本日3/13、福島民友さま「HOMETOWNネット59(12面)」にて、わたしたち相馬田んぼアートのクラウドファンディングの記事を掲載いただきました! ありがとうございます!すでに遅い時間ではありますが、可能な方はぜひお手にとってごらんください。 わたしたちはたのしいイベントを作りたいとおもっているグループにすぎませんが、こうしてたくさんの方、いくつもの企業にご協力いただき、あるいは新聞社に記事にしていただいたりと、おおくの力をいただいています。本当にありがたいことです。 記者会見で他にお話ししたことについては、ぜひあらためてこちらをごらんください。記者会見:遠藤さんの話
こんにちは。相馬田んぼアートプロジェクトの木村です。 とつぜんですが、ぼくは、「みんなで田んぼで遊ぶのってすごいたのしい!」…とおもってます。 もちろんこれはただの「個人の感想」ではあるのですが、でもこのたのしさが、参加した方の間で、初対面だったとしても、いいコミュニケーションを生むとおもうんですね。そしてそれが、いろんな地域からあつまった方といっしょに、福島相馬の田んぼで、だったら、なおさらいいに決まっているとおもいます。 ということで、今日はみんなで田植えをするとどうたのしいかを図解してみたいとおもいます。 おおまかに絵柄をみて、色分けを説明します。みんなまだ真面目にきいてます。色ごとにチーム分けすることもあります。 田植えのこつを説明します。まだそこまでたのしそうじゃないですね。 田んぼに入ります。いきなり足をとられたり泥だらけになって、さっそくたのしくなって来ます! こつこつ同じ作業をするのは好きですか?ぼくは好きです。 植える間隔や、植える深さなどに注意をはらいます。みなさんの作業が、絵柄の仕上がりに影響します。たのしいですね。 おもったとおりきれいに植えることができるとそれはやっぱりたのしいです。 田んぼアートでは色分けがすごく大事です。苗の段階では見分けがつきにくい色もあるので注意が必要です。このあたりからトラブルが頻発して、いよいよたのしいです。 そもそも杭や図がまちがってることもあります。やばい。たのしい! 田んぼの中は移動するのがたいへんなので、苗がなくなると投げてもらいます。まわりのみんなとの連携プレーが、とても大事です。いかにもたのしい出来事がおきる予感がしますね! バケツリレー的にわたすこともあります。転ぶ、荷物を落とす、などたのしい出来事がどんどんおこります。「じゃあ、ぼくこっち植えときますね!」「出口がなくなった!」 もちろん外から苗を投げる係も重要な役割です。正確にねらった場所に投げる能力が要求されます。できるだけたのしいポイントに投げこみましょう! とどかなくて苗が田んぼに落ちて泥がビシャー!という展開もあります。 周囲の方が巻き添えをくうという展開もあります。 ファインプレーには賞賛の声をかけましょう! よくやった! みんなをみてるだけでもとにかくたのしい。 移動したところに足あとがついて、深くて苗を植えにくくなるので、時々ならしていきます。 こうして一日がすぎていきます。さあ、田植えを終えて足の泥を落としたら、こんどはたのしい交流会ですよ!
これまで3年間、手作りの小さなイベントながら、たくさんの方にご参加いただき、おかげさまでおおむね好評をいただいてます。 今日のレポートでは、過去の参加者アンケートから、いくつか抜粋して、コメントをご紹介します。 『田植えから収穫まで、楽しませてもらいました!』 『またぜひ来たいです!』 『福島の現状をしっかり知ることができてよかったです』 『みなさんチームワーク抜群でした。夕食が美味しかった』 『東京ではできない素敵な体験でした。』 『稲刈りは予想以上に楽しかったです』 『相馬の方とたくさん話せてうれしかったです』 『心からのおもてなしありがとうございます』 『笑顔でやさしく招いていただき、ありがとうございました』 『鎌をもったのも初めてでしたが教えていただきました』 『久しぶりに泥まみれになり、とてもたのしい時間をすごしました』 『本当にいつもたのしいです! 雨があがってよかった』 『次は横山さんの歌をききたいです』 『貴重な体験でした。またあそびにいきます』 『初めて出会う人たちとも一体感が出てたのしいイベントでした』 『みなさんといっしょに盛り上がれてよかった』 『相馬の風景をみることができてうれしかった』 『気さくであたたかい方々でとても楽しかったです』 『みなさんの暖かいおもてなしありがごうございました』 ありがとうございます。また、お越しください。そしてさらにたくさんの方に来ていただけるようにがんばります!
3月2日に行われました、相馬田んぼアートプロジェクトの記者会見が、2017年3月7日の福島民報さま22面(ふくしまは負けない明日へ)に掲載されました! ぜひお手にとってご覧ください。 登壇した田んぼアートのメンバーは、慣れない場でかなり緊張していたのですが、きちんとまとめてくださいました。 また、ネット版でも「ホッとニュース」として掲載いただきました。こちらのリンクからご覧いただけます。[ホッとニュース]ネットで出資者募る 相馬の田んぼアート 収穫したコメを返礼品に | 福島民報 掲載いただきありがとうございます! 福島民報さまではこれまでにも相馬田んぼアートのイベントを記事にしていただいています。こちらで2014年と2016年の田植えイベントの記事をご紹介します。よろしければご覧ください。 2014年5月18日[東日本大震災]きれいに浮かび上がるかな 相馬で田んぼアート開始 | 福島民報 2016年5月15日[東日本大震災]アート米を田植え 津波被害の水田馬模様に 相馬 | 福島民報
3月2日に相双五城信用組合さま本店で、2017年の相馬田んぼアートと、そのクラウドファンディングについて記者会見をおこないました。今日はその会見のなかから、遠藤さんが話したことをレポートします。(そのままレポートすると緊張とかでわかりづらいところがあるので、なおしてあります) 震災前までは、私は相馬市の岩子(いわのこ)という地区で、農業と漁業を営んでいました。 田んぼは津波の塩害でダメになりましたが、土壌の整備が終わり2014年から作付けができるようになりました。そのとき、このまま農業を再開するのは気持ち的にも辛いことだと思いました。そんな時に、青森の田舎館の田んぼアートを思い出し、自分のところの田んぼを使って規模は小さくても開催できたら面白いんじゃないかなぁと思ったんです。 震災後3年の間にさまざまなボランティアの方々と知り合う機会があって、そんな彼らに背中を押される形で、3年前から自分の田んぼで相馬田んぼアートを始めました。昨年で3回目、地元相馬の方々や、ボランティアで知り合った人たち、そんなメンバーが協力しあって開催をしています。大変だったけども、年を追うごとにすばらしいものになってきています。 この田んぼアートプロジェクトで思い描いている考えは、相馬岩子という土地柄を生かした内容で、いろいろなところからもっと人が来てくれて、福島の美しさ、食べ物の美味しさ、安全性などを伝えることができたらと思っています。町おこしにもなり、地域の方々にももっと喜んでもらえるイベントに育っていくのではないかと思っています。そして各地域がそんな風にしていけば、一年を通じて楽しめる、どこにも負けない土地になります。 この相馬田んぼアートは大きさでは他に全くかないませんが、他の田んぼアートではみられない、田んぼに映像を投影するプロジェクションマッピングを、メンバーの映像作家の方にご協力いただいて、夏の鑑賞祭に開催しています。 田んぼアートで育てた米を食べるまでを一連のイベントと考えてやっています。フレンチのシェフの方もメンバーにいて、相馬のお米や食材を使った料理をイベントで振舞ってもらったりもしています。そして田んぼアート米を使ったビールの製作も昨年からはじめて、参加者の方にはとても喜んでいただいています。 今年は、もっと多くの方に来ていただけたらと思っています。ご存知とは思いますが、相馬に東京方面から来るのはまだまだ大変です。そのほかにも多くの人に来てもらうためには整えなければいけないことがたくさんあります。もっとたくさんの方に相馬市岩子に来てもらうことを目指し、その仕組み作りのために今回、FAAVOさんでクラウドファンディングに挑戦をさせていただきました。 みなさんに興味を持ってもらい、ご協力いただけたら、本当に嬉しいことです。 遠藤友幸