仕事中!苺の受粉。
1月10日 金曜日 曇り
白石発笑顔の里の竹下です。
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今日は、竹下の両親が営む苺ハウスの働き者、蜜蜂君たちのお話しです。
苺農家にとって、蜜蜂は必要不可欠な存在です。蜜蜂たちが元気に飛び回り花粉を集めに精を出してくれなければ苺は実りません。以前も書きましたが、苺は農薬の使用が大変多い果物です。慣行栽培での農薬使用回数は、宮城県41回、福岡県63回となっています。あくまでガイドラインです。
蜜蜂は農薬に敏感で、特に神経毒を含むネオニコ系の農薬の使用により群が消失するという現象が世界中で問題になっています。
私の両親が作っている苺は、育苗期に10回、ハウス内に植え付けてからは春以降気温が上がり始め病害虫の兆しが現れるまで、農薬の使用はありません。
蜜蜂たちは怖いくらいブンブンと飛び回っています。
もう一つ蜜蜂が元気な理由。蜂蜜を搾取しないということです。苺は花に蜜はありません。ハウス内に入るまでにせっせと貯めた蜂蜜で冬を越すのです。冬の間砂糖水を飲ませていた時期もありましたが、蜂蜜を搾取せずに、砂糖水なしで養蜂した方が、蜜蜂が元気という結論に至ったようです。
考えれば当然のことで、ミネラル豊富な蜂蜜と精製された残りカスである白いお砂糖の差は歴然のようです。
増え過ぎて、外で出待ちの状態。
元気な蜂蜜君たちに支えられて、今日も美味しい安全安心の苺がうまれます。
蜜蜂をみても、農薬や食べ物が健康に与える影響がわかります。私たちはこの事を子育ての中で痛烈に学んでいます。食べ物や環境が、体や心をどう変えていくかを知っています。
このクラウドファンディングで実現する古民家食堂で、私たちが持つ知識を総動員して、心も体も元気になる食を提供していきます。
営業許可が取れるキッチンを作らせて下さい。
この台所は、ただ美味しいものを生み出すだけにはとどまらず、世の中を変えていく初めの一歩になるはずです。
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