昨日、長野から寄付いただいた軽自動車が届きました。一目見て大切に使っていたのが伝わってくるお車でした。なんとお車のご提供者さまからのお手紙が入っていました。本人様よりご了解いただきましたので、ご紹介させていただきます。「長女が産まれたときに買った車で、沢山の思い出がつまっており、下取りなどで二束三文で売ることに抵抗を感じており、どなたか必要としている方に使っていただけたら…と思っていました。」そんな気持ちのこもったお車を私たちに託していただけたこと、本当に有難く、そして身が引き締まる思いです。車を寄付していただいた方へ、私たちができる恩返しは、困っている方に車を届け車が活躍する場を作っていくことなのかな、と考えています。車が活躍している様子を、またご報告できればと思います。**今回のお車に限らず、これまで車を寄付いただいた皆さま、それを被災地まで繋いでいただいた架け橋ドライバーの皆さま、ご支援いただいた皆さま、こうして記事を読んでいただいている皆さま、本当にありがとうございます。なんだか手紙を読んで高ぶってしまい、勢いそのままに書いてしまいました。これから宮城県内にくわえ、栃木県でも車を貸し出ししていきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
丸森町では年内の入居を目指して仮設住宅建設が急ピッチで進められています。これから寒さが本格化するので、避難所生活されている方が少しでもほっとできる環境が整えばいいな、と思います。そんな丸森で、本日も車の貸出を行いました。本日は軽自動車の貸出。台風19号で車を被災し、仕事に必要なのでと急ぎで車を買ったものの、その車の調子もあまりよくなく、今は代車を借りているのだそうです。そんななかで私たちのお車を借りていただき、「大変助かります」と喜んでいただきました。丸森は車がない生活は考えられない地域。だから車を選ぶ余裕もなく、「えいやっ」と車を購入したケースも少なくないのではないかと思います。東日本大震災の時もそういったケースが多かったと聞いています。もっと早く車を届けられていたら、と悔やむ気持ちもありますが、まずは今できることをしっかり全うする。そして、今回の反省を活かして次の災害発生時はもっと早く車を届けられるようにしていきたいと思います。今回のクラウドファンディングで目標金額を大きく超過した場合は、災害時に車不足で困らない社会を作っていくための活動費に活用させていただきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
3日目も沢山の方からご支援、応援の声をいただいております。皆様のおかげで目標の20%を突破しました。本当にありがとうございます!さて、ずいぶんと朝晩の気温が低くなってきた丸森町ですが(深夜早朝の気温は氷点下に)、本日の天気は晴れ。いい天気の日に片付けを進めてしまいたい、と多くの人が軽トラックを借りにきてくださいました。(カバー写真)その他乗用車を借りに来て下さったご家族も。「台風当日、役場前に車を置き避難したが、夜になり車が水没していくのを呆然と見つめるしかなかった。車をお借りできて大変感謝しています。」とお話されていました。今週末の貸出もおかげさまでひと段落です。被災された方の生活が前に進むように自分たちにできることを一つ一つ。引き続き私たちや、被災地の応援をよろしくお願いします。
プロジェクト公開から1日。16人の方から173,000円のご支援が集まりました。ご支援いただいた皆様、情報のシェアをいただいた皆様、本当にありがとうございます!さて、本日は私たちの車の貸出支援についてお話ししたいと思います。私たちの災害支援は簡単にいうと「寄付車の無償貸出支援」です。活動は大きく3つの段階に分かれています。①車の寄付を集める②現地に車を集め、貸出準備をする③貸出をする**①私たちが活用している車はすべて全国の個人・企業の方から寄付していただいたお車です。「誰かの役に立つのなら」と、大切に使っていた車を私たちに提供してくださっています。車の提供時にはボンネットをさすりながら「頑張ってくるんだぞー。今までありがとねー。」と車に話しかけている方がいらっしゃいます。そんなシーンを見ると、しっかりとこの車を現場に届けなければ!と強く思うのです。台風19号の支援で車を呼びかけてから、すでに100台近くのお車の提供の申し出をいただいています。(車の状態により受取が難しいものもあります。)②提供が決まった車を現地まで運搬してくださるのは応援してくださる企業や「架け橋ドライバー」と呼んでいる運搬ボランティアさん達。協会の自動車保険をしっかりとかけ、安全な状態で車を運びます。その後協会の車に名義変更を行い、シェアカーの証のステッカーを貼り付け、貸出準備を行っていきます。③いよいよ貸出。事前にお申し込みをいただいた方から順次貸出をしていきます。沢山の人にいきわたるように、ご近所さんと一緒に車を使ってもらえる人は優先的に貸出をしたり、軽トラックは1日毎に返却していただいたりと、工夫をしながら貸出を進めています。車が使えるようになると、「これで買い物にいけるよ」などと皆さん笑顔になります。「誰かの助けになるのなら」と寄付いただいた車が、実際に被災された方の笑顔を作っている瞬間に触れられるのは本当に嬉しいことだな、と思っています。以上、私たちが被災地で行っている貸出支援の簡単な流れです。被災された方が少しでも早く日常生活を取り戻せるように。寄付車の貸出支援を続けていきます。引き続き、ご支援やシェアを通じた応援よろしくお願いいたします。シェアいただける際は、コメントを添えていただけると、とっても有難いです。よろしくお願いいたします。
台風19号の被災地に車を届けるためのクラウドファンディングプロジェクト、本日より開始しました。私たち日本カーシェアリング協会は、寄付で集めた車を被災地に集め、無償で貸出することで生活の再建を後押しする支援活動を行っています。東日本大震災以降、活動を行っていますが、被災地で車に困る状況はいつも発生します。今回の大きな被害が出た地域でも、車は生活必需品。車がないと会社にも、病院にも、買い物にも行くのが難しい地域です。台風19号が日本列島を通過してから1ヶ月半が経過しました。ただ、被災現場ではまだ車を自身で買い戻すことが出来ず、苦しい生活を送られている方がいらっしゃいます。また、生活を立て直すには少なくないお金がかかります。そのような方々にお金の心配もなく、自由に使える車を貸し出しすることで、生活復旧を応援していきます。困っている方々の元へしっかりと車を行き届けさせるために。温かい応援よろしくお願いします。石巻で貸出した際の様子。車が届くと笑顔が生まれます。