改良口金リュックの発注ロットはいくつくらいだと思いますか? 10個?50個?それとも、100個くらい? そんな少ない数で作ってくれる工場があればぜひご紹介下さい^^ 答えは1000個です。 今回のリュック、製造ロット数が多めなので、作る方も細かなところまで作ってる最中に、気を配る余裕がありません。 だから、検品段階で弾かないとそのまま販売されてしまうんです。 Amazonや楽天などの市販モールで☆1個や2個が並ぶ商品は、上に書いたような検品がちゃんと出来ていないために、低評価が付いてしまいます。 初めから断りを入れて売るならいざしらず、まともな状態で届くと思っていたところに、想像を超える不具合のある商品が届いたらやっぱり誰だってがっかりしますよ。 とはいえ、利益を出してこそ商売なので、交渉能力のある担当者が付いていないと、工場側の言いなりになりかねません。 お互いが折り合いの付くところで妥協して、プラスの結果につながるように、粘り強く交渉を続けて行きますよ! なんと言っても製造ロット1000個分、発注したからこそ、この機能をこの価格で実現することが出来ましたので、ご支援いただいた方は商品到着まで楽しみにお待ち下さいね!
ただいま、倉庫にブラックとネイビーが到着しました。 こちらも先に届いたグレー同様検品作業を行ってますが、結構不具合見つかりますね^^;; 縫製の糸がテープに沿って縫われていない状態で、内部布にはみ出していたり、肩紐がセンターからズレていたり、ミシンの針跡が付いていたりと、不具合も様々です。 不良品は返品するのが当たり前。 とは言え、あまりに数量が多いと、返品される工場側も困ってしまいます。OEM商品って他では売れないんですね。 このような事態に陥った際は、担当者(日本語がわかる中国人)が間に入って交渉していきます。実際の使用に問題のない不具合の場合、値下げして売り切るのも一つの手なんです。 不具合=即返品で一切の交渉の余地なし!…工場側からしたら、こんな杓子定規な人からは今後二度と製造の注文を受けたくなくなりますよね? なので、思い切り叩いて安く買い取って、安売りすることになるか、または、不具合のあるリュックはまとめて返品することになりそうです。 CAMPFIREでご支援頂いた方々には、出来栄えの良いリュックを選別して、お届けしますので、どうかご安心を!
今回は動画コンテンツをお送りします! 動画コンテンツはクラウドファンディング「CAMPFIRE」の特典にもなっていますね。 動画を作ろうと考えたきっかけは、改良口金リュックの機能が文字や画像だけでは十分に伝わりにくいと考えて撮影を行いました。 ここから下の文章を読まれる前にまずは1回動画を見ていただけますでしょうか? 動画を作成していただく際、撮影指示書を作って、撮影会社の担当の方にお渡ししたのですが、見事に、変な動画が出来てきました。 そこで今回、失敗作になってしまった動画を1本公開させていただきました。 なぜ失敗作になってしまったかと言うと、この動画…見ていただいた方には丸わかりですが、動きが全くありません。 動画というよりスライドショーになってしまってます\(^o^)/ 原因は私の指示内容が分かりづらかったためです。急いで撮影指示書の内容を修正しました。 現在動画の修正依頼を掛けていますので、出来上がりましたらまた公開します。修正前と修正後で見比べてみて下さいね。 特典動画は最終チェックを通過した内容で、さらにナレーションやBGMも付けられる予定となっております。 完成しましたら、支援者の皆様方にお届けしますので、こちらも完成をお待ち下さい!
前回の続きです。 それから、出掛ける際は、本家の口金リュックを使う日々が続きました。ところが、だんだんと使いづらいなと感じることが増えてきたのです。 口金ファスナーの開けにくさと閉めにくさ。一旦、床に置かないと閉められない。床が汚れてたり雨水で濡れていると置くことも出来ない。降ろさず閉めるには左脇で口金部分を挟んだ状態で、右手にファスナー、左手は端の布を持ってもたもた閉める。 口金部分だけでこの面倒臭さです。 持ち手の留め金のホックボタンが硬くて開けるのも閉じるのも面倒。これも1回使って面倒だと感じたので2回目から使わなくなりました。 背面ファスナーも背負ったまま開け閉め出来ません。 降ろして開け閉めしてもレジ前で財布を取り出す際にどこにあるのかわからないので、がさごそリュックの中身を漁って取り出さなければいけないことにもストレスを感じるようになりました。 見た目が安っぽいのも年齢相応の持ち物ではないと思いましたが、そこは目をつぶりました。ファスナーの持ち手…おもちゃっぽいんですよね。 リュックの生地もなんだか安っぽいなあとショップの店頭で見かけて感じていました。 そんなこともあって、オマージュ(類似品)を手に入れたときから、本家のリュックは使わなくなっていったんです。 だって、オマージュ(類似品)は生地が高密度ナイロンと呼ばれるすべすべで高級感のあるものですし、ファスナーやバックルも安っぽさは感じさせない作りになっていたからです。 また、機能面でも、ポケットが外側と内側に追加されて使いやすくなっていました。流行り物のマネをするなら、見た目や機能をアップさせる。 これは当然の事ですよね。 実際に、本家とオマージュを使ってみて、その違いを強く感じることになりました。 …と、ここまでかなりネガティブなことばかり書きました。面倒だなあ。使いづらいなあ。じゃあ使うの辞めよー。で、普通は終わりますが、終わらなかったのがこのリュックの魅力。 口金リュックの魅力を知るキッカケとなった、本家との出会いが無ければ今、こうして改良口金リュックを、まさか自分で作って販売しようなんて考えることも無かったわけですね。 また、クラウドファンディングに出品しようとか、当初全く考えてもいなかったです。 オマージュまで自分で作ってしまう人は自分も含めてかなり影響ウケてしまってますね^^多くの人から愛されて普及している商品の魅力と凄さを改めて実感しました。 まさにコロンブスの卵!オマージュが作られてこそ本物の証。(後半ヨイショが多い気がしますが、素直にそう感じていますよ) 続きます。
自分で企画してオリジナルの口金リュックを作ろう! そう思い立ったのは本家の口金リュックも、オマージュ(類似品)も自分で実際に使ってみて、満足しているところと不満に感じるところがあったからです。 別の商品の撮影用小道具として使用するため手に入れたのが本家の口金リュック。それまでは女性の方が使うものだと思いこんでいました。 撮影が終わった後、不要になったので、メルカリで売ろうとも思いましたが、一度くらい自分で使ってみるかと好奇心が湧いてきて、使ってみたのが後の祭り。 驚くほど軽く、これ本当に背負ってるの?と思うほど重さを感じさせません。 口が大きく開くのでスーパーやコンビニで、買い物をした後の食材がたくさん詰まったレジ袋がそのまま入ることに、衝撃を通り越して感動すら覚えました。 こりゃ流行るわけだわ。 街中を歩いていますと同じデザインのリュックを背負った人が大量に溢れていることに気がついていましたが、なんでこんなに流行ってんだろ?なんかええ感じなんやろか? と、気にかける程度しか関心を持っていませんでした。 男性は四角いリュックを背負う人が増えてるなあと、これも気にかける程度でした。 男性で口金リュックを使ってる人は珍しく、男女比率が20:1くらいの割合だと感じていましたね。オマージュ(類似品)を手に入れるまで、ずっとこの本家の口金リュックを使う日々が続きました。 最初は凄く良いと感じていたのですが、使い続ける内にだんだんと不満を感じるようにもなっていきました。 面倒くさいなあと感じた気持ちがくすぶりつづけていました。 続きます。