hug coffeeでエスプレッソを飲んだ事がありますか?僕たちが毎日淹れている、エスプレッソという液体はバリスタとコーヒーとの対話によって味が決まります。しかし、1日にエスプレッソのシングルを提供する事は多くても5杯です。1日100人近くのお客様の中に、僕の興奮を伝えるチャンスは多くて5回しかない。だから、この場を借りてエスプレッソに興味をもってもらえるように僕の体験談をふまえて伝えたいと思います。エスプレッソは専用のマシンから抽出される1杯約30ccの少量の液体エスプレッソは僕たちが扱っている、『スペシャルティーコーヒー』の美味しさを最大限に感じられる、抽出方法だと僕は考えます。そして僕は、コーヒーの美味しさ、驚きを伝える1番の方法だと思っています。正直、コーヒーは好きではありせんでしたが、映画『コーヒーアンドシガレッツ』でブラックコーヒーを飲みタバコを吸う大人に、何とも言えない男のロマンを感じました。そこから、僕自身、コーヒーを飲めるようになろうと決意し、その日から少しずつコーヒーを飲む特訓をはじめました。タンピングと呼ばれる、コーヒー豆に圧をかける工程。抽出するバリスタに寄って大きく味が変化するのもエスプレッソの魅力の一つ。その話はさて置き。ブラックコーヒーを美味しいと思うようになり、エスプレッソを飲んだ時はこれがコーヒーなのか!と興奮したのを覚えています。鼻を抜けるキャラメルやナッツのような芳ばしい風味その後にラズベリーやブルーベリーのようなクシュっとした酸味今度は果実感と一緒ジワーっと口の中に広がる甘さと余韻こんな体験に驚きました。コーヒーってこんなに美味しいものだっけ?と脳がフリーズしました。苦くて酸っぱい黒い飲み物から、素敵なドリンクに脳内辞書が書き換えられた瞬間でした。とどのつまり、この書き換えの瞬間を体験してほしい。そして更新してほしい。なんとなく飲んでいる毎日の缶コーヒーを、一週間に一度、hugcoffeeに変えてみませんか?ブラックコーヒーが美味しいと思うのなら、エスプレッソという体験をしてほしい。そして、その体験を最高なものにする為に、僕らは情熱を持ってコーヒーを淹れています。全ては最上のコーヒー体験のために。そして皆さんの驚きのために。バリスタ 石井青空



