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未来を考えるために、福島第一原子力発電所を誰もが語り合えるものにしたい。

東日本大震災から8年。福島第一原子力発電所の廃炉作業は着々と進められています。しかし地域に暮らす住民は、今どうなっているか分からないが故に、地域の未来像を描けなくなっています。このプロジェクトでは発電所敷地および原子炉建屋のジオラマの作成・更新、子ども向け冊子の作成を通じて「見える化」を促進します。

現在の支援総額

2,237,500

124%

目標金額は1,800,000円

支援者数

215

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/24に募集を開始し、 215人の支援により 2,237,500円の資金を集め、 2019/07/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,237,500

124%達成

終了

目標金額1,800,000

支援者数215

このプロジェクトは、2019/06/24に募集を開始し、 215人の支援により 2,237,500円の資金を集め、 2019/07/25に募集を終了しました

東日本大震災から8年。福島第一原子力発電所の廃炉作業は着々と進められています。しかし地域に暮らす住民は、今どうなっているか分からないが故に、地域の未来像を描けなくなっています。このプロジェクトでは発電所敷地および原子炉建屋のジオラマの作成・更新、子ども向け冊子の作成を通じて「見える化」を促進します。

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着々と2号機原子炉建屋のジオラマの作成が進んでいます株式会社 大和工藝さんが毎日深夜まで資料と悪戦苦闘しながら作ってくださってますというのも、それっぽいモノはジオラマメーカーさん各社作れますが、大和工藝✖AFWが目指すモノは、理解を越えて語り合えるを生み出すモノだからです冒頭の建物外観もこれで完成ではありません。これは実物の調査に行った時の写真ですが何やら2号機の前面に銀色の部屋が設置されてますね。こちらは事故後作られた建物です。放射線量が高い2号機を解体せず調査するための部屋、最終的には溶け落ちていない核燃料を取り出しに向けて対策を練っていく拠点になります。大切なことはこの中が、殆どの方にとって分からないモノだという点です今回のジオラマはぱっかんと開いて中が分るようにします。えっ!からっぽ、いえいえ、この中がどうなっているのか、東京電力、経済産業省に情報協力を頂きまして各階の構造を作りました。それがこちら↓そしてここに前回までにお届けしました。茶色いフラスコ型の構造物を覚えていらっしゃいますか。これは原子炉建屋の中枢を3Dプリンターで作ったものです。作ってくださったのは黒木製作所さん。モノ作りのプロの会社の皆さんと、伝わるそして会話出来るところまでを目指すAFWこれがきっと地域の未来をデザインしていくことに繋がると信じて、最後まで拘りぬきます


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これまでお届けしてきました原子炉建屋の中心部、こちらは千葉県松戸市の黒木製作所さんに制作して頂いてきました。ここから先はバトンタッチ、奈良県の株式会社 大和工藝さんにお世話になります最終的なイメージ、中心部が完成し外側をこれから作っていきます冒頭の写真は今しか見れないものになります。イメージであるのが、二つ割りして片方が原子力発電所構造が理解できるもの、片方が事故後の取組が分るものという、非常にアイディアを詰め込み、大変な作業になってきます現在は東京電力の現場の皆さんに何度もご迷惑をかけながら頂いた情報をまとめ、建屋の形を決めているところですこのプラ板の一枚、一見簡単に作られているように見えますが、各階ごとの平面図を組み合わせてのものになりまして、しかも先に作られた模型と隙間なくはめるのは実はとても難しいことなんですこちらは、この間調査に行った時の1から4号機の原子炉建屋周りの写真です青い建物がありますね、これが2号機原子炉建屋、今作っているものです楽しみにお待ちください世界中で一つしかない、理解を促進し見える化したジオラマ作成が着々と進んでいます


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地方創生会議に参加するため、奈良県高野山に行ってきました日本全国から、起業家、行政職員、大学生が集まり、熱く地方創生について語り合い、繋がり合う場ですこちらで、僭越ながら福島県で震災・原発事故を経験した立場として「分断や対立構造を越えていくためには何が出来るのか」をテーマにワークショップを開かせて頂きました地方を盛り上げていく、地域に根ざして取組や活動をしていく誰もが上手くいかない壁にぶつかります。語りにくくなってしまう、それを越えていくことを意識し合うこと共通の未来象を持てたら・・・そんな思いでお話しをさせてもらいました1泊2日の中で、自分が暮らす町を盛り上げていきたい!他県の人とも繋がり合いたい!そういった思いの皆さんと過ごしたことで、新しい気づきやご縁が満載の2日間になりました詳しい内容について↓をご覧ください第3回 地方創生会議 ~1日目~第3回 地方創生会議 ~2日目~この場を通して、福島県に遊びに行きますと言ってくださった方々がいますまずは地域を見てもらうこと、知ってもらうこと、そして何より繋がり続けるご縁を生んでいくことそういったことに一般社団法人AFWは、地域の未来のために貢献出来るのかと思います


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冒頭のこちらの写真、手にもっているのは原子炉格納容器と呼ばれる構造物です。その内側に銀色のパーツがありますが、こちら更に内側に設置されている原子炉圧力容器(核燃料を収める容器)へのアクセス足場(グレーチング)になります。当初、作ったのはこちらでした。現場で働く人達も事故前でも行ったことがないエリア。情報も限られ、想像を持って作りましたが、私も作成会社の黒木製作所さんも「なんか違う気がするんだよなぁ~」と頭を抱えました。学生団体リプラボさん提供 福島第二原発格納容器内の写真、奥に見える部屋は原子炉下部以前、福島大学の学生団体「リプラボ」さんと福島第二原子力発電所に視察に行き、このエリアに入った時のことを思い出しました。参考になる写真があるはずだと。日本中の発電所で、福島第一原発の溶け落ちた燃料がどういった場所にあるのか、それを実体験できる発電所はここにしかありません学生団体リプラボさん提供 原子炉下部の様子こちら原子炉下部の部屋の様子です。4,5mほどの円状の空間が原子炉の真下にあります。この足場を突き抜けて、溶け落ちた核燃料が落ちているのが福島第一原発の現状ですこちらも参考にさせて頂いて、細かい表現を施しました。そしてそれぞれのパーツを組み込んだのがこちら。以前投稿したものと比べてみてください。細かい所が変わっていると思います。制作会社の黒木さん曰く、「先日の視察で、東京電力の廃炉資料館に行ってきましたが、 本プロジェクトは分かりやすくするための工夫や努力を惜しまず取り組み、さらに理解が進むものを作ないといけないと思いました。最終決定直前でも、納得いかない、何か引っかかるので改良したい部分があるから作り直しするなど、最後まで妥協せずに取り組みます。」 各パーツを仮組。ここから更に外側を作っていきます。小さな拘りは大きな理解を生む。誰かの為に一生懸命になれる企業の皆さんと進めていきます。ここからは奈良県の株式会社大和工藝さんへ運ばれ、更に外側が作られていきます。


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まだまだ梅雨が続く東京へ都内の高校を訪問させていただきましたなんと嬉しいことに修学旅行先として福島県を選んでくださいましたそして観光だけでなく学びをと、福島県の沿岸部にも来てくれます僭越ながら福島県に修学旅行に行くにあたって、事前学習会(講演会)をその学校さんで行うことになりました学生の皆さんにとって思い出と人生の糧になる機会になるにはどうしたら良いか担当の先生方にお願いをして、しっかりと打ち合わせの時間を頂きました結論としては、原発事故や震災を知識として得るのを目的とせず、それら出来事からどういったものや考え方が生まれたのか、また減災・防災という観点から自分の人生をより良くしていくための知恵をどう養うのかが修学旅行の目的にしましょうとなりました一般社団法人AFWは、福島第一原子力発電所を考えられる環境作りをしていますが、もう一つ核にしている取組が、原発事故・震災を学ぶではなく、原発事故・震災からを学ぶです震災や原発事故という出来事を大切に扱っていく、それは風化を防ぎ、生きていく知恵にも繋がっていくと考えています丁寧に取り組んでいきたいと思います