韓国の都会で生まれて日本の都会で生活していた私にとって、この井の頭公園と武蔵野地域は人生のオアシスとも言えるぐらい癒される場所です。ここで子供を育てたい、ここに子供たちが戻ってこれるようにしたいと思ってます。武蔵野生まれのコアルーバッグも、作る人や使う人がハッピーになれるように育てたいです。それが自分にとってのフェアトレードかな？ 武蔵野はそんなイメージがもっとも似合う場所だから好き♡

フェアトレードの商品って、どんなイメージをお持ちですか？コーヒーやチョコレートが代表的で、お洋服はエスニック調・・・。フェアトレードで貢献したいけど、なかなか自分が欲しいものがない、と思わる方も多いのでは？どうしても生産者支援というイメージが強いフェアトレードですが、私はお客さまに満足してもらってこそのフェアトレードだと考えています。当店でお買い物してくださる方の多くは、フェアトレードとは知らずにお買い物される方が半数以上。「フェアトレードだから買う。」という方もいらっしゃいますが、「気に入って買ったものが、たまたまフェアトレードだった。」という方も多いです。お客さまに満足していただき、また買いたいと思っていただくこと。そして継続して買っていただくことで、生産者の生活の応援につながり好循環が生まれます。お洋服だったら普段から気に入って着られるデザイン・機能性が高いものを、食品だったら美味しいと思えて品質が良いものを取り揃えるようにしています。お客さまにとっても、生産者にとってもプラス影響があるフェアトレード。武蔵野市がフェアトレードタウンになれば、認知度が上がり、この相乗効果にもっと勢いがつくと思います。武蔵野市が東京都初のフェアトレードタウンになり、エシカル消費を牽引できるように、私も盛り上げていこうと思います！

経済活動を通してエンパワメントを目指すフェアトレードのコンセプトとの出会いは自分にも今ここで出来ることがあると確信を持った瞬間でした。それがまちぐるみで確信が生まれた時、そのインパクトはさらに大きくなっていくんだなと考えるだけでワクワクします。フェアトレード タウンになる事で、より多くの人々にとってもっとフェアトレード が身近になり、街の人々と繋がってゆく機会となってゆくことを願っています。

バングラデッシュ産のジュートのバックに一目惚れしたことが私とフェアトレードの出会い。高校生のときに、ただただ｢可愛い！｣と思って買ったものが、フェアトレードのものでした。ただそれだけ。ただそれだけですが、このたった１回のお買いもので私はフェアトレードを生業にしたいと思い、さまざまな出会いの中でこの街に導かれました。日々の生活の中で使うもの、食べるもの全てにつくり手さんがいること。そのつくり手さん一人一人にも大切な家族がいること。私は、フェアトレードを知ってはじめてモノの背景を意識するようになり、遠く離れた国のつくり手さんを想う気持ちは、自分の友だちや家族をもっと大切にしていきたいという想いに繋がりました。お気に入りの服を着て、大好きな人たちと一緒に美味しいごはんを食べる。そんな日常が、どんなに恵まれて幸せなことなのかを、フェアトレードはいつも教えてくれます。でも油断すると、今この日本で暮らしているこんなにありがたい恵みを、私はたまに忘れてしまうことがあります。だからこそ私は、フェアトレードを通して、今ここに生きている幸せを少しでも多くの方々に伝えて、もっともっと思いやりに満ちたHappyな暮らしを広げていきたいんです。そのための"もう一歩"を踏み出すために導かれた武蔵野で、いま私にできることを、皆さんのお力を借りながら進めていきたいです(^^)

オリパラに向けて、東京に初めてのフェアトレードタウンを作りたい。ロンドン、リオもフェアトレードタウンになり、開会中に、多くのフェアトレード商品を選手に提供したと聞いています。日本独自のおもてなしに加え、世界的なフェアトレードの活動によって、一層の華を添えられたらと願っています。15年程満員電車と遅延の多い中央線利用をしたにも関わらず、吉祥寺に降り立ったのは、フェアトレード商品を扱うシサムさんの開店がきっかけでした。ゴルフなどのイベント賞品として皆に共有して来ましたが、より多くの方に紹介できるチャンスです。