
今回も『guesthouseくりとまる』の活動についてお伝えします。
第2話になりますので初めて見る!という方は前回の第1話もぜひご覧ください。
これは、栗山町というまちが、どんなまちか、どこにあるかも知らなかった大阪の大学生たちが『guesthouseくりとまる』での出会いを通して第二のふるさとを見つける、ローカルヒューマンストーリーです。
第二話 秋。
2019年9月23日~24日/10月31日~11月1日
今回は2つのグループに分かれて違う日程でご来栗してくれました。
前回はまちの雰囲気を楽しんでもらうかたちでご案内をしましたが、今回はもう2回目。
栗山町の魅力である“ひと”を知ってもらいたいと考えました。
栗山町はお客さんとたっくさん集めることのできる観光地が点在している…というまちではありません。
でもいい素材はたくさんある。おもしろい人がたくさんいる。
くりとまるで目指しているのは、ただただ観光地を巡ってお土産を買って帰る…というものではなく、まちの人との交流や体験を通してまちの魅力を知ってもらう「コミュニティーツーリズム」というスタイルです。
最初は学生さんたちも恥ずかしそうにしていましたが、当日巡ったスポットのスタッフの方に積極的に質問をしたりして、交流を楽しんでくれていたようでした。
また、いつも美味しいお野菜や果物を作ってくれている農家さんの畑にもおじゃましました。
いつも何気なく食べていたメロンは、こんなところで作られていて、こんな思いで作っているのか…と感心してくれた様子で、お話を聞いた後に食べたメロンの味は格別だったようです!
夕食はくりとまるに併設してある『café&barくりとくら』にて交流会も開催しました。
学生ならではの楽しいお話や、ちょっとリアルなお悩み事まで…
時間がすぎるのが本当にあっという間で、思い返すとこの時間で距離がぐっと縮まったような気がしました。
あっという間の1泊2日。
栗山町のこんなところを知ってもらいたい!と思い、案内すればするほど私自身がその魅力に改めて気づかされるのでした…
2回目の宿泊ともなると宿の使い勝手も慣れた様子のみんな。
本当のお家みたいにくつろいでくれてとても嬉しかったのを覚えています。
そして何より、宿についた途端、みんな口をそろえて「ただいまー!!!」と言ってくれたことに私は頬がゆるみっぱなしなのでした。
「みんな、おかえり!!!」
To be continued…
(第3話へつづく)