前回の続きです。 不具合にも色々ありますが、販売後になって初めてわかるものがあります。これは実際に使ってみないと出てこない類の不具合です。 たとえば、中に入れる荷物の重さ。 軽いものしか持ち運ばない人もいれば、ぎっしり重たいものを詰め込んで使われる方もいます。平地で使われる方もいらっしゃれば、登山などでアウトドアでお使いになる方もいらっしゃいますね。 このように、製品を使われる方の条件は星の数ほどあるわけで、それら全てに事前に対応するのは難しいのです。 例えば南極に持っていくよ~~! という方も中には(物凄く確率としては低いでしょうが)いらっしゃるかもしれませんが、さすがに南極での実地テストは…それはもう難しいのです。 ただ、それでもテストを重ねて、事前に対策を取れるところは取っていきます。お客様のもとにこういった不具合のある商品が届かないように。 それでも、検品漏れが起こることもあるんですね。 作業をするのは生身の人間なのですが、その確率を出来るだけ下げるためにスタッフの質や人数といった条件の良い会社にそれらをお願いしています。 それでもそれでもそれでもそれでも、不具合のある商品をお届けしてしまうこともあります。その場合は、お詫びして交換や返金に応じますので、どうぞご安心下さい。 今回の肩ひもズレてるサンプルリュックは、もう売れませんので自分で使います^^不具合があっても自分で使う分には全くちっとも全然これっぽっちも1ミリ足りとも問題ありません。 むしろ愛着が湧いてきそうですよ!自分は本当に口金リュックが好きなんだなあ、と思います^^
製品版サンプルが届いて、喜んでいたのも束の間。 なんと、不具合が発覚しました。写真のように、肩ひもの縫製位置がリュックの中心からズレてしまってるんですよーー。 なんということでしょう~~~~。ショックで倒れそうです。 …実は、こういった不具合は普通に出てきます。 ファスナーが開かない・閉じないマグネットが付いていないポケットを付け忘れたetc ですがですが! こういった不具合がある製品をお客様のもとにお届けするわけにはいきません!そこで、検品作業というものを製造工場から届いた時点で行います。 検品する項目が増えるほど手間と時間が掛かりますので、実際日本人の人が普通に日本のお店で買える商品は実は凄い検品体制を通過した選ばれし製品たちなんですね。 弊社でも、事前にあらゆる不具合を想定して、対策マニュアルを作ります。 作業スタッフに内容を理解させて、検品作業を行いますが、 中にはその時点ではわからないことも。 ただ、今回の不具合は、発売前に事前に発覚したことが何より幸運でした!! 早速、今回発覚した不具合を検品マニュアルに追記して、作業スタッフに確認して不良品は取り除かせるよう指導しますね!!
「指に不調がある場合でも、ファスナーの開け閉めが 快適に出来るようになる」エルゴデザイン『ジッパータブ』 特典品のオプションパーツの1つがこちらです。 ジッパー(ファスナー・チャックとも言いますが)の開け閉めをする際、 指でジッパーのつまみをつまんで開け閉めしますよね? 通常でしたらそれで特に問題無いのですが、例えば指を怪我してしまった! あるいは、突き指をしてしまったとか、痛風にかかって指が痛いなど 日常生活を過ごしていますと、指が不調を訴えてくることがあります。 そんなときは、ジッパーの開け閉めでさえ、指に負担が掛かってしまいます。 1日に何度も物を出し入れする場合、こんな軽い作業でさえ、とんでもなく辛いです。 それをまるっと解消出来るのが、ジッパータブと呼ばれるパーツです。 これはファスナーの穴にひもを通して、取っ手を追加するものです。 取っ手のデザインは色々ありますが、今回採用したのが、画像のようなT型のもの。 これだと指でつままなくても、ご覧のように人差し指と中指に引っ掛けるだけ。 これで軽々とジッパーの開け閉めが出来るようになります。 論より証拠。 実際、私自身、どれほどの効果があるのかわからなかったのですが、 サンプルが届いて取り付けて試してみますと、本当に楽なんです! よく見かける口金リュックのジッパーは硬くて開け閉めしにくいため、 改良口金リュックには高品質で大変滑りの良いジッパーをすべての箇所に 採用しておりますが、こちらのジッパータブを付けますと、さらに 滑りの良さがアップ!通常の3倍の滑りの良さ(当社比)でビックリしますよ!! 珍しいデザインのジッパータブなので、探すのは大変ではないでしょうか? Amazonでも見かけたことがありません^^ 2018年10月17日現在、改良口金リュックで、 このデザインのジッパータブが付いてくるのは CAMPFIREだけですので、ぜひぜひこの機会にお試しになってくださいね。 その他のオプションパーツの紹介はまた次の機会に♪
特典品の胸ベルトを改良口金リュックに取り付けますと、 リュックがずり落ちなくなります! アウトドア用リュックや、少しお値段の張るリュックには 胸ベルト(チェストストラップ)が元から付いてきます。 安価なリュックはシンプルな構造のため、この胸ベルトがなく、 後から付けられるような仕組みもありません。 そのため、なで肩の人は特に、背負ったリュックがずり落ちやすく、 そのたびに背負い直すというちょっとストレスが溜まるのが悩みのタネでした。 胸ベルト付きのリュックは高いですし、見た目がちょっとゴツいものが多いため、 シンプルで可愛いデザインのリュックにはほとんど付いていないけど、 背負いやすさと両立出来ないかなあ…。 と、お悩みの方に特におすすめしたいのがこのリュック。 後から胸ベルトを付けられるように、肩ひも裏面にパッチが付いています。 ズボンのベルト通しをイメージしてみて下さい。 あんな感じですが、パッチが裏面に付いていますので、外からは見えません。 つまり、ゴツゴツした感じが無いのです! シンプルさと機能の両方を追求した結果、このリュックが誕生しました。 荷物が多いと両肩に掛かる負担も大きくなるため、肩こりの原因にもなっていましたが、 胸ベルトがあれば、荷重を分散して、背負ったときに思った以上に軽く感じられるんです。 そのため、この機能を実装、胸ベルトをセットにしました。 リュックを背負うたびにずり落ちる悩みを抱えてらっしゃる方に特にオススメです。 この胸ベルトには、軽く背負えるといったメリット以外にも色々あるのですが、 それはまた別の機会に♪
口金改良リュックの内カラーは、3色とも違う色になっています。 本体がブラックのリュックは、内部がオレンジ。 本体がネイビーのリュックは、内部がブルー。 本体がグレーのリュックは、内部がグリーン。 本体の色が、男女兼用ということで、落ち着いたカラーですが、 その反面、内カラーはどれも明るいものになりました。 その理由は、本体は外に触れる機会が多く、汚れが目立たないものを中心にセレクト。 内部は、暗いところでお使いの場合、明るいカラーだと探しものがしやすいからです。 写真のカラーが実物のそれと近いものになります。 口金部分のマグネットと、内部のワイドポケットについては また別の機会に説明させていただきますね。