はじめての酒米づくりへの挑戦!

私たちが始めた厚木・伊勢原酒米プロジェクトでは、厚木・伊勢原 のエリアにおいてはじめてとなる酒米づくり、日本酒づくりに挑戦しています。土地のお米、土地のお水でつくる地酒をいつか造ってみたい、そんな想いを共有した仲間と始まりました。

本プロジェクトでは、はじめての挑戦である地元の酒米で醸したお酒の『第一弾を応援いただいた皆様に真っ先にお届けする』ことを目的とし、継続した地元の酒米・酒造りへの資金を確保することが目的です。また、地元大好きメンバーが、プロジェクトを通して、厚木・伊勢原エリアの魅力も伝えたい、そんな思いも持っています。


地元産の酒米で日本酒を醸したい!

お米は、私たちが普段食べている「飯米(はんまい)」と、その名の通り日本酒を造るのに適した「酒造好適米」に分かれます。酒造好適米は粒が大きく、タンパク質含量が低く、精米時に割れにくく、、、 など、お酒造りに有利な特徴があります。

ただし!

稲穂の背丈が大きく、粒が大きいため、そう、倒れやすいんです。

だから、育てるのが難しい。

ただでさえ、米の品種を変更するということにはリスクがある上に、こんな育てるのに苦労しそうな酒造好適米の栽培をやってくれる方がいるのか。。。

実は、3年前から米農家さんのパートナーを探していた私たち黄金井酒造とTSUMIKIのメンバー。
話を聞いてくれたところもありましたが、なかなか見つからず、月日は流れていきました。

しかし、ようやく色々な方とのご縁があり、協力いただけることになったのが加藤花園さん!

ついに、このプロジェクトが動き始めたのです!


栽培する酒造好適米は、五百万石。

黄金井酒造・TSUMIKIのメンバーも米作りのプロである加藤花園さんに指導いただきながら、それぞれの作業を体験。
田植えに始まり、雑草抜き、そして刈取りと一連の仕事を通して米農家さんの苦労とありがたさを強く感じました。

すでに2023年9月に刈り取った稲は脱穀し、精米場に旅立ちました。

磨きがかかり、白米として戻ってきたらいよいよ酒造りのスタート。
今シーズンの仕込みスケジュールの最後に組み込みます。

大山のふもとにある加藤花園の田んぼでできたお米と、大山水溪からの伏流水を仕込み水として使って醸す日本酒。
できあがったこの土地の地酒を、多くの方にお届けし、そしてこの厚木・伊勢原エリアのことをもっともっと知ってもらいたいと思っています。


当蔵が酒造りで大切にしているものが3つあります。

それは、水と米と人です。

文政元年(1818年)創業以来、弱軟水である東丹沢の伏流水を仕込水として使用しています。出来上がるお酒は丸く円やかな酒質になり、神奈川を代表する蔵元と自負しています。


初代当主である黄金井伝四郎が自前の田んぼでできたお米の新たな活用方法として、蔵の地下水で酒造りを興したのが始まりで、今から206年前になります。その後、昭和26年(1951年)頃より、雑味の無い日本酒を醸すため、心白部分の豊富な酒米(酒造好適米)と飯米が区別され、更には香味の良い吟醸酒等が開発されていきます。
当蔵も酒造好適米での大吟醸造りに注力し、全国金賞受賞蔵となりました。

平成9年(1997年)より地元出身の蔵人を養成し、平成15年(2003年)より社員杜氏による製造部が整いました。年間を通しての酒類製造が可能となったことで、現在の製造品目は、日本酒の他、焼酎、クラフトビール、発泡酒、リキュール、どぶろく、クラフトジン、本みりん、ミードと多岐にわたるようになりました。多品目の酒類を製造する目的は、様々な醸造、蒸留の経験を日本酒製造にフィードバックし、日本酒製造の技術革新に繋げるためです。

また、地域連携による地域特産品造りや地産地消を踏まえ、当蔵の酒造りの2本柱は、
①吟醸酒、純米酒を中心とした日本酒造り
②地域特産農産物を使った酒造り
です。

元々、蔵の地下水と地場の飯米から始まった酒造りです。これまで、地場産飯米を原料とした昔ながらの純米酒、米焼酎、どぶろく、本みりんの製造経験を経て、今回地場産の酒米プロジェクトを立ち上げました。

今後、酒米プロジェクトの展開と共に、蔵元の原点に戻り、卓越した醸造技術で、酒米のみならず、「地域で普通に育てられ食されている飯米」を原料とした大吟醸、純米吟醸、純米酒など多彩な日本酒造りも目指し、水と米と人を融合させた、地域と共に醸す日本酒の可能性を探求してゆきます。


黄金井酒造では、日本酒の他、焼酎、ビールなどに加え、新たにジンや本みりん、ミード(蜂蜜酒)多様な酒類に挑戦し続け、それぞれでご好評をいただいています。日本酒も華やかな吟醸酒、低アル酒や多酸酒などいろいろな酒質に挑戦し、新たな商品開発を行っています。

今回、このプロジェクトでも酒米づくりへの挑戦に加え、酒造りでも新たな挑戦を続けます。

その新たな試みは、「幻の8号酵母で醸す濃醇なお酒造り」へのチャレンジです。

幻の協会酵母と言われる協会8号酵母、昭和38年~昭和52年の14年間しか頒布されていない酵母です。
昭和50年代のお酒は端麗辛口全盛の時代、濃醇多酸な酒質になる酵母の特製を持つ8号酵母は時代に合わない酵母として頒布が終了。

しかし!

今の時代、食の多様化や飲酒習慣の変化などから多様な酒類、味わいのお酒が受け入れられるようになってきたと感じています。

厚木のとん漬けやシロコロの濃醇な味わいの料理とも相性がよく、伊勢原の大山豆腐などさっぱりした料理にはコクとはばを与えることと思います。

また、丹精込めて作っていただいた五百万石。
お米を磨きすぎるのも勿体ないので、扁平精米という手法で精米を行います。。
通常、酒米はサッカーボールのように球形に削られますが、扁平精米はラグビーボールのように米と同じ形に、かつ薄く削ります。同じ精米歩合でも球形より雑味の元となるタンパク質が少なくなります。

扁平精米した70%のお米と幻の8号酵母で醸す濃厚な味わい、でも後味スッキリなお酒を目指します。

黄金井酒造 杜氏 飯塚


文政元年(1818年)創業の厚木市内に残る唯一の造り酒屋。

厚木市の中でも豊かな自然が残る七沢地区に酒蔵があります。東丹沢山系からの伏流水を仕込み水に使用し、口当たりの良いまろやかな酒質が特徴です。

日本酒「盛升(さかります)」では、近年、全国新酒鑑評会で3年連続(令和3、4、5年)金賞を受賞するなど、醸造技術には確かな手ごたえを感じています。

この他、クラフトビール「さがみビール」や本格焼酎、クラフトジン、リキュール、ミード、本みりんなどを手掛けています。


神奈川県伊勢原市の花農家です。
大山の恩恵を受けながら、自然豊かな地域で農業がもつ無限の可能性にチャレンジしています。

"花いっぱい うるおい生活"

暮らしの中に花を取り入れることで 、心がうるおい、笑顔で過ごせる。エネルギーをもらえる。
1982年の開業以来、変わらぬ栽培方法で、心身ともに健康な花を育てています。


花の栽培で培ったノウハウを活かし、野菜や米の有機・減農薬栽培にも取り組んでいます。
約6ヘクタールある田んぼの一部では "アヒル農法米"に取り組んでおり、湘南地域奨励米である「はるみ」を生産しています。

2023年には酒米品種の五百万石にも初挑戦し、地元産の日本酒づくりに取り組んでいます。


本クラウドファンディングのリターンは清酒の酒類製造免許を持つ黄金井酒造株式会社から直接発送致します。


2023年3月 酒造好適米 五百万石 の栽培を決める

2023年6月 田植え

2023年9月 稲刈り

2023年12月 加藤花園から黄金井酒造へ米の引き渡し


2024年1月 精米 2024年3月 仕込み開始 2024年4月 リリース予定


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

神奈川県は、東に横浜、南に湘南・鎌倉、西には箱根と一大観光地があります。
しかし、厚木・伊勢原のある県央エリアにも大山を中心とした魅力的な資源があるんです。

今回の新しい挑戦を通して、地元の特産品を作るだけでなく、地域へ目を向けるきっかけづくりをしたい、そんな思いを持って日々仕事に向かっています。

また、関係人口も増やしていきたいと思っています。

ご支援いただける方々もこのプロジェクトの一員として、見守っていただけるとありがたいです。

そして、お近くにお越しの際は、黄金井酒造にも加藤花園さんにも是非遊びに来てください!

黄金井酒造 専務 黄金井陽介



  • 2024/03/17 07:04

    ご支援ありがとうございます!機械的なトラブルが若干ありつつも、無事にもろみの仕込みが完了し、いよいよ発酵過程に入りました。今季の仕込みもこれにて終了。甑倒しを迎えました。お酒になるまでにはまだもう少しかかりますが、お楽しみにしていてください!130名を超える方々にご支援いただきました。本当にあ...

  • 2024/03/07 18:08

    いよいよ仕込みに向け、着々と準備が進んでおります。日本酒造りでは、ざっくりとは主に2つの微生物に働いてもらい、発酵が進んでいきます。まずは一つ目は麹。日本酒の製造工程において欠かすことのできない麹造り。ブドウ糖が鎖状につながっているデンプンを単体のブドウ糖に切り離すハサミの役割をする酵素アミラ...

  • 2024/02/23 18:43

    酒造りの話。仕込みの予定がようやくたちました。というのも、実は今年タンクを一基発注しておりまして。この納期の関係でなかなか予定が確定できなかったのです。ようやく目途がたち、3月中旬に新タンクの一発目の仕込みでこの五百万石を仕込みます!そんな中、蔵では早くも麹造り。醸造長が息巻いております。初め...

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