ファーストゴール 200万円を達成しました!

皆様からの支援のおかげで最初の目標である200万円を達成いたしました。
ご支援いただいた皆様本当にありがとうございます!
社員一堂、心より感謝申し上げます。

夢の実現のためにもネクストゴールとして350万円を目標に頑張っていきます。
次の目標で達成した資金を必要な備品の購入や讃岐うどんの試作品作りに活用します!!

〜〜〜


香川の郷土食「讃岐うどん」に欠かせない魚介のいりこだしと小麦粉のうどん麺
それが理由で讃岐うどんを食べられない人が実は世界の約1/3(約27億人)います。
「早い、安い、うまい」讃岐うどん店も物価高騰などの影響で店舗数は全盛期の半分以下になるなど、様々なギャップが。

だったら、今までの当たり前を変えて新しい讃岐うどんを提供したい。
目指すのは、植物由来の原料のプラントベーススープと米粉で作られたグルテンフリーの麺による讃岐うどん。

ヴィーガンの方も小麦アレルギーがある方も、世界中のより多くの人が讃岐うどんを楽しめるお店を瀬戸内海が一望できる場所に作ります。



◆初めまして

はじめまして、「村上モリロー」と申します。

僕は、香川県高松市の牟礼町という海沿いの街で、地域や企業、お店などのブランディングや広告デザインなどを軸にしたクリエイティブカンパニーを営んでいます。
そんな僕たちが、今回なぜ「讃岐うどん店」を始めるのか。その経緯などをお話ししたいと思います。

最後までお付き合いいただけますと幸いです!

会社HP:



◆きっかけは、息子のアレルギー

うちには今、小学3年生になる息子がいるのですが、乳製品と牛肉アレルギーがあって…。
乳製品アレルギーだと、子どもたちが大好きなお菓子やスイーツ類のほとんどが食べられません。
まわりの子どもたちがおいしそうにケーキを食べているときも、息子はじっと我慢…。


仕事で県外に出たときに、息子にお土産を買おうとしても、9割以上がクリームやバターやチョコなどの乳製品を使っているお菓子で、息子には何も買ってあげられない。
そんな状況に、もどかしさがあったんです。他の友達が楽しめるものを、うちの息子は同じように楽しめないんだなって…。

僕の故郷の名物「讃岐うどん」も、息子はカレーうどんや肉うどんが食べられない。
同じものを家族みんなで楽しめないって、結構つらいことだなって。


でも考えてみるとそれは、息子にとってのお土産だけじゃない。
世界で人気(と思っている)日本食や当たり前に食べてきた郷土料理にも、食べられない人がいる。
そう考えた時に、改めて地元のソウルフード「讃岐うどん」と向き合うことになりました。


◆讃岐うどんのイメージって…

一方、讃岐うどん店のイメージといえば、セルフサービスで「早い、安い、うまい」。
これにも常々、疑問を抱いていました。
「早い、安い、うまい」は、消費者からすれば素晴らしいこと。
でも作り手側から見れば、誰かが作った讃岐うどんのイメージに縛られてしまって、やりたいことができない。

天然の素材で、朝早くから手間暇かけて作った讃岐うどん。そりゃ、うまいです。
でもそこに「早さ」や「安さ」も求められる。なんか、それって違うよな、という違和感もずっとありました。


◆世の中の「ふつう」を変えたい!

はっきり言えば、讃岐うどんは麺は小麦で出汁はいりこ、サービスは「早い、安い、うまい」であるという常識は、過去に誰かによって作られた「セオリー」でしかなく、そのセオリーが多様性を求められる今の時代に合っていないのであれば、既成概念を取っ払って、讃岐うどんのセオリーを覆さなければならない。                                  その当たり前を誰かが変えなければ未来が無い!と思っているんです。

僕自身、デザインの仕事で目指しているのも、世の中に根付いている誰かが作った「セオリー」を、新しい未来のためにクリエイティブで変えることです。
クリエイティブの仕事でも、今回のプラントベース&グルテンフリーの讃岐うどん店でも、「世の中の当たり前を変えることで、世界を広げていく」という根底にある想いは同じ。
郷土料理という最も身近な「食」の可能性を、世界中の人のためにデザインし直す。それがこのプロジェクトのコアな部分にはあるんです。



◆世界一のヴィーガン店シェフとの出会い

どうにかして、アレルギーでもヴィーガンでも楽しめるプラントベースの讃岐うどんが作れないか。
そう考えていたとき、プロジェクトを大きく前進させることになったのが、東京・自由が丘にあるヴィーガンレストラン「菜道」のチーフシェフである楠本勝三さんとの出会いです。

店舗HP:https://saido.tokyo/

詳しいプロフィールは下記を見ていただくとして…とにかく楠本さんのヴィーガン料理は衝撃的で、信じられないくらい美味しい!

しかも楠本さんは、すべての宗教、食の禁忌に対応して、“世界中の誰もが一緒に食事ができる”レストランにしたい、という想いがありました。
なので、すぐにお互い意気投合して、恐れ多いことではあるのですが…プラントベースの讃岐うどん作りを楠本さん監修のもとでスタートすることになりました。



(楠本勝三氏のプロフィール)

チーフシェフとしてメニュー監修を手がけたヴィーガンレストラン「菜道(さいどう)」は、世界中から訪れるインバウンド客が途絶えず、世界中のヴィーガン、ベジタリアンに最も利用されているレストラン情報サイト「HappyCow(ハッピーカウ)」で世界1位を獲得。「VEGAN AWARDS 2022」ではカフェ・レストラン賞を受賞。2023年1月にはロサンゼルスの「JAPAN HOUSE」にてPOP-UP出店を行い、1000名の予約がおよそ48時間で完売。ハリウッドスターをはじめ世界中の多くの人から高い評価を得る。ヴィーガンをはじめ、宗教、食物アレルギーなど、フードダイバーシティ対応の実現に向けて国内外で活動を行っている。東京観光大使。


◆食べられる人の裾野を広げる為に米粉うどん麺が必要

讃岐うどんの原材料で最も割合が多いのが小麦粉。
その一方で、世の中では小麦アレルギーの人が増えているのも事実。
小麦アレルギーを持つ人も安心して食べられるようにしたい。

その為には米粉で作られたグルテンフリーのうどん麺が必要でした。
でも、小麦粉を一切使用していない讃岐うどんの製麺所は残念ながら、現在はまだ高松にはありません…。

そもそも米粉で讃岐うどん特有のもっちりコシのある麺を作るのが、手打ちではとてつもなく困難であること。さらにグルテンフリーと謳うためには、麺づくりに小麦粉を一切使用していない環境が必要なことです。

試作品の米粉うどん麺。


◆クオリティを妥協したくない、だから専用の製麺所を

今回、僕が実現したいのは「世界中の人々が一緒に楽しめる讃岐うどん店」をつくること。
そのためにはプラントベースのスープでは不十分、米粉で作るグルテンフリーのうどん麺が必須条件です。

スープに合う米粉のうどん麺の為には自分たちで製麺所を作ろううと決断しました。
しかし、当初の計画にはない設備を新設することで、資金計画とのギャップが生まれてしまいました…。

そんな背景もあって、クラウドファンディングに挑戦することになったんです。

◆資金の使い道とリターンについて

資金の使い道は、

●製麺所開設のために必要機材(製麺機や建屋など)の購入資金に活用

●グルテンフリーうどん麺の開発費用

●プラントベースメニュー開発や職人採用の人件費


ご支援いただいた方への感謝の気持ち(リターン)は、以下を考えています。

<返礼品リスト>

・¥2,000  ・・・サンキューレター

・¥5,000  ・・・プラントベースジェラート無料券3枚 + 感謝の気持ちセット(ステッカー /ポストカード/ドリンク券1枚)

・¥5,500  ・・・手ぬぐい + 感謝の気持ちセット

・¥7,500  ・・・特製Tシャツ + 感謝の気持ちセット

・¥9,000  ・・・特製Tシャツ + プラントベースジェラート無料券3枚 + 感謝の気持ちセット

・¥11,000・・・特製Tシャツ + 手ぬぐい + プラントベースジェラート無料券3枚 + 感謝の気持ちセット

・¥18,000・・・1年間の限定会員権 + 感謝の気持ちセット

・¥24,000・・・1年間の限定会員権 + 特典グッズ(特製Tシャツ/手ぬぐい/感謝の気持ちセット)

・¥28,000・・・店内にお名前掲載 + 1年間の限定会員権 + 感謝の気持ちセット

・¥43,000・・・オープニングイベントにご招待 + 店内にお名前掲載 + 1年間の限定会員権 + 感謝の気持ちセット


◆バリアフリーで開放感のある、誰にとっても心地の良いお店に

お店を構えるのは高松市牟礼町。中心部から少し離れた海沿いの田舎町で、僕の実家です。
そこは昔、父親が海鮮料理店を営んでいた場所で、目の前に瀬戸内海が一望できます。

店舗の基礎工事中(5月10日撮影)お店の目の前の海はこんなに綺麗です

素晴らしいロケーションですが、いわばよくある地方の街。
そんな地方から、ヴィーガン対応といった「世界水準の食」を提供することにも大きな意味があると考えています。

「世界の誰もが楽しめる讃岐うどん店」にする為に料理だけでなく店舗自体も拘ります。
店舗も環境にやさしい素材の新築を立てて、エレベーターを設置したり、多目的トイレや授乳室を設置したりし、バリアフリー対応にも力を入れます。
若い人から高齢の方まで、誰もが気軽に行けるお店にしていきます。



◆日本中のプロフェッショナルたちと共に手掛ける

●コピーライター 岩崎亜矢さん

お店の名前は、GINZA SIXのネーミングも手がけたコピーライターの岩崎亜矢さんにお願いすることにしました。
岩崎さんとは、香川の学生向けのキャッチコピーコンテスト「平賀源内甲子園」の審査員を務めていただいたご縁で、今回お力ぞえをいただくことに。

<岩崎亜矢氏のプロフィール>

サン・アド コピーライター/クリエイティブディレクター。主な仕事に、JINS「私は、軽い女/男です」、TOTO「止まるなTOTO」、村田製作所「恋のドキドキだって、いつか、電気をおこすだろう」、GINZA SIXネーミング、ハンバートハンバートのクリエイティブディレクションなど。『僕はウォーホル』『僕はダリ』など翻訳本の監訳執筆や作詞も手がける。

<応援メッセージ>


●ジェラートマエストロ 柴野大造さん

讃岐うどんに加えて、シェフ・パティシエの専門集団「スーパースイーツ」に所属する世界一のジェラート職人柴野大造氏による動物性タンパク質を一切使わない極上のジェラートやスイーツなども提供していきます。


<柴野大造氏のプロフィール>

イタリア政府公認組織であるFIPGC(国際洋菓子連盟)より、「世界最高のジェラートショップ」の称号を授与されたジェラートマエストロ。これまで数々の大会でアジア人初の世界チャンピオンに輝く。

<応援メッセージ>



●高松琴平電気鉄道(ことでん)代表取締役社長 真鍋康正さん

このプロジェクトは立ち上げから現在に至るまで、既成概念の上をいく発想とダイナミックな経営手腕で、地元の鉄道「ことでん(高松琴平電気鉄道)」を世界が注目する人気鉄道に変えた(フォーブスでも未来を担う若手経営者として取り上げられています)、「ことでん」グループ(高松琴平電気鉄道株式会社)社長の真鍋康正さんが、経営面でサポートしてくださっています。

<真鍋康正氏のプロフィール>

高松琴平電気鉄道(ことでん)代表取締役社長。1976年香川県高松市生まれ。一橋大学経済学部卒業後、コンサルティング会社、投資会社などを経て、2009年高松市に戻り、ことでん入社。14年より現職。ことでんバス、タクシー事業を手がけることでんサービスなど、グループ各社の代表を務める。



◆世界の中心を感じられる場所へ

このプロジェクトの根底には、アレルギーや食の禁忌がある方も、世界中の誰もが同じテーブルで同じ讃岐うどんを、一緒に楽しめる場所を作って世界を対象とした目線を持てば、たとえ香川からでも世界に向けたモノやサービスを発信することができるんだ、ということを証明したいという想いがあります。


そうして決まった店名は「by age 18(バイエージエイティーン)」。アインシュタインの名言「Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18.(常識とは、18才までに積み上げられた先入観の堆積物にすぎない。)」という文言から発想されたネーミングです。


従来の常識に囚われることの馬鹿馬鹿しさをアインシュタインなりの言葉で説いた名言に、ビビッときました。


◆最後に

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

今回のプロジェクトは、アレルギーのある自分の息子も含めて、みんなが同じものを、同じテーブルで、一緒に楽しめる場所を作りたいという想いからスタートしました。

そこに賛同してくれた世界レベルのシェフやパティシエ、うどん職人、クリエイターの方々が、これまでの常識を超えたモノを生み出そうとしています。それを妥協することなく、世界中の方に届けるために。


「美味しい讃岐うどんをみんなで腹一杯食べられる世界」を実現したい!


僕たちの「夢」へのご支援、何卒よろしくお願いいたします!




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