるを得無くなれば都市部の機能が停止し、たちまち地方も大打撃を受ける現状を鑑みてもリスクヘッジとして都市機能含め人口分散が新しい時代には必要と感じます。
合わせて都市部集中により都市部生活者の生活コストが上がった上に格差社会も合わさり結婚したくてもできない、共働きで子供を作る選択を諦める事実が報道され、更には社会的不寛容から待機児童は相変わらず減らず、子育ての環境の悪化、と合わせ理由が出生率減少を引き起こし人口減少を止める事ができない現状にあります。
人口右肩上がりの前提で作られた制度ままが多く残る日本は現在危機的な状況に陥って、厳しい現実が未来にある懸念を私は感じています。
更にコロナ以前から、良い学校に入り良い企業に勤める事が唯一の価値であると言う現代の風潮から、たかが進学、たかが就職に失敗しただけで引きこもり若年層のニートが3万人以上いるとされる報道をみても、なんてもったいないと思ってしまいます。
以上の事を総合的に考えても国の体力のある今のうちに地方ができる限りにの独立採算モデルを作る事が日本の未来を明るくするのではないかと言う思いが根底に私の中にありました。
色々ごちゃごちゃ小難しい事を言いましたが、私が全て解決するなぞど大それた事は思っていません。
また出来たとしても多くの方の助けがなければできない事ですし相当な努力の上相当な時間が必要であることも理解しているつもりです。ですから私にできる、ほんの少しの一助ができればと願っています。
その上で新しい御店で目指す方向は簡単に言えば近江商人の経営哲学のひとつ
『三方良し』
(商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる )
と言う概念をもとに地域の方々と一緒に石垣島ならではの価値を作り上げ、皆が笑顔に成る地域に根差した店舗を作り、同時にこの店が起点となり多くの可能性を作り出す事と次世代に多くの種を撒き、引き継がれていく事業を皆様のお力を借りて達成させたいと思っております。
今の時代信じて頂くことはなかなか難しいと思っておりますが、どうかお力をお貸し願いたく宜しくお願い致します。最後に新店でのワインメニュー原案を御見せして失礼致します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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