勇気ある冒険者よ、今こそ旅立ちの時は来た!その前にまずは装備を整えねばなるまい。今回は、磯の達人『おさかなコミィ』が伝授する、磯遊びを120%楽しむための服装と持ち物を紹介!・帽子磯には日陰が無いから、帽子はマストアイテム。風で飛ばないようにアゴヒモのある帽子がオススメ!・グローブ転んだとき、生き物に触るとき、安全に遊ぶために手の保護をしっかりと。作業用軍手やフィッシンググローブなどがオススメ!・アクアシューズ磯遊びでは履き物の選択がと~っても重要!カカトが固定できて靴底がすべりにくいものを選ぼう。スポーツサンダルや長靴もイイネ!・くつ下意外と知られていない裏技アイテム。アクアシューズの中にくつ下を履いておくと、フィット感が増して歩きやすい。また、靴擦れ防止にも役立つから是非ともお試しあれ!・ラッシュガード日焼けのダメージや生き物との接触から肌を守るため、腕や脚の露出はなるべく控えたいところ。水着や短パンの下にインナーを着ておくと、より安全に磯遊びを楽しめるよ!・タオルオッサンくさいとか言わないで、首にタオルを1枚巻いていこう。首元を日射しから守ったり、汗をふいたり、なにかと便利だから!・サングラス強い日射しとキラキラ反射する水面から目を保護するための重要アイテム。水の中が見やすい偏光サングラスがオススメ!ちょっとした装備で安心感と動きやすさが格段に上がるもの。次回は磯遊びに持っていくべきマストアイテムたちを後編に紹介!海遊びはカッコよくスマートに。身だしなみを整えて、生き物たちとの出会いを楽しみましょう!!
さて、前回に引き続き、『気を付けないと危ない生き物』のお話しです!(前編を読んでいない人は、前編も目を通してね!)4. ヒョウモンダコ青いヒョウ柄模様が特徴的な小さなタコ。唾液にフグと同じ毒(テトロドキシン)がふくまれているため、噛まれると命に関わる可能性がある。対策:小さなタコを見付けたら、むやみに触らないこと。タコは身体の色を変幻自在に変えるため、一見すると青い模様が目立たず普通のタコのように見えてしまう事があるので注意が必要です。5. クラゲの仲間触手に刺胞(しほう)と呼ばれる毒針があり、刺されるとかなり痛みを伴う炎症を起こす。一般的な傘と触手を持つクラゲの他に、ヒドラやガヤと呼ばれる岩から生えているクラゲの仲間がいる。その姿は海藻などに間違われやすく、気が付かずに刺されてしまうケースが多い。対策:グローブやシューズ等の装備はもとより、シャツや水着の下にラッシュガードなどのインナーを着用して肌の露出をなるべく減らしましょう。また、岩影や海藻の中など見えにくい場所にヒドラ類が着生している事が多々あるので注意が必要です。6. ガンガゼ長いトゲを持つウニの仲間。トゲには毒があり、刺されると痛みが長く残る。また、トゲは細くて折れやすく、刺されると折れたトゲが傷口の中に残ってしまう事がある。対策:基本的に、長いトゲを持つウニを見付けたら要注意。軍手くらいなら貫通するので不用意に触らないこと。岩影などにいることが多いので、岩場を歩く際や岩に手をつく際には注意が必要です。--------------さて、ここまで磯遊びで出会う生き物の危険性を紹介してきましたが…【コミィが本当に伝えたいことは、その逆です。】彼らも同じ海に生きる命。私たちが『気を付けて』接し方を間違えなければ、生き物として本来の魅力的な姿を見せてくれるのです。クラゲの仲間、シロガヤの森がつくるファンタジックな世界観。ガンガゼの背中には美しく輝く太陽と無数の星空。いわゆる『危険生物』と呼ばれる生き物たちも、積極的にヒトを襲う事はほとありません。私達が気を付けて遊べばいいのです。生き物たちとの正しい距離感をマスターして、たくさんの出会いと発見を楽しみましょう!!
磯遊びでは、たくさんの生き物に出会います。その中には、触るとケガをしてしまったり、ビックリさせると噛まれてしまう生き物など、危ない者もいくつかいます。今回は、そんな『気を付けないと危ない生き物』のお話しです。1. ヒレに毒針がある魚ハオコゼ・ゴンズイ・イソカサゴ、いづれも磯でよく見かける小さな魚です。背ビレと胸ビレに毒があり、刺されるとかなり痛みを伴う炎症になります。対策:刺されないように、見付けたらむやみに直接触らないこと。ちょっとヒレの先をかすっただけでも、傷口に痛みが出ることがあります。2. ウツボ別名『海のギャング』などとも呼ばれ、鋭い歯と力強いアゴで噛まれたら大きなケガにも繋がります。対策:見付けたら、まず近付かない。意外に臆病な魚なので、コチラがじっとしていればウツボの方が逃げていってくれます。また、彼らの隠れてる場所に手足や網を入れて驚かさないように、岩場を歩くときなどは注意が必要です。3. 岩に貼り付く貝殻カキ・フジツボ・カメノテ…いづれも磯の岩場にたくさん貼り付いています。先端が尖っているものが多く、岩場に手や膝をついたりした際に刺さってケガをするケースが多いです。対策:磯遊びでは、安全のため軍手やグローブを着用しましょう。また、なるべく肌の露出が多い服装はを控えましょう。膝あてなどを装備するのも効果的です。安全に磯で遊ぶために、覚えておきたいエトセトラ。もう少し紹介したい生き物たちがいるので、後編へと続きます!(笑)
第60回 海鷹祭に参加しました!海のレザーグッズのワークショップ海のレザーグッズの販売ご一緒させていただいたoh!さかな屋さんのみなさま、ありがとうございました!来年度もぜひ参加したいなぁ!
今回は、覚えておきたい「3つの注意」についてのお話しです。1. 足下に注意磯では足下に岩がゴロコロ、海藻モジャモジャ、とっても歩きにくいです。特に濡れた岩場や海藻がはえている場所はとっても転びやすくて危険!また、グラグラ動く不安定な岩なども転倒の原因となります。対策:走ったり跳んだりせずに、足場を確かめながら一歩ずつゆっくり歩く。また、アクアシューズやスポーツサンダルなどカカトをしっかり固定できる靴を履きましょう!2. 大波に注意海では、どんなに穏やかに見えても100回に1回は大きな波が来ると言われています。足下の生き物に夢中になっていると、背後からザパァーン!なんて事に…。 また、波に驚いた拍子に転んでしまうという事もあります。対策:足下に夢中になりすぎず、沖からの波の様子も見ながら遊ぶ。波がある日はあまり沖側に行かない。また、膝より深い場所に立つと、うまく歩けなくなります。あまり深い場所へは行かないようにしましょう!3. 体調に注意磯遊びでは、日陰のない吹きさらしの岩場で長時間の活動をする事になります。春先は風が吹けば肌寒く、夏場は炎天下での日焼けや熱中症の危険があります。また、気温の高低に関わらず、野外で動き続けて汗をかくので脱水症状になりがちです。対策:天候に関わらず、帽子・タオル・日焼け止めは磯遊びのマストアイテムです。飲物は多めに用意して、こまめな水分補給を心がけましょう。また、春先の磯遊びでは、体温調節できるよう上着など羽織るものを持参しましょう。せっかく海に行くんだから、思い出は楽しいものにしたいですよね!3つの注意をしっかり守って、安全第一で楽しく遊びましょう!!