Q、なぜTFJフェローを目指したのですか?きっかけは、将来教育に携わる人間として、机上の空論にならないように、まずは教育の現場を自分の目で見て、自分の肌で経験したいと考えたからです。理想論を語るだけなら簡単です。でも、現場で実際に変えようと汗をかくことは難しいと言います。この理想と現実のギャップが教育の変革を妨げていると考えているため、まずは現場の気持ちを知るために、自らが汗をかくことを選択しました。やるからには本気で取り組みたい。そこで、ただ教員になるのではなく「教室から世界を変える」想いを強く持ったコミュニティで働きたいと思いました。それが僕にとってTeach For Japanでした。Q、2年間どういう教師でありたいですか?生徒にとってはロールモデルであり反面教師であるような一本軸を持った教師になりたいです。僕は「公共の福祉を害さない限り目的を持った全ての行動は正当化できる」と考えています。そのため、僕自身が固定概念に縛られずにルールの中で自由に楽しむ大人となり、授業やイベントを通じて、子どもたちに人生を楽しむ力とその考え方、そしてリスクを存分に伝えていきます。チャップリンの言葉である「A day without laughter is a day wasted. 」のように、結果的に子どもたちが自分なりのやり方で毎日ワクワクして楽しめるようになることが理想です。Q、武者修行合宿に向けた意気込み・メッセージを!ビジョンを再度確認する場であり、授業スタイルを完成させる場であり、一年間の研修の集大成であると考えています。最後に背中を押してくれるのがきっとこの武者修行だと信じています。最高の状態で現場に臨めるように、最後の研修を頑張ります!
Q、なぜTFJフェローを目指したのですか?私がTFJフェローを目指した理由は2つあります。 1つは、公教育のど真ん中、直接子どもと関わる小学校の先生として子どもたちの成長に伴走したいと思ったからです。私は大学院時代、海、川、山などといった自然の中で遊ぶ体験を小学生向けに企画・実践してきました。そこで、子どもたちが、初めて行く場所、初めて会う友達や大人との関わりの中で、自分の力で成長していく姿を見て、喜びを感じていました。公教育の立場から子どもたちの成長に携われないかと思い、教員免許を持たずとも小学校の先生として子どもたちの成長に伴走することができるTFJフェローに惹かれ、目指しました。 2つ目は、2年間の小学校教師としてのキャリアが、今後のキャリアにつながると思ったからです。私は、これからの人生、教育に携わり日本の教育を今の時代に合ったより良い教育にしていきたいと思っています。昨今は、IT化などの変化が目まぐるしい時代、これから人間に求められる能力が変化しています。そのような中で、教育システム自体が見直され、例えば小学校ではタブレットが普及されたり、英語や道徳などが教科化されたりなどしています。しかし、現場の教師は多忙になるなどの問題がいたるところで生じています。そのような社会背景の中で、私はどの立場から子どもたちの未来を創っていくか現場に立ち考えたいと思いました。もちろん、この教師生活を終えて、そのまま教師として働きたいと思うかもしれませんが、教師として2年間子どもたちと関わる中で、自分が解決したい課題は何なのか、これからのキャリアを描くヒントになると思ったので、TFJフェローを目指しました。Q、2年間どういう教師でありたいですか?私は2年間で、まずはクラスの児童に全力で向き合います。一人ひとりが、安心して応援し合い、頼り合えるそんな学級を作りたいと思っています。その上で、学校内外の教育システムを俯瞰的に捉え、2年後を見据え、教師としてシステムのどのようなところに歪みがあるのか敏感に感じ取る視点も忘れずに持ち続けたいと思っています。Q、武者修行合宿に向けた意気込み・メッセージを!まずは目の前の児童にとって信頼される教師になるため、基本となる授業力を磨きたいと思っています。最近になって基本的な授業は出来るようにはなってきたと思います。しかし、児童が自分で考えて行動できるような授業設計を目指しているため、教師の私が話す時間を最低限にして、児童が主体的に考える時間を設けるためにはどうしたら良いのか探求する時間にしていきたいと思っています。 教室から社会を変える一端を担うべく精進していきますので、どうぞよろしくお願いします。
Q、なぜTFJフェローを目指したのですか?私にとってこれまで「勉強」とは自主的にするものではなく、あくまでやらされるものでしかありませんでした。高校に進学するため、大学に進学するためただそれだけのための勉強でした。その考えが大きく変わったのはアメリカへの留学がきっかけです。アメリカで新しい文化に触れ生活する中で、新しいことを知ること、できるようになることがこんなにも楽しくて素晴らしいことであるということに気づくことができました。そして強く感じたのは勉強って机に座ってやるだけじゃないということです。「勉強ってこんなにも楽しいんだ」恥ずかしながらそのことに気づいたのは大学生です。自分のようにやらされる勉強ではなく意欲を持って自ら学んで欲しい。勉強するって楽しいことなんだということを子供たちに伝えられる教師になりたい。しかし私は教師免許を持っていません。その時に出会ったのがTFJでした。様々なバックグラウンドを持つ仲間が集まり、お互いを高めあい、助け合っていけるこの環境で人間として教師として成長していきたいと思いました。それが私がTFJフェローを目指した理由です。Q、2年間どういう教師でありたいですか?私は2年間で子供たちに「勉強とは座ってやるだけではない。新しいことができるようになったり、知らなかったことを知ったりすることもまた勉強だよ」ということを伝えていきたいです。そのために子供たちにたくさんのことを知ってもらい(世界のこと、日本のこと、仕事のこと、地域のことなどたくさんのこと)その中で子供たちが何かに興味を持ち、そのことについて安心して学ぶことのできる教室、学校を作っていきます。 またこの2年間は目の前の子供たちに全力で向き合いたいと思います。すべての選択は目の前の子供たちにとって最善かどうかを考えて行動できる教師でありたいです。Q、武者修行合宿に向けた意気込み・メッセージを!4月に自信を持って教壇に立つために、必死で食らいついていきたいと思います。たくさんの方と話をする中で自分のビジョンを言語化し明確にしていくことが目標の一つです。よろしくお願い致します。
Q、なぜTFJフェローを目指したんですか?「科学のワクワクを多くの子どもたちに伝えていきたい」 これが、先生・TFJフェローを目指すきっかけです。 科学技術は、人々の暮らしを大きく変えています。例えば、昨年ノーベル化学賞を受賞した吉野博士のリチウムイオン電池のおかげで、一日中使えるのにもかかわらず、とても小さなスマートフォンが実現しています。また、日本や世界が抱えている問題を解決する手段として、科学技術が活躍することも大いに期待できるでしょう。このように、科学技術に対する期待も大きいです。そのため、次世代を担う子どもたちの教育においても、理数教育の充実がしばしば主張されています。 一方で、科学技術はどんどんわかりにくものになっていると私は感じています。それは、身の回りにある科学技術がより高度になり簡単には理解できなくなったことや、詳細を理解しなくても道具として科学技術を利用できるようになったことが理由であると私は思います。 だからこそ、科学に対して興味関心をもつきっかけとして、小さいころに科学に触れることは重要です。それもただ単に、科学的なものに触れるだけではなく、自分で実験をしたことを通して「科学の発見」をしたという体験がより大切だと思います。私自身も小さな頃に、プリズムによって突然部屋に現れた虹を発見して以来、科学の虜となりました。 私は、大学では化学を専攻し最先端の研究に携わってきました。その後化学メーカーに就職し、研究者としてまだこの世にない新しい素材を追い求めて研究を行ってきました。このように、小学校の先生としては珍しい経験を持っています。また、大学生の頃から、数多くの子どもを対象とした体験型科学実験ワークショップを企画・運営に携わってきました。これらの経験をうまく生かして多くの子ども達に「科学の魅力を伝えていきたい」と思います。Q、2年間で何をしたいですか?私が、2年間でやりたいことが2つあります。 1つは、私自身の経験を大いに生かして、子どもたちに「科学のワクワクを伝えていくことです。」これは、理科の授業に限らず、教科を横断的して身の回りにある科学を積極的に取り上げていきたいと思っています、 もう1つが、子どもたちが一生夢中になれるモノ・コトを見つかるようにサポートしていきたいと思っています。これについては、少し詳しく説明させてください。 新しい学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」が軸に据えられています。 このうち、主体的な学びは、「学ぶことに興味や関心を持ち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しを持って粘り強く取り組み」のようなイメージです。この主体的な学びを実現するには、1人1人が自分だけの一生夢中になれるモノ・コトを見つけることが重要だと私は思います。 一生夢中になれるモノ・コトは、じっとしてても見つかるものでもなく、様々な経験の中で心が大きく揺れ動いたときに見つかるのではないでしょうか。だからこそ、子どもたちが様々な経験できるようにサポートすることが大事だと思います。ですが、私個人では、限界があります。そこで、地域社会の大人や日本中、世界中の大人と子どもたちを繋なげることで、大人が持つ経験の多様性を生かすことで、子どもたちに様々な経験の場を提供することができるのではないかと考えています。まだまだ青写真段階ですが、しっかり現場を見て、赴任した学校に適した活動をしたいと考えています。Q、武者修行合宿に向けた意気込み・メッセージを!様々なバックグラウンドをもつフェロー同志、切磋琢磨しあうことで、お互いのスキルを高め合うだけではなく、志をさらに一段高められる、そんな研修にしていきます!!
Q、なぜTFJフェローを目指したのですか?フェローシッププログラムに応募した当時の動機は、日本の教育をなんとかして変えたいというものでした。 大学4年生になり自分の進路で悩む中、自分が受けてきた教育を振り返ってみると、覚えているのはほとんどが試験のための勉強で、義務教育と高校教育に大学の3年を加えた15年間で結局自分とは何なのか、本当にやりたいことは何なのか、自分にとって幸せとは何なのかわかりませんでした。当時の私はそんな自分と現代の教育に怒りを感じ、教員免許も子どもと関わった経験もほとんどない自分がこの状況を変えるにはどうするのかと方法を探した結果たどり着いたのがTFJのフェローシッププログラムでした。Q、2年間どういう教師でありたいですか?フェローシッププログラムの研修を受けているとはいえ、赴任してしまえばただの新任教師です。TFJのフェローだからといって最初から何かすごいことができるわけではないというのが正直なところです。なので、フェローとしての2年間はひたすらに教師であり続けると思います。ただ、目の前の子どもへ最適な教育を提供し、生の教育現場や2年間での社会情勢を感じることで、2年後に自分に何ができるのかが見えてくると思っています。Q、武者修行合宿に向けた意気込み・メッセージを!日本の各地でそれぞれ力を付けてきた候補生が今になって集まることには大きな意味があると思っています。 フェローシッププログラムは日本で教師になるための一般的な方法ではありません。候補生のみんなが教師になるために生きてきたわけではありません。かく言う私も2年前は研究者になりたいと思っていましたし1年前は企業で商品開発をしたいと思っていました。そんな、日本中の様々な経歴を持つ人間が、様々な思いを持って教師という仕事にあえて挑戦しようとしているのです。 今回の武者修行合宿では、改めてTFJという繋がりを意識できる機会になると思っています。この機会を通じ、今まで日本各地でそれぞれ溜めてきた力を合わせてより大きな力にできると信じています。自分もできる限りのものを持っていけるように精いっぱい頑張りますので、ご支援をよろしくお願いします。