明けましておめでとうございます!ご挨拶が遅くなりました!クリスマスから新年まで今年はイタリアの祝日はとても長く、やっと1月10日ぐらいから普通の生活ができるようになりました。さて、去年の暮れから、色々な方は農家に訪れてくれました。クラファンとは関係なく、農業に興味がある方や、ちょうどイタリアに旅行中でSNSで知って連絡をくれた方など、本当に嬉しいと感じた日々でした!そして、オリーブオイルを作るだけなく、ツーリズムとも今後は掛け合わせていきたいと改めて思うようになりました。美味しく食べるだけじゃなくて、実際に作るところから知ってもらう。農家と消費者をもっと近づける大切さを直接肌で感じることができました。1月15日から約2.5日間、リターンの一つである「プーリアご案内」と「農家見学ツアー」を行いました。応援いただいたのは、Aさん。北海道のとあるナポリピザ屋さんで働かれているとのことで、まさかの10歳年下!私も長いことレストラン経営やホテル経営で働いていたので、Aさんの思っていること、そしてイタリア料理への情熱など、とても懐かしく、そして嬉しく思いました。15日のお昼にプーリアの州都バーリ市にて待ち合わせし、その日はバーリ見学を行いました。レストランは私がいつも行く、ローカルがオススメのトラットリアに、プーリア料理を食べにいきました。その夜は、私の住んでいるアンドリア市に宿泊。16日の朝は、農家見学を開始。まずは収穫の様子を見にいきました。手摘み以外の方法で収穫を見ることはなかなかないということで、とても楽しんでいただけてよかったです!収穫後は、オリーブオイル工場に行き、どんな搾油方法があるのか、伝統的なもの、そして最新の技術などもお話しし、最後に私たちのオリーブオイルがちょうど出てきていたので試飲もしました。この後は、お家で彼も一緒にランチ。ランチのメニューは、オレキエッテパスタ(プーリアの郷土パスタ)とチーマディラーぺ(菜の花)という伝統的なプーリア料理で、オリーブオイルをかけて食べます。そのほかにも、アンドリア市でしか食べることができないネギを使ったカルツォーネ、美味しいフォカッチャ、家で塩つけしたオリーブの実やセミドライトマト、プーリア産のムール貝を使った料理などを食べました!オリーブオイルは、プーリア人にとって調味料ではなくて、メインの材料となる料理がたくさんあります。このオレキエッテと菜の花のパスタも、オリーブオイルがソースの役割になるため、オリーブオイルが美味しくないと味が台無しになってしまう料理の一つです。この日は、ランチの後に、Aさんがすでにアポをとっていたオーガニックのワイナリー見学へ。2時間以上ワインの試飲をしながら、次の目的地マテーラ へ(ドライバーの私はもちろん飲んでませんが笑)。マテーラ はユネスコ世界遺産の洞窟住居の街で、実際にはプーリア州ではなくお隣バジリカータ州の街です。でもプーリアの州境にあるため、街並みも料理もとてもプーリア内陸地と似ています。マテーラ に着いた時はもう夜遅かったため、ホテルにチェックインしてそのままディナーに。次の日は、丸っと1日マテーラ 散策をしました。洞窟の家を見に行ったり、洞窟教会に行ったり。ゆっくりとお話しして、食べる時間をたくさんとって、楽しいマテーラ見学になりました!午後お昼ご飯を食べてからバーリに戻り解散。でも、またいつか会える気がしてなりません!私たちの農家では、私が仕事の合間に農家見学ツアーは随時行なっています。飛び込みじゃない限りいつでも来ていただいて大丈夫です!それは、やっぱり農家と消費者をもっと近づけたいという思いもありますが、何よりもワインをメインとする旅として成立するなら、オリーブオイルも旅として成立させたい、そんな思いがあります。なので、クラファンとは関係なく、ぜひいつかプーリアに、農家にいらしてくださいね!
ご無沙汰しております!いつも応援、ご支援ありがとうございます!ついにクラファンも残すところ10日になりました。1ヶ月というのはとても早いですね。さて、今日は、最後の追加リターンをアップしました。そのうちの、チョコレートとのコラボについてお話ししたいと思います。Mucciさんは、1894年に創業された、私の街アンドリア市では老舗のコンフェッティ屋さんです。コンフェッティとは、ナッツ(くるみやヘーゼルナッツ、アーモンド)をシュガーコーティングしたお菓子です。お店に入る前100メートル先ぐらいから、甘い香りが漂ってくる、とっても素敵なお店。写真はインスタグラムより借りています。家族5人で経営されていらっしゃいますが、従業員ともとっても仲良しなのが伝わってきます!そんなMucciのコンフェッティ。実はガンベロロッソ(イタリア版のミシェランガイド)で金賞を取るほどの有名なお菓子屋さんなのです。甘いのが苦手は私も、彼らのコンフェッティだけは「やめられない止まらない」!農家の前に、私は旅行業をしていたのですが、案内するお客様全員が、このコンフェッティに一目惚れしてしまい、それ以来、私ができるときに日本に送って欲しいというリピーターさんさえ出てきているほどです。それぐらい美味しいMucciのコンフェッティ。それを日本にいる皆さんに是非食べていただきたいと思っています。今回は、①甘いのが好きな人②お酒が好きな人③甘いのが苦手な人を想定し、3つの商品をお届けします。①チョコレートでナッツがコーティングされた、アンドリア市の伝統コンフェッティ「テネレッリ」。こちらは今でも彼氏がお母さんに彼女を結婚前提で紹介し、もしお母さんがその女性を認めると、このコンフェッティを渡す、という伝統文化が残っています。結婚式でも、必ずコンフェッティは引き出物になっています。②イタリアのリキュールといえばのリモンチェッロが入ったキャンディ。これは夏に冷凍して食べて欲しい一品です!お酒好きな方には最高のドルチェだと思います。③私と同じように甘いのが苦手な方に。イタリアのエスプレッソコーヒーが超濃縮されたチョコレート。ほろ苦さとチョコのハーモニーがたまりません!甘いのが嫌いなんです、と言ってらした男性も、がっつりハマっていました!このMucciの3点にプラス、私たちのオリーブオイル250mlと500mlの2本セットをお届けします!
いつも応援ありがとうございます〜!ついに10月30日から収穫が始まりました!2年も待ちに待った収穫です!(去年は大不作の年でした)通常1月に収穫する農地で、緑色のオリーブの実だけを使って10月後半に収穫しました。このオリーブが皆さんのお手元に届きます!収穫が始まるのは日の出前。4時半に起きて、日の出の少し前から開始します。私たちの農家は中企業。たくさんのオリーブの木があります。そのため、手摘みでは全ての収穫は行えません。通常は、バイブレーションを使って、トラクターで収穫します。でも、今年から世界一のオリーブオイルを作りたい。そう思い、手摘みと小さなバイブレーションを起こす機械(木や実に傷を与えないように)を使って収穫しました。朝6時から始まった収穫は、お昼前にオリーブオイル工場にダッシュで搬送します。今年は、搾油機もグレードアップ。酸素に一切触れず、オリーブオイルを作っている間も高品質を保てる機械を使用しました。また、オリーブオイルの品質を左右する熱に弱いポリフェノールを壊したくないので、毎年コールドプレス(低音での搾油)をしていますが、今までは18度ぐらいだったのに対し、今年は思い切って10度から13度で搾油してみました!オイルは熱があればあるほど搾油できます。でも、このオリーブオイルは高品質にしたい!そう思って、オイルはあまり搾油できませんが、温度をギリギリにまで下げて美味しさを向上させました!工場についてすぐ、オリーブオイルになるステップを踏み始めたのですが、45分後、もうオリーブオイルとして出てきました!新鮮さが命のオリーブオイルにとって、こんなに早く作れたのは、オリーブオイル工場との何度もの話し合いが事前にあったおかげです。収穫を始めてから7時間以内。なかなかこんなに新鮮なオリーブオイルは味わえないかと思います!オリーブオイルになった瞬間の写真です!もう出てきた瞬間、嬉しくて飛び上がってしまいました!まだフォルターにかけたりとボトルに入るまでは時間がかかります。もう少しお待ち下さいね!
いつも応援ありがとうございます!今日のアップデートですが、5つのみの限定リターンであった、「これであなたもプーリア人になれる!」郷土皿とプーモの置物、そしてオリーブオイルのセットが完売いたしました!ご支援いただいた方、ありがとうございます!もし陶器職人さんが可能ということがあれば、追加リターンで郷土品の違うお皿やオリーブオイル瓶などを追加していきたいと思っています!こちらが気になっていた方は、来週のアップデートをお待ちくださいね!では、引き続き、応援どうぞよろしくお願いいたします!