こんばんは。『UNSCENE magazine』編集部の窪田です。最近大人っぽくなりたいと思い、服装を変えてスカーフとやらを巻いてみたりしているのですが、娘にすぐ引っ張られて首をしめられ…お洒落って命がけなんですね?(笑)って、ふざけてないで今回もしっかりご紹介していきますよ〜。前回と引き続き、対談ページでお話を聞いた2組目をご紹介。日南市北郷町にある「くらうんふぁーむ」思い出づくりのためのいちごがり写真館を営む渡邊茜さんと『UNSCENE magazine』編集部の窪田の対談ページです。同世代で娘どうしが同級生で接点も多く、仲良くしてもらってる友人の茜さん。生まれ育った場所も環境もまったく違う私たちなのに、話すと共通点が多くほっこりしっくりくるんです。(私が勝手に思ってるんですけどね笑)そんな彼女と念願の対談ができるという夢が叶いました。(ありがとう!北原編集長!)そんな対談の中で茜さんの「完璧でなくてもいいって気づけたことで気持ちが楽になった」という言葉が私の中にスーッと落ちて印象に残っています。どうしても『ちゃんとしなきゃ』とか『完璧にできないと』とか仕事でも家事でも育児でも、この言葉たちがちらついてしまうことが私にもあります。誰かに求められている訳ではないのに、何故か独りで頑張ろうとしてしまがちなんですよね。と言った感じに、紙面では私たちのリアルな声が並んでいます。また私たちの他にも、返礼品のTシャツとNUITのタトゥーシールのデザインを担当してくださった(https://camp-fire.jp/projects/191489/activities/110250#main)・Tiyoki【イラストレーター】・Miho Kozuma 【タトゥーシール/アクセサリー】も紙面に登場いたします!(ほんとにご協力ありがとうございます)才能溢れるお二人のお話もここでしか聞けない貴重なインタビューになっていますよ〜。【再度告知!!!】宮崎市の様々なお店にて、このプロジェクトのポスターを貼っていただいております。ご協力ありがとうございます。またチラシも配布中です!見かけましたら手にとっていただいて、インスタグラムやフェイスブック、ツイッターで、#unscenemagazineで拡散していただけると…もうほんと喜びます。嬉しすぎて涙が出ちゃう。よろしくお願いいたします。さてプロジェクトも残り4日!終わった頃に、大晦日!令和元年も終わっちゃいますよ〜。年末感がないのは、暖かいからでしょうか?ではでは、引き続きよろしくお願いいたします!
こんばんは。『UNSCENE magazine』編集部の窪田です。昨日はクリスマスでしたね~!我が家では娘に初めてのサンタさんが来てくれましたよ。ありがとう~サンタさん…来年は私にもプレゼントを忘れないでね(笑)って、ふざけてないで早速、本題へ今回は雑誌で取材させていただいている方をご紹介したいとおもいます。本誌でインタビューしているのは、現役の高校生から20代後半の方々。私たちと同じ若者たちです。これからの様々なシーンの担い手になる上で、どういった考えや視点を持っているのか、そして少し先の未来である「これから」をどうを捉えているのか様々なシーンで活躍する若者にインタビューや対談が紙面を彩る予定です。そして今回の対談ページは、20代後半の2組の若者たちにインタビュー。まず1組目は東京に住む2人、takuros__さんとkunt.handlethisさん。とにかくセンスとかっこよさの塊のようなお二人のお話。ただただ地元(宮崎)がつまらないから東京にいるんだ!ってそんな簡単な理由ではなく、彼らが求めるモノやコトが東京にある、ただそれだけなのです。そう誰もが人生で成し遂げたいことが生まれ育った場所でできるとは限りません。それを追い求めて実現していける人って、本当にすごい。お二人の対談は必見です!(ちなみにこのお部屋はtakuros__さんのらしいです。私もこんな部屋に住んでみたい…羨ましい)彼らの他にも、・「sayonarablue」浮遊感ただよう温度の低いアンビエントを感じさせる独特なサウンドのsayonarablue「feel a faint your mind」というミニアルバムを全国リリースし、拠点を東京に移し、全国区での活動を控えている彼らの「これまで」と「これから」についてインタビューしています。みなさん魅力的でこれからを担う若者たちばかりです。ただ真っ直ぐに好きなものを追求し楽しむ人、悩みながらもがきながら自分の将来にぶつかっていく人…どのページも読み応え満載です(紹介下手くそか…語彙力のなさが出てしまっている…泣)また今回は私は記事に加えて雑誌のデザイン制作も担当することになっております。(ちょっぴりプレッシャーですが…いや結構プレッシャー笑)私ができる最大限のパフォーマンスで、ページをめくるたびにワクワクできる1冊になるように作らせていただきます!倉本さんと半田さんの記事と、北原編集長の写真がより魅力的になるように娘を横目にパソコンカタカタする毎日。この雑誌がみなさんの本棚の一軍選手になれますうに。。PS:宮崎市の様々なお店にて、このプロジェクトのポスター(北原編集長渾身のデザイン!)を貼っていただいております。ご協力ありがとうございます。またチラシも配布中です!見かけましたら手にとっていただけると嬉しいです。さてプロジェクトも残り4日!最後まで走り切りますよ〜。
こんばんは。『UNSCENE magazine』編集部の半田孝輔です。12月25日。世はクリスマスですね。これを読んでいる皆さんは昨夜を含め、どんな夜をお過ごしですか?僕はとくにパートナーもいないので、仕事が終わったらロンリーでアローンです。もうね、オンリーでロンリーでグローリーって感じのヒトリノ夜を過ごしています。雨は夜更け過ぎに雪へと変わる気配のない、土砂降りの宮崎からレポートをお届けします。閑話休題。さて、今回は「街をふらつく」ということをテーマに書いていこうと思います。前回、僕のレポートで街をふらつくということについて少し触れました。僕は人が歩きまわること(流れていくこと)とカルチャーの成熟度は相関すると考えています。東京で学生生活を謳歌していたとき、僕は街をぶらぶらとふらつくことを覚えました。東京って宮崎と違って電車やバスといった公共交通機関がとても便利です。そして宮崎に比べ運賃が安い。なので車ではなく基本は電車やバス移動、そして徒歩。習慣的に歩くことが多くなります。また、街と街との距離が電車に乗るほど離れていなかったりするため運賃をケチって歩くことも多い。僕はよく電車賃をケチってどこまでも歩いていました。そうやって歩くことが多くなるといろいろな発見があることに気付くんです。街と街とをつなぐ道。大きな建物もなく土地の名前だって聞いたことのない一見地味な場所。だけれど、次の街へと着くまでにユニークなお店がいっぱいある。毎日そこを通れば人の顔も覚えてきて「あそこのおばちゃん今日も元気だな〜」とか「あ、今日も民族衣装着てストリートライブやってる〜」とかストリートの出来事にいちいち反応したり、どこかノスタルジックなものを覚えたり。街の中を歩けば、大きく人がいっぱい歩いているメインストリートではなく「裏路地」の存在を知って、探検するようになりました。そのうち裏路地の魅力にどっぷり浸かるんです。だって裏路地ってめちゃくちゃおもしろいし、それこそカッコいいお店があったりするんですよ。目に入るものは何もいいものばかりではありませんが、不穏な空気も含めてそこには人々の生活があって、何か得体のしれないゾワゾワとワクワクが混ざった、今にも何かが生まれそうな(起きそうな)パワーが宿っている。そういうところには間違いなく、おもしろい人がいて、おもしろい場所があって、僕はそれらに不意打ちのように出会って驚かされて、ワクワクを覚えてその場を去っていくのでした。僕はこのような体験を街をふらつくことなしにはできませんでした。だって、車でもなんでもいいんですが乗り物に乗っているときの速度や視線の高さでは発見できないことがたくさんあったんです。ふらつく・歩くというスピード感、自分の目の高さで景色が映り込む感じ、自分の足を使っているからこそくる体感と疲労感。予期せぬ出会いの連続から街の魅力を体に吸収していくのでした。ふらつくことの味をしめてからは、宮崎に帰ってきてからも徒歩で街を右往左往するように。その結果として、僕は素敵な人や場所とたくさん出会うことができて、「何もない!」と言われるこの宮崎にいることを肯定的に捉えらるようになりました。古本屋、ミニシアター、服屋、コーヒー屋、バー、ご飯屋、お菓子屋…etc。枚挙にいとまがない。その一つ一つの濃ゆい〜こと。なんだ、おもしろい人や場所は存在するじゃんって。別の視点や目線が入ってきたというか。あ、田舎でもいいじゃんって。変に都市化する必要もない。変に発展していく必要もない。ちゃんとこの場所にもカルチャーの息吹がある。街に限らず人々が毎日を過ごす「まち」に大切なことは変に外見が発展していくことじゃないんだって。実は大都会東京を経験していたためか、戻ってきて2年くらいは宮崎や宮崎にいる人を低く見ていた時期がありました。今考えるとだいぶ奢りがそこにはあった。出会いを通して、マウントを取るような態度が少しずつ溶けてきました。2020年には宮崎駅前に大型商業施設ができますが、それが街に人の流れをもたらすものであることを切に願います。街に人がくるのであればその場所で完結せずに歩きまわることを。そこでいっぱい出会って不意打ち食らってカルチャーショックがどこそこで起きてほしい。車を乗り捨てよ、街をふらつこう。あ、ちょっと雨が上がってきたみたいだ。P.S.UNSECNE magazineのインスタグラムアカウントができました。これから制作過程を随時アップする予定です。みなさんフォローよろしくお願いします。@unscenemagazine
こんにちは。編集長の北原優です。僕は現在大学4年生でフォトグラファーとしても活動をさせていただいています。未だに編集長という肩書きが少し重く感じます。発起人といったほうがいい気がする。ここでは皆自己紹介をすることにしたので僕も自分のことを紹介しますね。1996年生まれの23歳になります。宮崎生まれ宮崎育ち。今はとあるカフェバーでバイトをしています。中高はほとんど写真やカルチャーといったモノとは無縁のゲームに没頭していて、家族もどっちかというと芸術に対する姿勢は皆無に等しい文化的に貧しい家庭で育ちました。転機となるのは大学3年、語学留学したバンクーバーから宮崎に帰ってきたタイミング。バンクーバーという規模が全く違う都市に住み沢山の刺激をシャワーを浴びるように受け楽しかった日々とは裏腹に宮崎に帰ってきてからの生活は「平凡」「平和」「平常」な真っ平らの日々を過ごす大学生の最中で、あるフリーペーパーに出会い、衝撃を受けた僕はそこのチームでライター兼フォトグラファーをすることに。これが僕が所謂クリエイティブやメディアといった世界にのめり込んだきっかけです。それから紆余曲折ありフリーになった僕はこの雑誌を作る為に多分1年くらい頭の中で設計図を立てていった。ただでさえ、生き方が多様化していくこの現代で少なくともこういう人もいるんだ、と気付けるような雑誌にできたらいいな。元々、情報の窓口が少ないこの街で新しい窓を作ることはとても大変かもしれないけれど、情報の選択肢が少ないって、とてももったいないことだと思うんです。今回は宮崎では若い3人のライター・エディター・デザイナーと一緒に雑誌を編んでいく。僕のワガママに巻き込まれてしまった3人には、本当に感謝。もちろん!すでに支援いただいている皆様にも、今これを読んでいるあなたにも!今回はこれくらいにします、なんてったって僕が書くのはあと2回もありますからね!お楽しみに!あと少ない日数ですが!まだまだこれからがんばっていきます!
宮崎をプラットフォームとしたカルチャーマガジン『UNSCENE』編集部の倉本です。このページを開いてくれたあなたが、この「一見さんにはよう理解できん」ようなプロジェクトに関心を持ってくれたこと、とても嬉しく思います。全員でタックルハグをお見舞いしに行きたいくらいです。ご希望の方はメッセージください。さて、UNSCENE編集部メンバーですが、全部で4人。写真、文章、デザインと分担して担当しています。そもそもなぜこのプロジェクトに参加することになったかと聞かれると、正直あまりよく覚えていない。なんというか自然な流れで集まったメンバーのようにも思います。私たちは4人とも、宮崎市は若草通りあたりで「クリエイティブ」と言えるような仕事をしている人間です。私が宮崎のカルチャーシーンについて話をするときよく引用しているのが、遠藤周作の「沈黙」という作品の一説です。「この国はすべてのものを腐らせていく沼だ」日本で棄教するまでに追い込まれたカリスマ司祭が、若手宣教師たちへ宛てた手紙に書いた一文。それは私が宮崎に戻って来たころから、腹を立て続けていることでもありました。例えば、お米や農作物を育てる時。一番最初に育てなければいけないのは「土」です。育てるものに合った環境を育てること。それはカルチャーについても同じことが言えます。宮崎はあまりにも、文化的なものが育つ土壌がなさすぎる。「意識高い系」なんて言葉が使われはじめて久しいかと思いますが、あえて言葉を選ばずに言えば、「意識低い系」が跋扈(ばっこ)する現状に甘んじていていいのでしょうか?知的・資産的貧困層の拡大再生産をしていくばかりでは、この街は廃れていく一方です。これは自分にも言い聞かせ続けたいことですが、「楽な方に流れてはいけない」。サーフィン移住で来た人には「宮崎は天気悪かったら0点だからね!」なんて笑われたりもします(まあ一理あるけど)。何かを表現したい、残したい、作りたい、そういう想いを遂げられるための環境を作っていくために。これからの街が、私たちや少し下の世代にも、より住みよい街になるように。だって私たちは、ココに居たくて、選択的にココに住んでいるのだから。そのような土壌を作るための一旦を担うことができれば、という想いで取り組んでいるつもりです。プロとしてライター・エディターという職業をしている上でこのような形で編集に携わることが果たして正しいのか?悩むこともありましたが、こうなればもう乗りかかった船ですね。絶対に手元に残したくなるものを作ります。ぜひご支援のほど、よろしくお願いします!倉本亜里沙 Editor/Writer29歳、大学進学で福岡へ、就職で U ターン。書店で働く傍ら、みやざき一箱古本市(過去7回開催)・読書会 bibliothequeなどの読書文化普及のためのイベントを主宰。現在は宮崎を拠点にEditor/Writerとして活動中。SNSなどでよく男性に間違われますが、女です。Instagram:@ kuramoto_honten