「ダブルローカル〜複数の視点・ナリワイ・場をもつこと」を出版化するプロジェクト

デザインユニット「gift_」が新潟・十日町で営む宿屋カフェ 「山ノ家」を通して生活/考察して来た「ダブルローカル」、複数の視点・ナリワイ・場をもつこと。2015年(越後妻有)、2018年(清澄白河)と2ケ所で7組のトークゲストの対話を記録した素晴らしい言葉たちを出版化するプロジェクトです。

現在の支援総額

698,000

69%

目標金額は1,000,000円

支援者数

126

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/02に募集を開始し、 126人の支援により 698,000円の資金を集め、 2019/09/30に募集を終了しました

「ダブルローカル〜複数の視点・ナリワイ・場をもつこと」を出版化するプロジェクト

現在の支援総額

698,000

69%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数126

このプロジェクトは、2019/08/02に募集を開始し、 126人の支援により 698,000円の資金を集め、 2019/09/30に募集を終了しました

デザインユニット「gift_」が新潟・十日町で営む宿屋カフェ 「山ノ家」を通して生活/考察して来た「ダブルローカル」、複数の視点・ナリワイ・場をもつこと。2015年(越後妻有)、2018年(清澄白河)と2ケ所で7組のトークゲストの対話を記録した素晴らしい言葉たちを出版化するプロジェクトです。

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編集会議の風景。
2019/09/29 10:21

いよいよクラウドファンディング募集締切りまであと2日となりました。これまでご支援やシェアのご協力をいただいていることに改めて感謝します!現在進めている本の編集の風景についてご紹介します。8月〜9月にかけて出版プロジェクトチームとの編集会議を進めています。いままでのトークの素材をもとにした原稿は実際かなりのボリューム(文字起こしをしてくださった方達に感謝!)で、これを荒く削っていく作業の先にようやく、本来の編集と呼べる段階へと進めていけるのです。それらの作業の進行や内容の確認などのためにミーティングを重ねています。ディレクターの瀧内さんは長野県長野市、編集の増村さんは長野県諏訪郡と、それぞれ少し離れた地に拠点があり、我々gift_は東京・清澄白河から、ビデオ会議を何度か行っていました。ビデオ会議は音声が聴こえづらかったりすることもありましたが、そんな環境の中ででも、できるだけ進めていこうと、文章素材の整理や方向性の検討などを進めていました。そして先日は皆で都合を合わせ、直接顔を合わせてじっくりと形になるまで話そうということで東京のgift_labに集まって、およそ5時間に渡り検討を重ねる話し合いをしました。ここでだいぶ方向性の整理ができてきました。顔を合わせての会議はやはりじっくり深い理解を呼びます。(左は瀧内さん、中央は増村さん、右はgift_池田)全体を通してのゲストの方たちとの対話の整理や、ここまでで話されてこなかった(無意識に省いてしまっていた)私たちgift_を構成するバックグラウンドや他の活動要素などを改めて確認し洗い出す作業はとても新鮮な感覚で、改めて自分たちを客体化する実りある時間となりました。また装丁デザインについての確認等も行い、具体的なイメ−ジががより浮かび上がってきました。これらのおかげで、さらにいままでより「本」としての構成が鮮明に見えてきたと思います。ここまで話し合いの中で確認しているのは、実用書のように簡潔に答えや要点をまとめるものではなく、私たちのことやトークゲストの方々それぞれの、ある種の ’ 冒険記 ’ のようなイメージで対話を紡いでいくような形態にしていこうというものです。読まれる方それぞれの状況にあった解釈や気づきがあると良いなと思いながら。そこに、写真家の林 雅之さんの松代の冬の写真を差し入れたり、対話の中にはあまりでてこなかったが私たちの大切な基点となるようなコラムを差し挟み全体を補完していくことや、それらの要素が全体の流れの中でどのように展開していくのかを検討しています。こうしたことを詰めていきながら、形になる時を迎えるべく編集はまだ続いています。引続き、どうか見守っていてください。


あと5日となりました。日々、支援いただいていることに感謝しています。本当にありがとうございます。いままでお会いした方達からのご応援はとても心強く、ありがたいです。しかしそれに輪をかけて、(おそらく)まだお会いしたことのない方から支援をいただくということにとても不思議な感覚と未知なる可能性を感じています。本にするということは、こういうことが起こるということなのかと、改めて感じています。もっと広く、遠くまで届いてほしい、と思っています。残り限られた日数ではありますが、引続きみなさまに拡散などご協力をいただけましたら大変ありがたいです。ここで改めて、出版プロジェクトに関わってくださっている方をご紹介します。ディレクター:瀧内 貫  |  Toru Takiuchi私たちがこのプロジェクトを形にするにあたり、客観的かつ鋭い視点を与えてくれ、具現化へと導いてくれる貴重な存在(まさにディレクター)です。1978年大阪生まれ長野育ち。株式会社コトト 代表取締役、ミリグラム株式会社 取締役、まちの教室 ディレクターなど。 地域に根ざし、さまざまな事業やプロジェクトの伴走者として、各種広告やウェブサイトなどのデザインディレクションを手がけるほか、地域課題を整理、解決するための活動やプロジェクトに携わるなど、グラフィックデザインや空間デザイン、プロジェクトマネジメント、コミュニティデザインとその周辺を専門領域としている。編集:増村 江利子 | Eriko Masumura私たちと共に、話し言葉を読み言葉に、そしてどの様に届けるかを丁寧にととのえてくださっているのはこの方。実は以前、我々のダブルローカルについての取材をしてくださいました。その時にまとめてくださった記事の文章がとても素晴らしく、印象に残っていました。https://greenz.jp/2015/10/14/yamanoie/ 編集者/文筆家/ミニマリスト 国立音楽大学卒。Web制作、広告制作、編集を経て現在はフリーランスエディター。Webマガジン「greenz.jp」編集、「SuMiKa」編集長、「SMOUT」編集長、「SIRI SIRI ASSEMBLAGE」編集長。主なテーマは、アート、建築、暮らし、まちづくり。二児と犬二匹、猫三匹の母。長野県諏訪郡でDIY的暮らしを実践中。印刷:藤原印刷株式会社長野県松本市に拠点を構える印刷会社。「心刷(しんさつ)」をモットーにとても丁寧かつクオリティーの高い本を送り出し続ける会社。https://www.fujiwara-i.com/制作協力:tsugubooks、小口真奈実、越智風花、小林稜治、杉田映理子、羽入田郁未、岡島梓撮影協力:忠地七緒(この投稿のTOPの写真含め、プロローグのトークの風景を撮影いただきました)※敬称略多くの方に支えられて本の制作を進めています。引続き、行く末を見守っていてください。よろしくお願いします。


山ノ家の夏:後編です。(前編『夏の行灯茶もっこ』『松代昼市夜市』の模様はこちらに)2019年8月17日と18日に開催した、山ノ家主催でのワークショップの模様をレポートします。2019年8月17日(土) ハーブでつくる・ハーブと暮らす2019年8月18日(日) 森ヨガと薬膳ランチ【ハーブでつくる・ハーブと暮らす】今回のテーマハーブはミント。ミントティーをつくって味わってみたりしながら、五感でハーブを体験して日々の暮らしをより豊かに送るアイディアを持ち帰っていただきます。蒸留器でミントを蒸留する前から、事前に準備されたミントの香りで山ノ家は満たされました。先生は希代智子さん。普段はアロマに関するお仕事をされています。私たちが行っている自由大学での講座『未来を耕すダブルローカルライフ』の卒業生でもあります。こういった形で協業できることはとても嬉しいことです。実は、「山ノ家の裏庭にミントが自生している」という話しが、このワークショップのきっかけでした。というわけでミントを採りに。一口にミントといっても、実は様々種類があり、それぞれ香りや効能などが違います。他のハーブ等も加えつつ、それぞれの好みでフレッシュミントでミントウォータースプレー、バスソルト、ミントビネガーを作りました。この日のワークショップのあとは、茶もっこで楽しみました。【森林朝ヨガワークショップ】2日目の朝は近くにある美人林というブナ林で朝ヨガを。10人程の参加者となり、なかなか良い雰囲気で行うことができました。夏の気温が高い中でも、朝の林の中は木陰でだいぶ過ごしやすい空気です。(美人林の方には事前に許可をいただき、開催しています。)ヨガワークショップの先生:関口紘美さん(写真右)森林の中での呼吸はとてもリフレッシュには最適な環境でした。山ノ家にもどり、ライトミールの朝食を済ませ、【薬膳料理教室】を開催。松代のおかあさんに習う薬膳郷土料理教室先生:高橋笑(エミ)さん(※この時、写真が撮れておらず…。これは以前に開催した山菜ワークショップのときの笑さんの写真です)そして、山ノ家による【薬膳ランチ】。このときの献立などは以下のような感じでした。(当日、参加者の方へ手渡した資料。)山ノ家、池田(写真 奥)による薬膳のことや献立の説明。テーブルの中の方には、高橋 笑さんからの差し入れ料理も。夏の薬膳をみんなで食して、2日間のワークショップは終了しました。どれも、山ノ家の界隈にある環境を活かしながら、これまで育まれてきた人の縁により、ちょっと工夫することで実現できた素敵なことたちなんです。季節ごとに様々な恵みや縁をもとに、このような企画も行っています。最後まで見ていただきありがとうございました!


2019年8月17日に、ダブルローカルの片方の拠点、山ノ家のあるまつだい・ほくほく通り界隈で私たちと地元の方々との手づくりの小さなお祭り『夏の行灯茶もっこ』が開催されました。その風景の一部をご紹介します。また、同時並行して行われた山ノ家主催のワークショップ『山で深呼吸しよう! 』も開催。こちらは後編でご紹介します。「茶もっこ」というのは、宿場町であったこの界隈で、ヨソモノを「良く来たね」と迎え入れてお茶を振舞ったりして語り合うという風習。これを現代風にアレンジしたお祭りという形で、2013年から定期的に3月の雪解けの時期と8月のお盆あとの週末、そして最近は秋の収穫の時期の11月にも開催しています。山ノ家のあるほくほく通りに手漉き和紙の行灯を並べています。この製作・設置に協力してくださっているのは伊沢和紙工房の山本さん。茶もっこと同じく、昼間も楽しめて夜も楽しめる「松代昼市夜市」として地元近郊からの出店も並びます。山ノ家の一角では、刺し子のワークショップを行う地元移住の方による「山椒のシロップ漬け」のソーダ割りがふるまわれたり、機織り体験をしながらコースターづくりができたり。実は、このワークショップを開催してくださった滝沢さんは地元十日町市で100年間続く「織物製品の卸業」を営む会社の4代目の代表で、自社の倉庫の2階を昨年シェアアトリエとしてリノベーション、私たちはこの新しい場所「asto」のデザインを手掛けさせていただいたりもしました。ゆるゆると暗くなりかけの頃、茶もっこが始まります。浴衣姿の方もいました。私たちはほぼ山ノ家でのおもてなしに徹していたので、他の場所の写真を撮れていないのですが、有志で場所を提供している数件の方々のおもてなしをハシゴしながら、交流を楽しむという、なんとも良い雰囲気のオープンな会。「はじめまして!」の人もいたり、毎回リピートの方もいたり、「久しぶりです!」の方もいたりと様々な方達が自然と交流する、そんな時間なのです。山ノ家のおもてなし、例えばこんな感じで。いろいろ夏野菜のサラダ。その他、ガパオライスや、ファラフェル、ラムソーセージ&オリーブなどなど。通りに行灯の灯りがずらっと灯っています。通りの先の方にも会場があります。外に設置したデッキの屋台では、こちらも移住のバリスタさんによるドリップコーヒーのブースも。山ノ家に泊まる方は上の階に上がるだけ。なので心ゆくまで飲みながら話しを弾ませていました。


オリジナルサンクスカードのデザインなどについて今回支援いただいた全ての方にお送りする予定のオリジナルサンクスカードについて、ダブルローカルでご縁のあるお二方と打合せをしてきました。カードのデザインをしてくださるのは、gift_自体のロゴから始まって、『山ノ家』 『gift_lab GARAGE』 私たちgift_の2つの拠点のロゴもデザインしてくれたDonny Grafiksの山本和久さん。それぞれの「場」のヴィジュアルアイコンを生み出してくれた彼と打合せをしてきました。どのようなデザインになるのか、私たちもとても楽しみです。そしてもうひとつ。このカードにはサウンドアーティストのsawakoさんによる「松代の雪融けの音」をカードにつけることになりました。(ダウンロードして聴くことができるようになります。) sawakoさんは山ノ家誕生の頃から何度も現地を訪れていて、その際に採録した現地の音源をもとに、オリジナルのサウンドを加えた曲を提供いただける予定です。こちらもとても楽しみです。プロフィール:山本和久(Donny Grafiks)www.donnygrafiks.comかたちが意味を持ち始めるその境界を探っています。1994年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、フラミンゴスタジオで湯村輝彦氏に師事。1997年Donny Grafiks設立。CI、VI、ブックデザイン、パッケージデザイン、サイン計画などを手がける。主な仕事に『IID 世田谷ものづくり学校(第1期)』、ワタリウム美術館の展覧会グラフィックや図録、『まちの保育園・こども園』、『HOTEL EDIT YOKOHAMA』、ハンカチ専門店『H TOKYO』ほか。また環境問題をテーマにしたポスターでNY GRAPHISのPOSTER ANNUAL 08/09とSOCIAL & POLITICAL PROTEST POSTERSでGold Award受賞など。sawako(サウンドアーティスト)www.troncolon.com「音と暮らしとテクノロジー」をテーマに、フィールドレコーディングとデジタル技術を用いながら、様々な情景の織りなすオーガニックで瑞々しい世界を紡ぐサウンドアーティスト。これまでに、12kやscholeとから5枚のCDをリリース。SONAR(スペイン)やWarmup at P.S.1/MoMA(ニューヨーク)といったフェスティバルから、神社、カフェ、森、能楽堂、倉庫、船、など、世界各地の様々な場所で音を紡ぎ続けている。


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