台湾産カカオを東京のとあるチョコレート屋へ郵送致しました。その際に、配達のおばさんが泣いて喜んでくださいました。やっと形になってきたねー。やっと信用してもらえるようになるねー。とこの一年間とにかく東京のビーントゥバーだけでなく、中部地方、関西と歩き、カカオのサンプルを渡して回りましたが、味見もしてもらえず断られてしまったり、相手にされなかったりしておりました。そんな話をちょこちょこ聞いていた配達屋のおばさん、今日は喜んで泣いてくれました。よかったねーと、仕事中にも関わらず泣いて喜んでくれて、目の中砂漠なんじゃないのか?と言われる僕もちょっとウルっとしてしまいました。しかし、台湾豆が認められたのも価格を他国産に合わせたからであり、つまり利益は雀の涙。ほとんどボランティアをしているようなものです。よく同業者の方々に、「台湾産は商売にならないよ。」「台湾茶ならともかく、カカオやコーヒーは特に高いと認識されていないし、台湾=中華圏、中華圏=安いってイメージだから、こんな高いものは買えない」と言われたもので、全くその通りです。確かにどのお店に行っても台湾産は本当に少ない。商売という意味で利益を追求したならば、台湾産ほど商売にならないものはない。何度も挫折しかけましたが、やっと試食、試飲をしてもらえるようになり、感想をいただけるようになり、購入していただけるようになりました。しかし、まだまだこれでは、生活できるレベルには到達しないため、恒久的な支援など不可能です。今後、もっと沢山の台湾産のファンを増やし、多くの業界が台湾産を無視できない。そのぐらいファンを作れるよう試飲試食をする機会を増やしていきたいと思っています。配達屋のおばさんも台湾チョコのファンになり、12月24日には来てくださるそう!先ずは一人目!?





