こんにちは。【ともす想いたくす灯火】プロジェクトの鹿嶋静です。震災直後は、仮の場所だったり、仮設の建物だったりで、通っていた保育所や学校ははあったんですが今はもうなくて、移転して合併しました。当時、ある幼馴染の家は1mくらい津波に浸水してて、アルバムも全部なくなってしまいました。その時、思い出や校歌はみんなで共有できて、あ、思い出と歌ってなくならないんだなと思いました。それで、初めてのクラウドファンディングでは、今は無くなった私の通った保育所の子たちとレコーディングやMV撮影をしてこの保育所がなくなっても、その思い出や歌は残るんだという思いで作品として残すことができました。景色は変わる。でも、思い出や、命は変わらない。悲しい思い出は消えないけど、すこしでも、暖かい気持ちで、その場所に思いが残ればいいなと思ったのでした。そのために、できることってぶっちゃけ分からないんです。人それぞれだから。でも、知ろうとしないとなにもできない。それは、そこに住んでなきゃできないわけじゃない。あの時、その場所の方はもちろん、そこにいない人の心も傷ついていたんです。私はもしかしたら、自分の心を慰める為にやっているのかもしれない。当日、辛いことを思い出さない為に紛らわしたいのかもしれない。でも、それでもいいと思ったんですよね。なんて思われても。震災後、病気が悪化して、一昨年亡くなった地元の幼馴染がくれた最後のメッセージにこうあったんです。「ここにいたんじゃできないことを静はやった。応援してるから、思いっきりやりきってほしい。いつも楽しみにしてるんだ。」その子も被災して、病気も大変だったのに私の企画やクラウドファンディングをいつも支援してくれてて。いい思い出は、生きる力になるって教えてくれたから。とりとめなくなっちゃったけど、私も自分の心がどう動いていくかわかっていないです。鹿嶋静






