セイチェレにある孤児院で育ち、現在はViVIDの良き理解者としてボランティアリーダーを務めてくれているアド・エマヌエルさん(通称: ジュニア)に、セイチェレに対する想いについて語ってもらいました。「こんにちは!私の名前はアド・エマヌエルです。趣味は映画を見ることと音楽を聞くことです。Revelation Children’s House (セイチェレにある孤児院)で育った経験は、人生において大事なことを沢山教えてくれました。私は子供達が大好きで、どうすれば子供達みんなに平等にチャンスが巡ってくるかについて模索しています。子供達、特に孤児院で育つ子供達にはいつもハッピーであって欲しいと願っています。現在私は教師として働いています。今のところフルタイムではないのですが、今後明るい未来が待っていると信じています。実は、子供の時は会計士になりたかったんですが(笑)でも今は教える事が大好きですし、教師であることを誇りに思っています。私がViVIDに興味を持ったのは、カツミ代表からViVIDの活動について話を聞いたのがきっかけでした。ViVIDの目的や活動方針、思想に共感し、大切なセイチェレの人々を助ける活動に協力しようと思いました。現在行っている「緊急コロナ支援事業」でのViVIDの活躍には驚いています。設立間もない団体にも関わらず、ここまで活動してくれていることに敬意を表します。だから、この活動が成功するように私も精一杯協力しているのです。ViVIDはチームとして一人ひとりが一生懸命働いています。日本の皆さん、本当にありがとうございます!!ViVIDはセイチェレの人々と共に働き支援してくれるということを証明してくれました。セイチェレは決して大きなコミュニティではないですが、我々の活動に参加してくれる沢山の人がいます。今回「緊急コロナ対策事業」のリーダーとして自身を持ってお伝えしたいのは、セイチェレの人々はViVIDの支援に関してとても喜んでいるということです。本当によくやってくれていると思います。」
前回のベロニカバケツの設置に引き続き、セイチェレのコミュニティメンバーに2回目の送金をし、「Fight COVID-19 with ViVID」新型コロナ対策として以下の活動を行いました。6月7日時点で18万5千円のご支援を受け賜っております。ご支援くださった方々のご理解・ご協力に厚く御礼申し上げます。1. 新規ベロニカバケツの設置 2つ(累計6つ)2. 高齢者への感染症対策グッズの作成と配布1. ベロニカバケツの設置ベロニカバケツを住宅地の中に新たに2つ設置し、前回の設置分と合わせ合計6つのベロニカバケツがセイチェレに設置されています。現地スタッフがViVIDオリジナルシールを作成し、ベロニカバケツバケツに貼ってくれました。老若男女様々な住民がViVIDのベロニカバケツで手を洗い、感染症対策に取り組んでいます。また、ベロニカバケツは、逐一水を継ぎ足して使わなければならないのですが、住民ボランティが管理者となりベロニカバケツの水の継ぎ足しや石鹸の補充を行っています。手洗い場管理者ボランティアあと4つベロニカバケツを設置すれば、約4,600人のコミュニティ住民が隈なく手洗い場にアクセスができるだろうと言う現地スタッフの意見を元に、残りの手洗い場の設置場所を決めマップにしました。人の集まりやすいモスクやマーケットなどへの設置は完了しましたが、日常的に手洗いをするためには住宅地へのベロニカバケツの設置が課題となっています。2. 高齢者への感染症対策グッズの作成と配布今回の「Fight COVID-19 with ViVID」プロジェクト フェーズIIには、セイチェレの長老が抱いていた住民の不十分な感染症対策に対する懸念が背景にあります。ViVIDも先日現地から「ベロニカバケツを設置したよ!」と言う報告を受けた際に、感染症対策が十分でない住民が多く写真に写っていたことが衝撃的でした。感染症対策グッズを買うお金がなかったり買う場所がないという理由で住民の多くは身に付けていません。そこで、支援金により感染症グッズを作成することに致しました。仕立て屋さんにて感染症対策グッズ作りセイチェレの仕立て屋さん9人を総動員し、それぞれ1700円〜2000円ほどをお支払いして一人当たり100枚程のグッズを作ってもらい、まず新型コロナの重症化リスクの高い50歳以上の住民約800人と路上マーケット販売者40人に配布致しました。セイチェレヘルスセンターの看護師長を筆頭に、村の有志の若者が一軒一軒巡回しました。仕立て屋さんは新型コロナの影響でお仕事がなくなっている状況で、できる限りセイチェレで作ることで、彼らの収入にも繋がっています。セイチェレの高齢者ベロニカバケツ4つと感染症対策グッズ約4,000枚の配布を目指して、引き続きクラウドファンディングを行っております。是非「Fight COVID-19 with ViVID」を拡散いただけますと幸いです。今後とも日本メンバー・ガーナメンバー共々活動に邁進いたしますので、最後までご理解・ご協力お願い申し上げます。
4月中旬に当団体と提携を結ぶコミュニティ長から要請を受け、それまで実施していたプロジェクトを一旦休止し緊急始動した【Fight COVID-19 with ViVID】の最新活動状況をご報告致します。コミュニティ唯一のクリニックであるセイチェレ診療所へ医療物資を届けたフェーズ Iに引き続き、フェーズIIでは、ベロニカバケツ(簡易手洗い場)の設置と追加の医療物資調達を目指して、クラウドファンディングにて資金集めをしています(5月19日18時時点にて、計74,000円 13名の方からご支援いただいています。ありがとうございます!!)当プロジェクトは緊急性が極めて高いことから、クラウドファンディングの途中でも一定金額の寄付が集まり次第、現地に寄付金を送金させていただいております。そのため、皆様から頂いた金額の一部を使って、すでにコミュニティ内で最も不特定が利用すると考えられる路上マーケット、イスラム寺院、教会、タクシー乗り場の4箇所へベロニカバケツを設置することができました! 手洗い場の台作り ベロニカバケツの輸送中 路上マーケットに設置された手洗い場で手を洗う住民 イスラム寺院の隣の手洗い場 タクシー乗り場横の手洗い場これにより住民は石鹸を使って流水で手を洗うことができています。改めて、ご支援ありがとうございます。一刻も早く5,000人のセイチェレコミュニティ住人全員が日常的に手洗いができるよう、引き続きプロジェクトを続けて参ります。引き続き、応援のほど宜しくお願い致します!