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サラリーマンから海の男へ。新米漁師が手がけた「米に合う銀鮭」ってどんな銀鮭!?

フィッシャーマン・ジャパンの海産物お届けプロジェクト。今回から始まる計4回のチャレンジでは、漁師になるために移住した新米漁師たちに注目。ハプニング、成長、将来の夢など、日々奮闘する彼らの生の姿とともに、今こそ食べて欲しい旬の海産物をお届けしていきます。ではトップバッター三浦くん、まずは自己紹介から!

現在の支援総額

939,000

46%

目標金額は2,000,000円

支援者数

148

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/29に募集を開始し、 148人の支援により 939,000円の資金を集め、 2019/05/26に募集を終了しました

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サラリーマンから海の男へ。新米漁師が手がけた「米に合う銀鮭」ってどんな銀鮭!?

現在の支援総額

939,000

46%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数148

このプロジェクトは、2019/03/29に募集を開始し、 148人の支援により 939,000円の資金を集め、 2019/05/26に募集を終了しました

フィッシャーマン・ジャパンの海産物お届けプロジェクト。今回から始まる計4回のチャレンジでは、漁師になるために移住した新米漁師たちに注目。ハプニング、成長、将来の夢など、日々奮闘する彼らの生の姿とともに、今こそ食べて欲しい旬の海産物をお届けしていきます。ではトップバッター三浦くん、まずは自己紹介から!

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母の日に、銀鮭とカーネーションを故郷大阪のお母様に送った三浦くん。寿司屋のバイトの経験を活かし、銀鮭の寿司をよく握っていますが、実は家族との思い出のにぎり寿司だったそうです。そんなお母様より応援メッセージが届きました。ーーーーーーいつもお世話になっております。クラウドファウンディング、活動報告等いつも見させて頂いて応援しております。 母の日に大輝から「銀鮭送るからー」と電話がありました。毎年なにかと送ってきてくれているんですが、大輝が育てた銀鮭ということで、特に嬉しかったです。 届いた銀鮭はさっそく皮を引いて、骨は一本ずつ骨抜きで丁寧に抜いて。処理の仕方は、以前に大輝に教えてもらいました。銀鮭は、酢飯を炊いてお寿司で頂いたのですが、前回食べた銀鮭よりも脂がのっているなと感じましたし、腹身のあたりは特においしかったです!大輝の妹も鮭のお刺身が大好きですのでお寿司だけでなく、丼にして食べていました。 大輝が「漁師になる!」と言った時は、とにかくびっくりしましたし、心配もしました。普通にサラリーマンになるとばかり思っていましたから・・・。ただ、小さい頃からお刺身などのお魚が大好きで、家で手巻き寿司をする時も、わざわざにぎり寿司にしていました(笑)。最初は不安で仕方なかったのですが、師匠の佐藤さんやフィッシャーマン・ジャパンの事務局の方をはじめ、皆さんに支えてもらって。最近は弟弟子もできたとか!冬場の寒さや朝の早さなどにも負けず、とても頑張っていると思います。私も今は応援するのみです。 最近は本人からあまり連絡してこないですが(笑)、筋肉もつけてますますたくましくなってきていると思います。これからも学ぶことだらけだと思いますが、みんなにかわいがっもらって、大きく成長していってほしいです。身体に気をつけてがんばってね。


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選別とは、大きいものだけ選んで出荷用のいけすに移す作業。サイズの大きい銀鮭を見極め次々とタモですくいます。親方のはじめさん曰く、大きいものをすくうポイントは銀鮭のボディーラインを見極めることだそう。出荷用のいけすに移した銀鮭は2日間エサ抜きをして、体内をきれいな状態にしひきしめてから出荷します。すくすく育った銀鮭たちは、大きいものだと2キロ前後にまで成長しました。大輝くん曰く水揚げしたての身は柔らかくて、ふわっと口の中にとろけるのでカロリーゼロ(!?)とのこと。この日の休憩時間のおやつはドーナツ。「選別・水揚げ作業は疲れるんで、おやつはなんぼ食べてもカロリーゼロです!」と語りながら、6つも平らげていました。


クラウドファンディングをスタートした3月末頃にはまだまだ小ぶりだった銀鮭も、この1ヶ月でこんなに大きく成長しました。皆さんの元にお届けできる6月頃には、いまよりさらに大きく育った姿をお見せできるはず。日々の作業で日焼けし黒くなっていく大輝くんの姿を見守るとともに、まだまだ大きくなっていく銀鮭を楽しみにお待ちください!


先日行われたイベントで、一足早く三浦くんの銀鮭を使わせてもらいました。おいしさはもちろんのこと、鱗と内臓を取り除くなど、丁寧な処理がしてあるので使い勝手もよかったです。銀鮭の魅力は、クセがなく、どんな料理にもあうこと。彩りもきれいなので、ちょっとしたパーティー料理にもぴったりです。ご家庭であれば、銀鮭の上に野菜とバターを乗せたホイル焼きも手軽にできておすすめですよ。僕自身、料理人としてのスタートが遅かったのもあり、サラリーマンから漁師になったという三浦くんに何か通じるものを感じています。彼を応援する一番の理由としては、「この先の未来も、おいしい料理を味わってもらいたい」ということ。品質のよい素材を提供してくれる次世代の若者たちがいなくては、私たち料理人は困ってしまいますし、それはみなさんにとっても残念なことのように思います。ただ応援するだけではなくて、彼らが油断しないように意見を言い続ける「面倒くさい人」でいたいですね(笑)。一緒に、一人前の漁師を育てる。彼らの海産物を食べて応援することが、私たちの未来の食卓にもつながるはずです。これからも僕は彼らの成長を厨房から願うだけでなく、料理人として、一個人として、アクションを起こし続けたいと思っています。ビストロダルブル シェフ無藤哲弥


「北野天満宮春祈祷」といって、神様が神輿にのってみんなに顔を見せる日です。神輿の担ぎ手はおおよそ20名。そのうち純粋な地元の若者は10名程度。浜に住む人が少なくなってしまった昨今、ボランティアの方にもお願いをしてお祭りを継続しているのが実情です。浜に人がいなくなるということは、古くから大切にしてきた伝統や文化もなくなってしまうということ。若者が年々減る中で、お祭りをやめてしまう浜も少なくありません。しかしながら今年の立浜のお祭りでは、フィッシャーマン・ジャパンの「TRITON PROJECT」から、3名の担ぎ手が誕生しました。彼らは県外から漁師を目指して雄勝にやって来た新米漁師。昨年は三浦くん1人でしたが、今年は新たに仲間が2人増え、3人で神輿を担ぎました。地元の若者10名のうち、3名が「TRITON PROJECT」の担い手。これはすごいことです!高台の家々をゆっくりと回るお神輿。杖をつきながら庭に出て手をあわせるお年寄り、お神輿を追いかける小さな子供たち。「ご苦労様」と言って声をかけてもらうたびに、担い手たちにも笑顔がこぼれました。なくしてはいけない風景が、ここにはあります。漁業を営むということは、浜の人になるということです。そして浜の人になるということは、地元の人たちが大切にしてきたものを受け入れ、受け継いでいくということ。お祭りを通して、担い手たちも肌でそのことを実感したようです。この日は、雄勝法印神楽も行われました。実はここ雄勝は、室町時代から受け継がれてきた民族文化が未だに色濃く残っている珍しい土地。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。なくなってしまったものを嘆くよりも、 たったひとつでも、いまあるものを大切に。きっと神様も見ていてくれたはずです。今年もみんなが無事に漁を終えられますように。そしてどうか、彼らの頑張りを認めてくれたら、大漁のご褒美を。