前回、『café&barくりとくら』でできること、について投稿させていただきましたが、今回は『guesthouseくりとまる』でできることについてお話させていただきます。
くりとまるオープン前からのお話で、長期間にわたってのプロジェクトだったので数回に分け「阪南大学物語」としてお送りいたします。
これは、栗山町というまちが、どんなまちか、どこにあるかも知らなかった大阪の大学生たちが『guesthouseくりとまる』での出会いを通して第二のふるさとを見つける、ローカルヒューマンストーリーです。(ちょっと言い過ぎました)
第一話 夏。
2019年7月19日~21日
オープン前の『guesthoseくりとまる』にモニターとしてお試し宿泊をするというお客様がやって来ました。
「おじゃましまーす!!!」
と賑やかにいらっしゃった皆様。
大阪にある阪南大学の学生さん、5名様です。
彼女たちはゼミ活動の一環として『北海道栗山町で若者の関係人口を増やすための方策の検討』をテーマに栗山町でのフィールドワークを行うために来てくれました。
そして私達はくりとまるのコンセプトでもある「暮らすように滞在」してもらい、彼女たち自身も関係人口=栗山町のファンになってもらいたい!という気持ちでお出迎えしました。
今年度、夏・秋・冬の3回に分けて栗山町に来てくれるとのこと。
まず、今回は栗山町について知っていただこう!の回。
まずは栗山町についての基本情報、私達地域おこし協力隊のお仕事について、この施設についての説明をさせていただきました。
この日は栗山町三大祭りのうちのひとつである「くりやま夏祭り」の日でしたので、まちや施設の紹介をした後はお祭り会場へ!
急遽おみこしを担いで商店街を練り歩く「活みこし」に参加することに!
ちゃきちゃきの栗山町民に混ざって汗だくになりながらおみこしを担ぐみんなは本当に素敵な笑顔でした!(後日この時の写真が町内広報の表紙を飾りました)
その後も花火を見たり、ジンギスカンを食べたり、くりとくらでまちの人と交流したり…
翌日には町内を自転車でまわり、グルメや大自然を堪能してくれました。
▶右上の写真は「第一回 阪南大学生による栗山町映えコンテスト」の優勝作品です
私も初めてお迎えするお客様だったこともあり、少々緊張してしまった部分もありましたが、「また秋に来ます、いってきます!!」と言ってくれたみんな。
その“いってきます”という言葉がたまらなく愛おしく感じ、手を振りながらも「次来た時は何をしようかな?」と既に考え始めている私がいました。
「少しは栗山町のこと、好きになってもらえたかな…?」
To be continued…
(第2話につづく)