「丹生山田ガイドマップ」改定の第1校が刷り上がり、ワーキングチームリーダーから説明がありました。来年3月の発刊に向けて、これから細部の校正を繰り返し、このプロジェクトもヤマ場を迎えます。
山田民俗文化保存会「丹生山田ガイドマップ」改定プロジェクトの趣旨、内容について、地元神戸新聞社の取材がありました。クラウドファンディングの取り組みも含めて紹介いただけると嬉しいです。
10月13日(日)六條八幡宮(山田町中)では下谷上地区が当番となって、勇壮な流鏑馬神事が開かれます。駅前には幟旗が立てられ、祭りを盛り上げています。楽しみにしています。
北区の玄関口、北神急行谷上駅前に谷上駅前周辺の案内板があり山田の里の史跡や文化財の案内板がありました。
みなさま初めまして。 神戸市北区で活動する山田民俗文化保存会です。このたび、北区の山田町に残る史跡や文化財などを紹介する「丹生(たんじょう)山田ガイドマップ」を35年ぶりに刷新するため、クラウドファンディングで資金を集めさせていただくことになりました。 神戸市と聞いて海と山(六甲山系)に挟まれた港町を想像する方が多いと思いますが、ここ北区は六甲山系の裏側、田園風景とニュータウンが広がる自然豊かな地域です。このうち山田町は地元の小学校校歌に「港神戸の休み茶屋」とうたわれておりますが、古くは神功皇后がこの地に行幸されたという故事から「丹生山田の里」と呼ばれ、古来より石造物をはじめ多くの史跡が残る歴史のまちです。 私たち山田民俗文化保存会は、この地に残る歴史を保存し後世に伝えていくため、地域住民100名ほどが会員として在籍し、史跡の調査や見学会などを毎年実施しています。 「丹生山田ガイドマップ」は、昭和60年に第1版を発刊しましたが、新たな道路の開発などがあり交通アクセスなどに変化があることから、最新の情報を発信するために全面改訂を行うことにしました。改訂にあたっては、会員自ら史跡の現地調査を改めて行い、掲載内容を検討するワーキンググループをこれまで何度も開催してきました。会員の努力により掲載数も倍増する予定ですのでどうぞご期待ください。 ガイドマップを片手に山田町にお越しいただき、もう一つの神戸に触れて頂ければ幸いです。また、多くの方に来ていただき、丹生山田の里を知っていただくことでこの地を盛り上げていくことができればと思っています。 クラウドファンディングのリターンには、新ガイドマップをはじめ、山田町で会員が作ったおいしいお米や、史跡巡りのツアーなどを準備いたしました。ささやかな返礼ではございますが、ふるさとを愛する思いをお酌み取りいただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。 丹生山田の里は稲刈りも始まり実りの秋を迎えます。みなさまにとっても実り多き季節となることをお祈り申し上げます。