藍濃道具屋がプロデュースする万年筆用インクの定番「藍染め風」コレクションには、全て日本の藍染の伝統的な色の名前が付けられています。
「鉄紺」「水色」「紺藍」・・・
「納戸」「浅葱」「熨斗目花」・・
藍染の工程には「栽培」「収穫」から始まり「すくもづくり」「熟成」「藍たて」「染色」・・
その一連の流れで、爪の中まで藍色に染まり体力的にも非常に過酷で手間と時間もかかります。
古来、中国から伝来した台湾の藍染は、その厳しい労働環境の為廃業が続き、ついに1942年に根絶えてしまいました。
1992年、一度途絶えてしまった台湾の「藍染」に国立台湾工芸研究発展センターが再び光を当てました。藍の生産量日本一の徳島に白羽の矢を立て、藍染職人を台湾に招待し、伝統的な藍染技法を学び台湾の藍染文化を復活させたのです。
藍染家である「藍濃道具屋」が万年筆用のインクをプロデュースする際、最初のコレクションには、台湾の藍染文化の再生に大きく寄与し、惜しみなく技術を教えてくれた日本への感謝の意味も込めて日本の伝統的な藍染めの色を再現する!
そんな思いで「藍染め風」インクは生まれました。
今回、特別に3本を収められる専用箱をご用意したリターンもあります。
素敵な”藍”のグラデーションを、ご自分用にはもちろん、大切な方へのギフトや仲間とのオフ会などで、シェアしていただけると嬉しいです。
「字力救済!」
不要不急の外出を控えて、今こそ「書く」「描く」を楽しみましょう!