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秘蹟の名曲「ロザリオ・ソナタ」全曲を富山で演奏したい!そして次世代へつなぎたい!

現代のヴァイオリンでは演奏不能の名曲、ビーバー「ロザリオ・ソナタ」全16曲を古楽器でよみがえらせたい。聖母マリアへの祈りを表すこの曲をコロナ禍や戦争で弔いも許されず失われた多くの生命へこの曲を捧げたい。そして私たちの今の暮らしを見つめ直し、先人たちの知恵や祈りを次世代へと大切につないでいきたい。

現在の支援総額

323,000

107%

目標金額は300,000円

支援者数

57

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/29に募集を開始し、 57人の支援により 323,000円の資金を集め、 2022/06/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

323,000

107%達成

終了

目標金額300,000

支援者数57

このプロジェクトは、2022/04/29に募集を開始し、 57人の支援により 323,000円の資金を集め、 2022/06/25に募集を終了しました

現代のヴァイオリンでは演奏不能の名曲、ビーバー「ロザリオ・ソナタ」全16曲を古楽器でよみがえらせたい。聖母マリアへの祈りを表すこの曲をコロナ禍や戦争で弔いも許されず失われた多くの生命へこの曲を捧げたい。そして私たちの今の暮らしを見つめ直し、先人たちの知恵や祈りを次世代へと大切につないでいきたい。

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レクチャー「潜伏キリシタン ドミンゴ森松次郎に学ぶ」7月23日13時より開催しました。当日は富山シティFMの生中継もあり、ミニコンサートもありで盛りだくさんの内容となりました。◉ミニコンサート演奏曲目バッハ作曲 フルートソナタハ長調 BWV1033スカルラッティ作曲 ソナタ イ長調 K208An Italian Groundヘンデル作曲 リコーダーソナタ ハ長調 作品1の7Italian Ground ヒストリカル・チェンバロではなく、今回は現代?チェンバロとも言える電子チェンバロを使用しました。オルガンやチェレスタの音色でも弾き、いつもとは違った楽しみ方ができたように思います。レクチャーでお話ししてくださった松井繁美神父様は長崎県五島列島の頭ヶ島(かしらがしま)の出身。子供の頃、信者でなかったのは島の外から来た学校の先生だけだったというから驚きです。しかしながら、今では10人程度しか住んでいないという頭ヶ島。時の流れを感じます。1868年、頭ヶ島では一人の信者がコンタツ(ロザリオ)をうっかり置き忘れたことから弾圧が始まり、見つかった144名は直ちに拷問。きれいごとではないロザリオ。迫ってくるものを感じました。実は、富山でも1870年に浦上の潜伏キリシタン42名が流罪となり、婦中町長沢の西光寺に留め置かれ、そこで亡くなったキリシタンおきくを偲ぶ塚が今でもあります。ドミンゴ森松次郎が礎を作った頭ヶ島教会は、1919年完成。世界文化遺産にも指定されています。このサイトは内部の様子も伝えています。9月10日レクチャーでは、この教会を設計施工した鉄川与助についてのお話です。東京大学大学院、研究者/ 吉野良祐さん。しかし、森松次郎のことを知っている人がそもそもどれだけいるのか(お墓は浦上赤木墓地にあるから実在の人物)さまざまな資料に名前は出てくるものの、ご当地の五島でも語り継ぐ人はいないということです。ロザリオソナタは存在を知っている人たちが大切にしてきたからこそ、わたしたちのところまでやってきました。ドミンゴ森松次郎を知る一人となった私たちは、せめてその心意気を大切にしなくちゃと思ったのは私だけでしょうか。「生きることは、つなぐことです」by ロザリオ・ソナタ全曲演奏会。


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梨ばろっこ2022 ロザリオ・ソナタ全曲演奏会 第1回目を無事終了いたしました。多くの方に足を運んでいただきました。中にはお子さんの姿もちらほらと。今回は全16曲のうち、第1番から第5番まで演奏しました。演奏会は、チェンバロ奏者 中川岳さんによるプログラム外の独奏からスタート!◉フローベルガー作曲 組曲第11番 ニ長調アルマンド「神聖ローマ王フェルディナンド4世の選出および戴冠によせて」クーラント「若き王女誕生の日に」サラバンド「皇妃エレオノーレの戴冠によせて」ジーグ意外な展開に皆様の集中がぐっと高まった感じがしました。そして、◉カトリック富山教会司祭 長谷川潤神父による「ロザリオについて」のミニトーク実際にロザリオの実物を見せていただきながら、ロザリオの祈りとは聖母マリアに起こった、5つの喜び→ 「喜びの玄義=秘蹟、神秘」5つの苦しみ→「苦しみの玄義」神の栄光が現れる5つの栄え→「栄えの玄義」15のシーンに要約された聖母マリアのストーリーに自身を重ね合わせて思い巡らし、神への計らいを願う祈りであること。会場の皆様には「秘蹟」「神秘」「黙想」と言う普段あまり聞きなれない言葉を味わう機会となったのではないでしょうか。今回の演奏は「喜びの玄義」の部分にあたります。◉楽曲演奏の前に念入りな調弦と、聖書朗読がありました。聖書朗読は 音声訳:視覚障害者のための朗読 ボランティアあゆみ会で40年の長きにわたって活動を続けている 川崎紀子さん。とにかく。お二人の語りは、ロザリオ・ソナタへの最高のいざないでした!演奏は◉第1番 「受胎告知」 保坂喬子さん◉第2番 「訪問」鈴木崇洋さん◉第3番 「降誕」保坂喬子さん◉第4番 「奉献」鈴木崇洋さん◉第5番 「神殿の中で」保坂喬子さんスコルダトゥーラを駆使した「ロザリオ・ソナタ」の  第1番から第5番  (←下の動画が再生されない場合ココをクリックしてみてください) の調弦はこんな感じです。16曲中、14回も調弦を変えるこの曲。ヴァイオリンの響きが1曲づつ、まるで変わることに気がつきます。音、響きに含まれるいろいろな倍音の多さ?からか,これがヴァイオリンの音?と驚くと同時に、調弦が変わることで、調性が強調されて、ぐっと現実味を帯びてくる感じがします。やはり「ロアリオ・ソナタ」はCDではわからない。生で聞いてこそ解る音楽だと強く感じました。そして、聖書朗読の後に1曲づつ演奏していったわけですが、会場は演奏が終わっても拍手は申し合わせたように起こらず、水を打ったような静けさ。奏者と共に、次の音楽の世界へと移る時間を楽しんでいるかのような一体感が半端なくありました。聖書の朗読で映像的なイメージを持て、音楽へスムーズに入り込めたのか、お子さんもとても高い集中力で「ロザリオ・ソナタ」の世界に浸っていて、非常に充実したコンサートでした。アンケート回収率もとても高く、次回も聴きたいとあり、とても嬉しかったです。アンコールはヴァイオリン奏者は調弦が大変なために通奏低音のお二人がしました。今回の演奏会ではプロカメラマンに撮影をお願いしました。リハーサルではマイクの設定、カメラの位置など、念入りに確かめました。演奏中の写真は残念ながら今回はありません・・・当日、受付では「風景と食設計室ホー」のデザインによる3点がお目見えしました。◉記念のお菓子2種・エリキシル・ヴェジェタルの小さなパウンドケーキ・天使の輪、バラの花冠をイメージした 薔薇のキャンディリング◉シルクスクリーンのイラスト入り リネン巾着◉梨ばろっこ10周年「ロザリオ・ソナタ全曲演奏会」記念冊子内容は、①カトリック富山教会司祭 長谷川潤神父による「ロザリオについて」②「祈り」「暮らし」「音楽」をテーマにした公募エッセイから選ばれた・今西香菜子さん (東京) 「音楽をする意味」・永井 千晶さん (富山県) 「ヒバリ」・中田絢子さん(富山県) 「祖母のポップコーン」・岸本明子さん(富山県)「祈りと暮らしと音楽と」③チェンバロ奏者 中川岳さんによる「ビーバー作曲『ロザリオソナタ』について」④ホーによる「祈りのお菓子のレシピ」以上で構成されています。 


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クラウドファンディング、ゴール前日に目標額30万円を達成し、最終的に32万3千円のご支援をいただきました。ご支援してくださったかた、本当にありがとうございました。富山の古楽は熱い!と皆様が実感できるように富山に根付いた活動をこれからも続けようと思います。今後とも応援をよろしくお願いいたします。さて、いよいよロザリオ・ソナタ全曲演奏会本公演第1回目が近づいてまいりました。それに先立ち、7月2日14時より 本公演会場のボルファートとやまチャペルにてプレトーク「スコルダトゥーラについて」があります。スコルダトゥーラ(変則調弦)はどのようなものなのか、ヴァイオリン奏者お二人が実際に音を出しながらのお話です。そして、7月3日本公演では、カトリック富山教会司祭の長谷川潤神父によるミニトーク「ロザリオについて」もあります。ロザリオ・ソナタのロザリオとは?ロザリオの祈りとは何か、わかりやすくお話されます。また、ロザリオの祈りに即した聖書の朗読を、音声訳ボランティアを40年続けられている川崎紀子さんがします。落ち着いた声で、スッと耳に入りしっかりと心に残る朗読をされます。また、当日、風景と食設計室 ホーによる記念のお菓子2種。◉修道院で伝統的な製法で作られた薬草のリキュール、エリキシル・ヴェジェタル入りの小さなパウンドケーキ◉ロザリオ(バラの花冠)や天使の輪をイメージした、バラのキャンディリング。◉「祈りと暮らしと音楽と」をイメージするイラスト入りのリネン巾着(260mm×175mm)を販売予定です。そして、応募作品の中から選ばれた、4編のエッセイと、長谷川神父による「ロザリオについて」、中川岳さんによる「ビーバー作曲ロザリオソナタについて」ホー作成のお菓子2種のレシピが、掲載された記念誌も添えられます。どうぞお楽しみに!開催までもうすぐ。遠く東京から足を運んでくださる方もおられるので、私たちの準備も熱が入ります。


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梨ばろっこinよっさ 6月5日14時開演登録有形文化財 丸谷家出演 リコーダー/丸杉俊彦 ヴィオラ・ダ・ガンバ/折口未桜 チェンバロ/中川岳無事に終演いたしました。多くのお客様にはお座布団でくつろいでもらいながら、聞いていただきました。休憩を挟んで、中川さんのトーク「ロザリオ・ソナタについて」も質問が多く出て盛り上がりました。オリジナルの楽譜にあるレリーフの元版?の原寸大のコピーを手に熱のこもったトークは地元吉久の方達に快く受け入れらた実感を持ちました。本公演の期待も高まります。「祈りと暮らしと音楽と」古い建物に思いを寄せる意味で、この古民家にお住まいの建築家丸谷文恵さん(写真丸谷芳正、文恵ご夫妻)に建物についてのお話を伺いました。例えば丸谷家の天井板。古民家で、立派な天井の梁が丸出しになっていて見えたりすると、わぁすごい!と感動しますが、普通のお家で、何気に天井を見て張られている天井板にあんまり感動はしません。しかし、天井が張ってある、というのは実は昔は、格式のある家(部屋)だということの証明なんだそうです。今回、演奏会場となった丸谷家の座敷の天井は、厚さ5ミリ一枚板が張ってあリマス。修繕するときに天井を剥がして調べてわかったことらしいのですが、なんと、天井板に使われている板は、ノコギリで、要するに手でひかれている。機械でカットされたものではないのです。丸太を厚さ5ミリに削いでいく?なんて。。。。昔の大工さん、技術すごすぎです。そして、畳床。丸谷家の座敷の畳床は稲藁で手縫。手縫はとても力のいる辛い作業だそうだ。だからか、機械ですることが今は大半らしい。長く膝を折って座るお茶会など、最近のボードのように、機械でガッチリと固められ頑丈に縫われた畳床だと足もさぞ辛いでしょうね。手縫の畳床は柔らかくて、膝をおって座るにはとても具合が良いらしいです。ここ、丸谷家には畳床が手縫いのもの。手縫と機械のもの。全部、機械のもの。全て使われていたらしい。畳床の教科書、宝の山でした。と仰る丸谷文恵さん。古いものを大切にする、というのは使い続けることでもあり、良さを感じる力、そのものだったりする。楽器も使い続けること、そして何よリその良さを感じることだと思います。古い建物に住む感覚と同じだなと思いました。古い建築物に住むキモは、修繕するときに「元通りに戻せる」ようにしておくことなんだそうです。その家だけではなく、これは街並みを保つことに繋がりますよね。技術の伝承は難しいのかもしれませんが、このお作法だけでも伝統として、次の世代へと繋いでいけたら良いなと思いました。


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返礼品の1つ、オリジナルクリアファイルが出来上がりました!A4サイズで表紙は透明、背表紙に印刷が施されています。一輪のバラの花がとても印象的。・・・ロザリオ・ソナタ全曲演奏会のチラシもデザインしてくださった、デザイナーの山口久美子さんが呉羽のアトリエに持参してくださいました。淹れたてのコーヒーでささやかなおもてなし。よもやま話に花が咲き、私も梨ばろっこコンサートチラシを作ったりしているのでデザイン仕事のキモは何か、という話で盛り上がり。・・・「ひっかかり」を作る。・・・印象に残る、とか、興味を引き出すとか、そんな大袈裟なことではなく、ひっかかる何かを作る。なるほど。考えるのはけっこう面白いけど、これが仕事となると時間制限もあるし、また話は別と思うのですが、山越え谷越えされた方だけあって、サラリと楽しげにお話されます。そして、なんのかんのとお話は弾み、チェンバロの音を聞いたり仕組みの話になったり。・・・楽器の写真を撮っても良いですか?、ということで、ジャックの並んだレジスター部分をパチリパチリと。チェンバロの響板部分とか鍵盤を撮られる方が多いのですが、さすが、デザイナーは目の付け所がちょっと違う!・・・そんな山口久美子さんのデザインによるオリジナルクリアファイル、返礼品としてお届けするのは7月になります。どうぞお楽しみに!