こんにちは。
本日は、「BEER HOLIC BREWING編」の第二弾ということで、
仕込みの様子についてお話します。
第一弾をまだ読まれてないという方は、こちらから。
まず、今回どんなビールを作るかというと、、、
amuguのやわらかさと、イトグチヤの縁側をイメージした、
さわやかな飲み口のヴァイツェン です。
ヴァイツェンは、白濁した明るい色が特徴的で、酵母の性質上バナナのようなフルーティな香りがします。
昼下がりに縁側で軽く飲める、そんなビールになるといいなと思っています。
そして、今回特別なコラボビールということで、水からこだわりました。
宇陀の名水「弘法大師の岩清水」
驚くほどまろやかで、すっとのどに入る軟水です。
これがビールにどう生きてくるのかとても楽しみです。
ではさっそく、仕込みの様子についてご紹介していきます。
仕込みは早朝から夕方にかけて行いました。
汲んできた弘法大師の岩清水で、粉砕した麦芽と小麦を煮込んでいきます。
数時間ほど煮込むと、水がきれいな黄金色へと変わっていきます。
麦芽と小麦の糖がでた、まさに麦ジュース。
スイカ程度の甘みがあって驚きました。
そんな麦ジュースに、今度はペレット状になったホップを投入します。
ここでよく知るビールの香りへと変わりました。
そして、もう一つここで投入したのがオレンジピール。
amuguらしさを出すためにオレンジの風味付けをしていきます。
このあたりから、かなり香りや味がビールへと近づいているのですが、ここではまだノンアルコール。
シュワシュワもしていません。
この、麦ジュース+ホップ+オレンジピールがビールになるためには、「発酵」をさせなくてはなりません。
酵母に糖分をアルコールへと分解してもらうのです。
そしてそれには時間が必要です。
ということで、ビールの仕込みはここまで。
現在、絶賛発酵中です。
次回、コラボビールの名前と発酵途中の味についてお話したいなと思っています。
BEER HOLIC BREWINGのビールがもうすぐ販売開始ということで、そちらも一緒にお知らせしますね。
川原菜緒
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