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【学校を元気に!】 Edcamp都留で山梨の教育に新しい風を!!!

未来の教育に関心を持つ多様な人びとが出会い、語り合い、学び合う場として、「edcamp都留(つる)」を開催します。また、最先端の教育実践に取り組む教員を山梨に招き、地域の教育関係者や教職志望の若者が新しい教育の可能性を学ぶ場を創ります。

現在の支援総額

345,000

114%

目標金額は300,000円

支援者数

40

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/11/11に募集を開始し、 40人の支援により 345,000円の資金を集め、 2016/12/17に募集を終了しました

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現在の支援総額

345,000

114%達成

終了

目標金額300,000

支援者数40

このプロジェクトは、2016/11/11に募集を開始し、 40人の支援により 345,000円の資金を集め、 2016/12/17に募集を終了しました

未来の教育に関心を持つ多様な人びとが出会い、語り合い、学び合う場として、「edcamp都留(つる)」を開催します。また、最先端の教育実践に取り組む教員を山梨に招き、地域の教育関係者や教職志望の若者が新しい教育の可能性を学ぶ場を創ります。

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6月に計画していた先進教育講演会の概要が決まりましたので、お知らせいたします。   日時:2017年6月24日(土)午後2時〜午後4時30分 会場:都留文科大学(教室未定)    山梨県都留市田原3-8-1    富士急「都留文科大学前」駅より徒歩5分   <第1部> 先進校訪問の報告会(午後2時〜2時40分)   都留文科大学国語教育学ゼミ学生による報告(和光学園、工学院大学付属中高など)   <第2部> 先進教育講演会(午後2時50分〜午後4時30分)   講演者:金子 暁 先生   <金子暁先生プロフィール>  広尾学園教務開発部長。 先進的な取り組みで全国的に注目されている広尾学園の学校改革を牽引。新しい教育プログラムの開発やデジタル・ネイティブ世代のための環境づくりを取り組むICT教育責任者も務めている。   <演題> 戦略を持たない教師に未来は近づかない〜広尾学園の挑戦〜 <内容>・廃校寸前から都内トップの人気校へ・学校発展と衰退の構図・急伸する偏差値と大学実績の中で選び取った「多様性」の教育スタイル・ICTをベースにしない学校に未来はない・教師〜旧意識からの解放〜・生徒〜本物との出会い・戦略を持つ教師 戦略を持つ生徒・組織は自分で創るもの・改革は自分で起こすもの・日本の小中高校が大学を変え、社会を変え、世界を変える   以上です。   山梨の教育が広尾学園と同じになる必要はありませんが、 最先端を行く学校で何が起きているのか、 そういう学校を創りだした教員が何を見ているのかを知ることができる、 きわめて貴重な機会を都留に作り出すことができそうです。   皆様のご支援に改めて感謝申し上げます。   野中潤


学校訪問レポート続編(2/9午後)   和光学園に続き、2月9日午後には稲城市立平尾小学校を訪問しました。 以下にゼミ生が3人がまとめてくれたレポートをお届けします。   学校訪問レポート「平尾小学校」(←PDF版へ)   1はじめに   2017年2月9日(木)に行ったフィールドワークでは、午前中に和光高校を見学させて頂き、午後には稲城市立平尾小学校でiPadを利用したクロスカリキュラム型の授業についての学びの時間を持つことができました。 平尾小学校では、まず1年生の教室を見学させて頂きました。貼り出されている掲示物や教室の備品、教材などを手がかりに、1年1組担任の野中美幸先生に平尾小学校の現状を教えて頂きました。 他学年の授業も終わった15時45分からは、平尾小学校の授業実践の勉強会の場に参加させて頂きました。テーマは「豊かな言語生活を開く国語教育の創造~主体的・協働的な課題追究活動としての単元学習の開発~」で、iPadを活用した国語科・生活科・図工科のクロスカリキュラムの授業実践について知ることができました。実践報告の内容は以下の通りです。   2iPadを利用したクロスカリキュラム型の授業実践 (野中美幸先生)   【 単元名 】 「ようこそ、わたしのさくひんてんへ」   ―「大すきな チャボ」の制作過程をスライドショーで紹介しよう―   (対象:小学1年生)   【 単元の特徴 】 1、行事と関連付けた国語科、生活科・図工科のクロスカリキュラム   →生活科での生き物とのふれあい体験を基にして国語科の「書く」学習(絵日記を書く)、図工科の作品作りにつなげた学習を行った。さらに、自分の作品について紹介するという「話す」学習を行った(ロイロノートスクールを使って自分の作品を紹介する音声入りスライドショーを作成)。   ※実の場の設定による目的意識・相手意識の明確化    →作成やスライドショーを作品展で公開するということ(目的意識)をあらかじめ言っておくことで、子どもたちにお客さんがいること(相手意識)を確認させることができ、主体的な学びにも繋がる。   2、「話すこと・聞くこと」の学習ツールとしてタブレットを使用    →音声入りスライドショーの作成を通して「話す」力の向上を目指す。   3、自己評価・相互評価を用いた学習   →ロイロノートスクールでは録音や再生を簡単に行うことができる。話したことをすぐにフィードバックできるため、自己評価・相互評価につながる。また、修正すべき点に気づいて繰り返し録音することで、話す技術が向上したり、グループでの教え合い・学び合いにも活かされる。 録音+再生の後にアドバイスをし、その後再録音することが、児童の「話す力」の向上に繋がる。   【 単元の目標 】 作品の制作過程や工夫した点などを分かりやすく話すことができる。 グループで話し合い、分担を決めたり、話す内容や話し方を教え合ったりできる。   【 付けたい力 】 観察・体験したことを順序よく捉える力 分かったこと・感じたことを言葉や文章で表現する力 伝えたいことを分かりやすく話す力   【 おおまかな単元計画 】 生活科+国語科(1時間)  →チャボと遊び、絵日記を書く。   図工科+国語科(7時間)  →チャボの絵を描き(6時間)、工夫したことを図工日記に書く(⅓×3時間)。   国語科(9時間+練習4時間)  →・図工日記を書く。      ・ロイロノートに慣れるための練習。      ・作品を説明するための原稿を書く。      ・スライドショーの作成。      ・スライドショーの鑑賞・交流。       【 iPadの使い方についての留意点 】 渡してしまってからでは収拾がつかないため、簡単な約束をしてからiPadを渡す。 →「タイマーが鳴ったら黙って手を上げる」、「机の上から持ち上げたりしない」、「持って立ち歩いたりしない」、「机と机の間には置かないで机の真ん中に置く」、「使うアプリはロイロだけ」など。   iPadを持つ「班長さん」は週替りでローテーションする(4人で1台使用)。 →強制的に順番で役割がつくことで均等にiPadが回る。 →得意な子だけ積極的に操作して、他の子は見ているだけということがなくなる。   【 児童の反応 】 初めは自分達でスライドが作れるのか、iPadが操作できるのか不安そうにしていた。しかしある児童が「iPadなんて大きな携帯のようなものだよ」と発言すると不安が取り除かれたようだった。   児童たちは録音した自身の声を聞くのが恥ずかしく、最初はためらいがちだったものの、クラス全員で活動することによって恥じらいもなくなり、積極的に自分たちで録音するようになっていった。   ローマ字を習っていないため、ローマ字入力はできなかったが、手で文字を書いたり、絵日記を写真に撮ったりしてスライドを作っていった。   【 成果 】 教え合いながらスライドショーを作ることで、1年生なりの学び合いができた。 [録音→再生]することで話し方の自己評価・相互評価がすぐにできるため、分かりやすく話そうという意識が高まり、話し方が上達した。 繰り返し録音でき、成功体験が自信・意欲的に繋がった。 話すことが苦手な子でも安心。 ルーブリック評価により、学習の目当てが明確になった。   【 課題 】 原稿を読むことになりがちであった。今後は自分の言葉で話せる力をつけることが必要。   【 他の先生からの意見 】 授業にICTを活用することはこれから絶対必要になる。しかし、デメリットも考えなければならない。 →どのようなデメリットがあると考えられるだろうか? →遊んでしまう。 →これはICTとは関係ないのでは?  通常の授業でも遊んでしまう子は集中できていない。 →メリットが多く、デメリットはこれと言ってないのでは?ただし、ICT取り入れるまでが大変。 →教員の意識の問題か。   【 その他(野中美幸先生のお話から) 】 協働的に学ぶことで、教師が正解を教えるのではなく、仲間から学ぶことができる。 →自分で学ぶ・仲間と学ぶ   国語を他の教科と関連づけ、毎時国語の学習であることを理解させることで、常に言葉を使うことを意識させることが大切。 →意識しないと、やっていることは同じでもクロスカリキュラムにならない。   教科・領域の奪い合いはおかしい。大事なのは児童にどんな力をつけさせたいか。   クロスカリキュラムは小学校だと柔軟に対応できる。中学校では教科ごとすり合わせが必要になる。   3おわりに(見学者の感想)   小学1年生にとって言葉の学習は重要であり、どの教科においても、言葉を学んでいるという意識を持たせることは大事であると改めて感じた。クロスカリキュラムは、教科担任制ではなく、すべて1人の担任が教えるという小学校の先生だからこそ行えるものでもあり、教科に限らず、いろんな角度から学びを深めていくことは児童にとってとても有意義な活動であるように思った。   小学校という場所に入るのが久しぶりだったため、何もかもが新鮮に見えた。ホワイトボードを使った役割分担表、机の配置の仕方、掲示物の位置など、子どもの状況に合わせて様々な工夫がされていることが分かった。子どもにとって過ごしやすい・学習しやすい環境を整えることはとても大切だと感じた。   発達障害をもった児童もいるということで、さまざまな工夫が授業や教室デザインに施されていることがわかった。協同的な学びを通して自分以外の児童とコミュニケーションをとることができるだけでなく、教えあったり学びあったりするなかで自分とは違う考えをもった児童を理解できるようになると思った。  


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  2月9日(木)の和光高校訪問レポートを、3年ゼミ長の森公崇君がまとめてくれました。 どうぞご覧下さい。   先進校学校訪問レポート「和光高校」   日時:2017年2月9日(水) 9:30~12:30 場所:和光高校 第二コンピューター室(多目的室) 見学授業:2時間目 情報「情報キーワード プレゼン」  授業者:小池則行先生 1年2組(40人・欠席1人) 訪問者:小澤、面田、本間、森、新田  野中(自費参加)   〜授業の概要〜 ①教室設備、準備   ・生徒はA,B,C,D各ブロックに10人ずつ着席(既にグループ分けされている) ・各ブロックには丸テーブル、椅子(背もたれなし)、スクリーン、Macbbok、プリント等回収BOXが用意されている。 ・教室正面には電子黒板あり ・プレゼンする際に使うスライド(keynote)は冬休み中の課題として作成済み、既に小池先生に提出済み ・プレゼン資料の作り方、情報の集め方、引用マナーなどは既に学習済み ・和光高校OBで大学2年生の佐藤さん、山田さんもアシスタントとして参加   ②本時の流れ ・本時は1stラウンド、5人が発表 ・発表3分、フィードバック用紙記入2分、交代準備時間1分 計6分のサイクル ・正面の電子黒板に計時は表示してある。3分経過すると呼び鈴が鳴る。 ・各ブロックで発表している内容は違うが、計時は同時に進んでいる。 ・情報キーワード(プレゼンするテーマ)については、小池先生があらかじめ80個くらい用意しておき、生徒たちはその中から好きなものを選んでプレゼン資料をつくっておいた。(テーマが被ったら、ドラフト会議のように抽選して割り振る。) ・プレゼンテーマ例:「(ネットの)炎上」「クリエイティブ・コモンズ」「モバイルデータ」「デジタル万引き」「フリーWi-Fi」etc… ・フィードバック用紙(B6サイズくらい)には、「からへ」と記名するところがあり、発表者に対しての評価を3〜4行で書く。 ・授業の最後に各ブロックで一番良かったプレゼンテーターを投票によって決定する。投票用紙が配られ、それに記入後、テーブルの中央に置いてある回収用箱に入れる。小池先生は授業後これを回収、集計し、各ブロック4人の代表者を決める。 ・ブロック代表者は決勝戦に参加する。   ③次時の流れ ・2stラウンドを行う。流れは1stラウンドとほぼ同じ。 ・また、ブロックの最優秀者を決め、前時と合わせて8人の代表者が決定する。 ・決勝戦では、8人がプレゼンをし、クラスの最優秀プレゼンテーターを決める。   〜見学者の感想、気づいたこと〜 ・聞く側の生徒の反応が良く、活気あふれる授業だった。よくあるプレゼンの授業では、40人クラス全員の前で、1人で発表するというパターン。これでは、緊張しすぎて上手く喋れない、場が白けやすい、などデメリットが多い。今日の授業のように、10人という程良い人数の前であれば、良い緊張感を持って発表できる。また、他グループの盛り上がりも意識できる。 ・時間をしっかり区切って効率的にプレゼンを進めさせているため、授業にメリハリがあった。 ・フィードバックが工夫されていた。授業の前に「評価シートを発表者本人に渡すからね」と前置きをしておくことで、フィードバックをちゃんとやらなきゃ、ある程度の分量を書かなきゃ、と生徒が意識している。 ・自由な校風が授業にも色濃く反映されていた。(教師としては見づらいのだが)色ペンを使って、発表者ごとに色を変えてコメント書いている女子生徒がいた。細かいところは生徒の「自由」に委ねている?ちなみに、金髪・茶髪の子やピアスをしている子もちらほら見られ、どうやら校則は厳しくはないようだ。 ・デジタルとアナログを上手く使い分けていた。今回の授業では、フィードバックが紙媒体だったが、決勝戦の投票ではグーグルフォームを使う予定らしい。 ・教室の備品にも工夫が見られる。背もたれがない椅子を使うことによって、居眠りをする生徒がいなく、積極的な授業への参加を後押ししている。自由な中にも細かい配慮(制限)を加える事で、個性的な生徒たちとの授業が成り立っている。 〜私達が学ぶべきこと、還元できること〜 1,アナログとデジタルのハイブリッド  フィードバック、投票、すべてをデジタルで行うこともできたが、小池先生はあえてアナログを投入し、上手く使い分けていた。紙媒体には、話を聞きながらメモしやすい、デジタルデバイスに比べて気持ちを入れてしっかり自分の言葉を書ける、などといったメリットもある。それらを勘案して授業づくりをしていかなければならない。   2,子供たちの特性にあわせた授業づくり  和光高校は制服がない、フィールドワークを大事にしている、など活発で自由な校風が売り。生徒たちも前述の通り、個性的。ゆえに、普通の講義型の一斉授業などをすればうまくいかないだろうが、小池先生が提案するような言語活動をたくさん取り入れた授業なら、子どもたちに特性にも合っているし、盛り上がる。子どもたちの特性に合わせた授業づくりが大切。   3,同僚の先生方の関係性・できることから始める  小池先生はグーグルクラスルームを導入したり、chromebook等のデバイスを活用したりと、最先端を進んでいる。それに便乗して、ICTを導入しようと模索する先生もいる一方、乗り気でない先生方もいる。むしろ、後者が大半。他の学校にもこの構図が当てはまる。  なんとか多くの先生方を巻き込むとともに、小さなできることから始めたい。例えば、小池先生はデバイスの収納にガムテープで補強したブックシェルフを用いるなど工夫を見せてくれたうえで、予算がなくてもできることはあると強調していらっしゃった。  ICT導入はそんなに仰々しいものではない。ICTへの垣根を少しずつ取り払うことで、多くの先生方の興味を惹きつけ巻き込むことができるのではないだろうか。   4,その他(小池先生のお話) ・情報室は予約制。他の教科でも授業で情報室を使うことがある。 ・今の子供達はスマホネイティブ世代と呼ばれ、実はパソコンが全く使えない。パソコン知識ゼロ状態と思って授業を始めるべき。そのため、前期の授業では、タイピング、メール作法(シグネチャー(署名)を入れる等)ばかりをやる。 ・メールの署名について学ぶ前提として名刺作りの授業をやっていた。名刺にどういう情報を書き込むか。そういう情報にはどういう意味があるかを考えさせた上で、メールの署名の意味を理解させるという流れ。こうしたところにも、アナログとデジタルを使い分け、組み合わせることによる学びがあった。 ・You Tubeの活用もしている。例えば、Excelでデータ処理をする課題を出した時。グラフ作成の仕方を動画編集して、You Tubeにアップ(限定公開?)し、生徒たちはそれを上手く視聴しながら課題をこなす。You Tubeを使うと、授業中に関連動画を見だす生徒がいるのではないか?と怯えていたら、それはもう時代遅れ。You Tubeのフィルタリング機能はかなり向上していて、授業に関係ない動画を見られないように設定できる。 ・フィルタリング機能については、chrome bookにも同じことが言える。 ・生徒一人ひとりにGoogleのアカウントを配布してある。ただ、アカウントは卒業後は無効にしてしまう。(→卒業後にも使えるようにしたら、卒業生との連絡がとれて且つ学校教育を応援してもらいやすいのでは…?by野中T) ・


3月に予定していた先進校訪問ですが、少し前倒しをして昨日、東京都町田市にある和光学園中高と稲城市立平尾小学校に行ってきましたので、簡単にご報告申し上げます。 参加した学生は5名。朝6時台の富士急に乗って午前9時に小田急線鶴川駅に集合。雪がちらつくなか、G Suite for Educationを中心に先進的な取り組みをしている和光学園高等学校情報科教諭の小池則行先生の授業を見学しました。 グループワークがしやすくデザインされた教室には、4つのブロックが作られていて、それぞれにプロジェクターとスクリーンとMacBookが設置されています。4つのブロックにはおのおの10人の生徒が着席。1つの教室に教員用の電子黒板に加え、4つのスクリーンが並ぶという光景にまず圧倒されました。 小池先生によるポイントをおさえた的確な説明の後に、4つのブロックではそれぞれに自作のスライドを使った個性的なプレゼンが同時進行で展開されていきました。教員用の電子黒板には6分のカウントダウンタイマーが表示され、電子音で時間を区切り、「プレゼン3分→フィードバック記入2分→プレゼン準備1分」というサイクルで各ブロックの半分にあたる5人がプレゼンをしました。(次回の授業で残りの5人がプレゼンをします。) 「デジタル万引き」「炎上」「クリエイティブ・コモンズ」「フリーWi-Fi」など、自分で選んだキーワードについてのプレゼンは、それを聞くこと自体が情報科の学びにもなっていて、見学している私たちにとっても「へえー!」「なるほど!」という話がたくさんありました。もちろん生徒たちも、メモを取りながら友人のプレゼンをに熱心に聞き入っていました。 10人という単位でテーブルを囲んで座るという形態が、適度な緊張感とやわらかい関係性を創り出していて、45分の授業を通じ、生徒たちが常にアクティブに言語活動を展開していることが印象的でした。また、フィードバックのために使われていたのは手書きのコメントシートで、デジタルとアナログが巧みに組み合わされて授業がデザインされている点に、参加した都留文科大学の学生は納得顔でした。 授業見学の後は、大学の春休みを利用してTA(ティーチング・アシスタント)をしている和光学園卒業生2人をまじえ、1時間あまりにわたって見学した授業の内容や和光学園の教育について意見交換をし、その後は校舎内を見学させて頂きました。   お昼をはさんで午後は、稲城市立平尾小学校でiPadによるクロス・カリキュラム型の授業についての学びの時間を持つことができました。 学校到着後、校長先生にご挨拶。そのあと30分あまりにわたって、まずは小学校の教室を見学。貼り出されている掲示物や教室の備品、教材などを手がかりに、1年1組担任の野中美幸教諭に平尾小学校の現状を教えて頂きました。 他学年の授業も終わった3時45分からは、平尾小学校の授業実践の勉強会の場に学生たちも参加させて頂きました。テーマは「豊かな言語生活を開く国語教育の創造~主体的・協働的な課題追究活動としての単元学習の開発~」。行事と関連づけた国語科、生活科、図工科のクロスカリキュラムの授業実践で、カリキュラム・マネージメントについて大学の授業で学びつつある学生にとって時宜にかなった内容でした。また、「話すこと・聞くこと」の学習ツールとしてiPadを使い、ロイロノート・スクールを活用して自己評価、相互評価による主体的・協働的な学習活動を創り出すという先進的な取り組みであるとは言え、環境整備が遅れている公立学校の現状を理解することもでき、有意義な時間になったと感じています。   いずれの学校訪問についても、参加した学生が詳細をレポートにまとめ、6月の講演会の際に報告する予定です。   なお、予想よりも多くのご支援を頂くことができましたので、来週の22日(水)と24日(金)の2回に分けて八王子にある工学院大学付属中高を訪問する予定です。


  皆様のご支援によってedcamp都留を無事に開催することができました。 セッション2の模様です。 5つのテーブルで同時にセッションが展開されていて、 写真は、テーブル4「学生提案型地域活性プランコンテスト」と、 テーブル5「〈学生→教員〉と〈学生→企業勤務→教員〉のどちらが良いか」の様子です。 ごらんのとおり、多くの方に来て頂くことできました。 しかも、東京や神奈川、静岡など、近隣の都県から来て下さった支援者の方、参加者の皆様、 地元の教員、学生、公務員、企業勤務の方など、さまざまな方と語り合うことができました。 詳細は、edcampレポートをお届けしてご報告できればと考えています。 今日は、取り急ぎ、無事開催のお知らせのみにて失礼いたします。 どうもありがとうございました。