「博多帯締め、筑前しぼり、歩む姿が柳腰」と正調博多節に歌われている博多織は福岡を代表する伝統的工芸品[博多織」 それは約800年の昔から多くの人々を魅了し、現在へ受け継がれています。 その博多織ができるまでの工程を紹介したいと思います。 染色(せんしょく) 博多織は先染めの絹織物。 意匠の段階で、すでに織物の組織を決め、織り上がった時にその柄に織り上がるように染色に移ります。 絹糸に光沢などを出すため石けん水などで洗い(精錬)、そして色見本によって、釜に染液をつくり、タテ糸、ヨコ糸を染めていきます。 染色は同じ糸、同じ色であっても、その日の天候や湿度によっても日々変化します。 博多の色は熟練の技と感性で創りだされております。 (博多織工業組合HPより)
「博多帯締め、筑前しぼり、歩む姿が柳腰」と正調博多節に歌われている博多織は福岡を代表する伝統的工芸品[博多織」 それは約800年の昔から多くの人々を魅了し、現在へ受け継がれています。 その博多織ができるまでの工程を紹介したいと思います。 意匠(いしょう) 博多織の絵柄を決める部門で、その製品の評判、売れ行きはこの意匠次第といっても過言ではありません。 ここでは織物設計にしたがって、方眼紙に図案を拡大して写し、織組織別に色を変え、一目一目丹念に色付けしながら柄へと仕上げていきます。 博多織は染料の色で柄を表現するプリント生地とは違い、「先染め」の絹織物なので柄はすべて糸の色で表現されています。 そのため、この「意匠」という工程がとても重要となります。 最近では パソコンなどでの作業環境もよくなりましたが、やはり博多織の繊細で美しい柄は職人仕事に支えられています。 (博多織工業組合HPより)
博多織と言えば「博多献上」が有名ですが、それと併せて「五色献上」も耳にすることが多いかと思います。 紫、青、赤、黄、紺の古式染色による五色献上。 江戸時代に筑前藩主黒田長政が幕府に献上していたことからこう呼ばれています。 もとは隋の思想で、森羅万象のあらゆる現象の基となるものは「木・火・土・金・水」の五つとした五行説を、色と結び付けたものです。 日本では、儒教の五常に対応され、 紫は徳 落ち着きと品格、神秘の色。古くから高貴の色とされ、中国では皇帝から賜る色として尊ばれてきました。 青は仁 陰陽五行説では、方角として東に配され、季節のはじめの春の色です。穏やかさ、静けさ、平和を表わす色とされています。 赤は礼 色名は、天に昇る太陽に由来。偽りなき誠の心を意味します。また、幸福や富を表わす色ともされています。 黄は信 陰陽五行説では大地の色、方角の中心です。 揺るぎ無い皇帝の威力を表わしており、他のものが使うことを許されない色でした。 紺は智 智力強く重厚、信用を訴える紺色。赤みを含んだ深い青は、まじめで知的な印象を与えます。 をそれぞれ象徴しています。 (博多織工業組合HPより) 色に対する「想い」というものもデザインに込めていきたいですね。
博多織は「博多献上」が有名ですが、その由来は… 慶長5年(1600年)黒田長政が筑前を領有するようになってからは、幕府への献上品として博多織を選び、毎月3月に帯地十筋と生絹三疋を献上するようになりました。 その模様は仏具の「独鈷」と「華皿」との結合紋様と中間に縞を配した定格に固定されていました。 それは以前は単に独鈷、華皿浮け柄といわれていたものが、それ以来「献上」と呼称されるようになったのです。 (博多織工業組合HPより)
福岡のいいところを紹介するサイト Fukuoka facts ~データでわかるイイトコ福岡 ~ http://facts.city.fukuoka.lg.jp/ その中の、 「全国一の人口増加率 今、福岡が選ばれている理由とは」 http://hash.city.fukuoka.lg.jp/news/archives/48 という記事でご紹介いただきました! 福岡アジアファッション拠点推進会議が発足してから、福岡市は福岡のファッションシーンの活性化に力を入れております。 実際に個人クリエイターでも活躍する機会は多く用意されております! チャンスを活かす、活かさないは個人の考え方次第ですが、やる気があるクリエイターにとって「福岡」はとても魅力的な環境だと思います。 もっともっと多くのクリエイターが集まり、切磋琢磨し、福岡のクリエイションの発信力が高まり、環境が面白くなっていくといいですね! 私も微力ながら頑張ります(*^ー^)ノ まずはこのロンドンへの挑戦の実現ですね!!!