こんにちは。
『美観堂』の髙羽です。
日曜日、いかがお過ごしでしょうか?
僕はこの記事を書く前に、最近よく行く近所の花屋さんに行きました。
多肉植物のゴーラムと。
美観堂カラーの紫を中心に、4種類の生花を買いました。
新しくゲットした植物の前で、今日も張り切って記事を書いていきます!
さて、今日は美観地区のクラウドファンディング21日目です。
今日はクラウドファンディングのリターンのひとつ、『美観地区みらい券』が使える美観地区のお店さんのご紹介です。
『美観地区みらい券』は、次回の美観地区へのご旅行のときに、飲食店や宿泊施設で使うことのできる商品券です。
「未来の美観地区での飲食代や宿泊代を前払いする」という形で美観地区のお店さんをご支援いただけるものです。
「コロナ明けに美観地区の飲食店や宿で使える先払いチケット。新しいリターン『美観地区みらい券』を追加しました!」
このリターンをつくった経緯や思いについては、こちらの記事に詳しく書いています。
今日ご紹介するのは、美観地区でも指折りの人気店『くらしき桃子』さんです。
県外の友達が美観地区に遊びにきてくれたときに、僕が必ず連れて行くお店でもあります。
そんな『くらしき桃子』さんの店名にも入っていて、全国的にも有名な岡山の「桃」について、まず書いていこうと思います。
フルーツ王国の王様!大玉で「白い」岡山の桃
岡山の桃は、桃色(ピンク)じゃないんです、白いんです。
この岡山の「白桃」誕生は、明治時代までさかのぼります。
明治8年、中国から「上海水蜜」という桃が日本に伝わってきました。
桃づくりに適した温暖な気候により、岡山でも桃農家さんもどんどん増え、「より美味しい桃を作りたい」と、熱心な農家さんたちにより品種改良もなされていきました。
そんな中、明治32年に岡山市の農家『大久保重五郎』さんが偶然発見した優良品種が、他では見たことがない「白い」桃だったんです。
以来、さらなる品種改良が進み、今では岡山の白桃だけでなんと30品種以上。
岡山を代表する特産品になりました。
この白さの秘密は、桃の栽培方法としては珍しい、岡山ならではの袋掛栽培です。
まだ青くてピンポン玉くらいの実に手作業で袋をかけていきます。
たいへんな作業ですが、太陽の光を直接浴びせないことで、透き通るように白い色になるだけでなく、とても口当たりのなめらかな桃に育ちます。
また、日光だけでなく、桃を傷つける風や雨、虫などからも桃を守るため、より美しい桃が育つわけです。
そんな、最高級の白桃を中心とした、岡山の絶品フルーツをパフェにして提供しているのが、『くらしき桃子』さん。
美観地区の中に、『倉敷中央店』『倉敷本店』『総本店』と3店舗あります。
それぞれに特徴をお店の方々に伺ってきました。
読み終わったとき、どこにしようか余計迷ってしまうかもしれません。
桃を味わうならここ!『ももこパフェ』が食べられる『倉敷中央店』
まずご紹介するのが、『倉敷中央店』さん。
看板メニューは、お店の名前も冠した『ももこパフェ』。
旬が夏な桃。
じゃあ冬はないの?!という観光客の方の声にこたえて、岡山県産の白桃をシロップ漬けにして、1年中食べられる桃パフェを開発されたそう。
中には白桃ソフトクリームと、トップには『くらしき桃子』の人気スイーツ『桃子プリン』が丸ごと1つ乗った、桃尽くしの1杯です。
カフェスペースはかわいいファブリックパネルが飾られています。
スイーツを並べて写真を撮ってもいい思い出になりますね。
こちらは、桃が旬になる6月中旬~9月下旬ごろに食べられる、桃がまるごと1つのった『まるごと桃パフェ』。
これは贅沢...!
パフェのほかにフルーツたっぷりのクレープといったテイクアウトメニューが充実しているのも『倉敷中央店』さんの特徴です。
とにかく桃が食べたい!という方、岡山のフルーツを食べながら美観地区を散策したい方は、『倉敷中央店』がおすすめです。
西洋アンティークと優雅な空間が特徴の『倉敷本店』
次は『倉敷本店』さん。
3つのお店の中でも1番早い、2013年の4月にオープンのお店です。
1Fがお土産スペースで、2Fがカフェスペースになっています。
カフェスペースには、19世紀末から20世紀はじめにかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動「アール・ヌーヴォー」を代表するフランスのガラス工芸家『エミール・ガレ』の作品が展示されています。
フランスを代表する『ガレ』の作品を見ることができるだけでも、十分に価値ありですよ。
僕が友達をいつも連れて行くのも、『倉敷本店』さんです。
理由は、カフェスペースの窓際のカウンター席が超特等席だから。
窓の先に広がるくらしき川と美観地区の町並みを眺めながら、岡山の旬のフルーツを楽しむ。
『倉敷本店』さんだからこそできる美観地区の楽しみ方です。
おすすめのパフェたちは、フルーツに合うさまざまな食材をグラスに詰め込んでいるので、食べ進めるたびに新しい発見がたくさん。
たくさんの試行錯誤を重ねて、それぞれのフルーツの良さを引き立たせながらも、口の中で調和する美味しい構成を考えたそうですよ。
僕はいつも、パフェと合わせてスムージーやドリンクも注文します。
スムージーは、フルーツの味がとっても濃厚です。
初めて飲んだとき、美味しすぎて優雅なカフェスペースで思わず大きな声で「うんま!!!!」と言ってしまい、一緒に行っていた友達に恥ずかしい思いをさせてしまいました。
こぼれ落ちそうなフルーツパフェとアフタヌーンティが楽しめる『総本店』
最後の『総本店』さんは、3店舗の中では1番新しく、2019年4月にオープンしました。
アンティーク家具とドライフラワーで装飾された店内は広々としていて、客席数も3つの店舗の中で1番多いです。
『総本店』さんのパフェのこだわりは、フルーツで始まりフルーツで終わることだそう。
グラスのトップには旬のフルーツをこれでもか!と贅沢に盛って、グラスの底にもフルーツを入れるという構成になっています。
つまり最後、口の中がフルーツで終わるんです。
こうすることで、フルーツを食べた!という満足感をより一層感じることができるんだそう。
何というお気遣い...!
そして、もっとフルーツを堪能したいという方におすすめなのが、『総本店』さんでしか味わえない『アフタヌーンティセット』。
旬のフルーツだけを集めているので、季節ごとに本当に美味しいフルーツと一緒にアフタヌーンティを楽しむことができます。
こちらは事前に予約が必要なメニューなので、詳しくは『くらしき桃子』さんのTwitterをご覧ください。
(僕も早速フォローしました)
最後に
3店舗で三者三様な『くらしき桃子』さん。
コロナ明けに美観地区にいらっしゃるときは、それぞれの特徴やおすすめメニューをチェックして、1番気になるお店にいらっしゃってください。
美観地区の町家でフルーツ王国・岡山の旬の果物を食す。
みなさんの美観地区のご旅行のハイライトのひとつになること間違いなしですよ。
今日ご紹介した『くらしき桃子』さんの3店舗は、今回のクラウドファンディングのページで購入できる『美観地区みらい券』をご利用いただけます。
「未来の美観地区でのパフェ代を先に払っておく」という形で、美観地区の『くらしき桃子』さんをご支援頂けますと嬉しいです。
こちら、美観堂のSNSです。
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それでは、また明日もぜひご覧ください。