WeCare.id Supporterのサポーターのナナです!私はWeCare.id Supporterメンバーが参加していた共創プログラムのコーディネーターを担当しており、彼らとWeCare.idの熱い活動を真横で応援していました。(ちょっとジェラシーを持ちながらw)だからこそ、彼らの熱い想いを一番に知っており、私がご紹介せねば!と記事を書かせていただいております。まず、WeCare.id Supporterが参加していた活動が「ソーシャルベンチャー新興国共創プログラム」(Social Venture Cocreation Program)といいます。略して、Co-Pro。インドネシアのソーシャルベンチャーの活動をより加速させるために、日本人チームが対話や現地視察を通じて、改善・拡大の提案・実行しながら、共に成長する共創プログラムです。活動期間は3ヶ月間、その間にインドネシアに2回渡航をして現場を見ながら、共創団体の活動や課題を理解していきます。日本にいる間の活動は毎週のようにチームでミーティングを重ね、提案内容をブラッシュアップしていきます。最終日には3ヶ月間で現地視察、共創団体との対話を元にして行った活動結果のプレゼンを行います。仕事をしながら、2回の渡航を含めて、3ヶ月間みっちり活動を行い・成果を出すのは簡単ではありません。それでも、共創団体や彼らの活動を知れば知るほど、「彼らのためになにかしたい!」という想いは高まり、議論が深夜までに及ぶほど活発になっていきました。WeCare.idメンバー達も、彼らの熱意を感じたのか、信頼と期待を持って応えてくれるようになり、共創プログラムは大成功に終わりました。なぜ、WeCare.id Supporterがこんなにも大変なプログラムをやりとげられたかというと、彼らの中にある「貢献したい!」「自分たちも力になりたい!」というピュアな想いがあったからだと思います。だからこそ、インドネシアで患者を訪れたとき、WeCare.idからインドネシアの医療に関して聞いたときなどに胸を打たれ、自分ができる最善・最大の力を出せたのだと思います。今回のクラウドファンディングも、インドネシアでの新型コロナウイルスの状況を受け、WeCare.idやインドネシアの人々が助けを必要としているに違いない!というWeCare.id Supporterの想いからはじまっています。インドネシアの医療の危機を少しでも救うために!ぜひこの熱い想いをインドネシアに届けさせてください!GEMSTONE 参加者の声リンク
私たちWeCare.idとの共創プロジェクトを推進する日本人グループWeCare supportersは、皆それぞれ本業の傍ら本プロジェクトに取り組んでいます。各メンバーが本プロジェクトへの想いを込めて、リレー形式で自己紹介させて頂きます。二人目は今井さんです!***** こんにちは、WeCare supporterの今井と申します。今回は、なぜプロボノに参加したのか?WeCare.idはどんな活動をしているのか?私たちがなぜクラウドファンディングを始めたのか?を紹介させていただきます。普段は化学系メーカーの開発職をしており、業務の関係で何度もインドネシアに出張していました。陽気でフレンドリーなインドネシアの人々と一緒に仕事をする傍らで、この国が抱える社会課題(交通渋滞、大気汚染、ごみ問題、医療問題・・・)も肌で感じていました。何か自分にもできることはないかなと考える中で、昨年、インドネシアの医療系ソーシャルベンチャーWeCare.idでのプロボノに参加しました。実際にインドネシアに渡航して、経済的な理由で医療を受けられない方々や、そういった方をサポートしたいという寄付者の方々に直接お会いして話を聞くことで、創業者のGigih氏が目指す“Everyone deserves healthcare”の必要性を実感するとともに、WeCare.idの活動を応援したいと感じました。WeCare.idの活動が必要な背景として、インドネシアの医療保険制度がまだ課題を抱えていることが挙げられます。この制度では、医療費が原則無料になるとはいえ、保険が適応されない治療法も多く、そういった場合に経済的に苦しい状況の人は治療が受けられません。加えて、インドネシアで高度な医療を受けるためには首都ジャカルタに行かないといけないことが多いのですが、その渡航費は保険適用範囲外のため、経済的な支援なしでは治療を受けに移動することができない人々が存在します。まだ課題のある医療保険制度や離島が多いインドネシアの地理的制約も伴ってWeCare.idの活動が重要な意味を持っています。新型コロナの感染者がインドネシアで確認されるとWeCare.idは自分たちのオフィスを医療物資の倉庫に変えて、医療関係者に必要な物資を届ける活動を始めました。それまで行ったことがない物流オペレーションが必要となりますが、WeCare.idメンバーの熱意と実行力で数日後には病院に医療物資を届けています。世界的に新型コロナで混乱する中、自分たちでできる取り組みを懸命に行うWeCare.idの姿に感銘を受け、日本からもできる支援は行いたいと思い、今回のクラウドファンディングを始めました。日本も非常に苦しい状況ではありますが、一人一人が自分にもできる支援を積み重ねていくことで、新型コロナに打ち勝ちたいと思っています!
私たちWeCare.idとの共創プロジェクトを推進する日本人グループWeCare supportersは、皆それぞれ本業の傍ら本プロジェクトに取り組んでいます。本日より、夫々のメンバーが、本プロジェクトへの想いを込めて、リレー形式で自己紹介させて頂きます。まずは、一人目、大村さんです!*****こんにちは、WeCare supportersの大村と申します。7歳と3歳の子供がいるワーキングマザーをしております。私は昨年夏にWeCare.idでのプロボノに参加し、インドネシアで医療にアクセスできず苦しむ人々を支援している創業者Gigihさん達の取り組みにとても感銘を受けました。実際に支援を受けている患者さんにもお会いし、WeCare.idの取り組みが多くの命を助けていることを実感しました。今回、新型コロナウィルスによる医療崩壊を防ぐため、WeCare.idは従来の活動とは別に必要な物資を調達しインドネシア各地の医療機関へ配布する活動を始めました。これまで培ってきたインドネシア中の病院とのパートナーシップや機動力を活かし、必要なところへ必要なものを迅速に届けるべく奮闘しているWeCare.id。真摯で地道な草の根の活動がまたたくさんの方々の命を救おうとしているー彼らの新たな挑戦を応援したく今回のクラウドファンディングのキャンペーンに参加しました。一人でも多くの方に彼らの取り組みを知っていただければ嬉しいです。
私たちがなぜこのプロジェクトを立ち上げたのか。一番大きなきっかけは、現地で奔走しているGigih氏(以下、ギギ氏)のまっすぐな想いと行動力に感銘を受け、彼の新たな挑戦を後押ししたいと思ったから。本日は、ギギ氏はどんな人?何を目指してWeCare.idを設立したの?という事をご紹介させて頂きます。WeCare.idを通して達成したい事は?という問いに対し、ギギ氏 は「インドネシアを健康な国にする事」と答えてくれました。「健康」という必要不可欠なものが担保されてこそ、人は安心安全を感じ、活き活きと生きる事ができるはず、「健康」を多くの人が手に入れるために人と人が助け合う場を創りたい、と語ります。ギギ氏 は、小学校入学前からコンピューターで遊び、高校在学中からウェブデザイナーとして活躍していたという生粋のエンジニア。医師の家庭に育ち、自室は病室のすぐ隣、という環境で幼少期を過ごしながらも、自身はcomputer engineeringの道を迷うことなく選んだとの事。そして大学在学中、様々な活動に参画する中で、多くの人を社会的活動に巻き込んでいくことの難しさを実感し、いつか、テクノロジーを使って簡単に人々が活動に参加できるようになれば、という思いを持っていました。大学卒業後、エンジニアとして様々なプロジェクトを成功させながらも、何かが欠けている、と感じていた日々。その時、Global Shapersのコミュニティにて出会ったのが、Mesty Ariotedjo医師(以下、メスティ氏)でした。彼女は、都市部から離れた遠方地域での医療実習にて、医療設備の不十分さ、そして高額な交通費が負担になり十分な医療へのアクセスが限られているという事実を目にし、「誰もが平等に医療を受けられる社会」を創りたい、と強く願っていました。 多くの人が人生でより良い経験ができるように、その為に何よりも人々が「健康」でいられるように、それを達成する為には人と人の助け合いを作り出す場が必要だ、という想いを持つギギ氏とメスティ氏は意気投合し、出会った数か月後には、医療費用に特化したクラウドファンディングプラットフォーム WeCare.id が設立されました。“Everyone deserves healthcare” をモットーに、必要な人に必要な医療が届けられるよう、助け合いを生み出すプラットフォーム。2015年に設立されて以来、3,500名以上へ累計2.8億USD以上の医療費を届けています。 華々しい設立ストーリーに見えますが、設立直後プロジェクトが軌道に乗るまで、ギギ氏は耐え難い孤独や不安に苦しみました。ただし、彼は、その一年こそが自身を強くしてくれた素晴らしい一年だったと私たちに語ってくれました。描いた理想を信じつづけ、WeCare.idのプラットフォームを築き上げた彼の信念の強さ、粘り強さこそが、WeCare.idで働くスタッフや、私たちを惹きつけるものに違いないと思います。今までに築いてきた医療機関・支援企業とのネットワークを持つWeCare.idだからこそできる事があるはず、と新型コロナに対して素早くアクションを起こしたギギ氏。少しずつの皆様からのご支援が、ギギ氏率いるWeCare.idによってインドネシアで大きな力に変わります。ご支援のほど、よろしくお願い致します。