みなさんこんにちは!
BIKAS COFFEEスタッフの田口です!
前回の私のインタビュー記事はご覧いただけましたでしょうか?
もし、まだ見ていない!という方がいらっしゃいましたら、
簡潔なものなので、ぜひご覧ください。
さて、今回は【ミニ講座】第二弾「こんなところにプラスチックの影響が!」
をテーマに皆様とプラスチックについて学んでいきたいと思います!
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①海洋への影響
みなさん、海は好きですか?
私は、砂が苦手で海より川派なのですが、
セブ島に留学していた時は毎週末、海で泳いで楽しんでいました!
ローカルな海は人の手が加えていないため透き通っていて見ているだけで
心が満たされていました!
自分が自然を求めて海に行ったのに、
海がプラスチックゴミであふれていたら嫌ですよね。
綺麗な海を守っていきましょう!
実際に海洋にはプラスチックのどのような影響が出ているかというと、
環境中にでたプラスチックたちは、熱や光、機械の摩擦、様々な刺激によって破壊され、小さくなっていきます。そして5mm未満になったものはマイクロプラスチック、さらに細かくなったものはナノプラスチックといいます。
これらのマイクロプラスチックやナノプラスチックは、目に見えないくらい小さいので、それらを魚が食べ、体内に保持し蓄積してしまう危険性があります。分解が遅いプラスチックが体内に入ることで内部を傷つけてしまい死んでしまう生物があとを絶ちません。
また、魚を取る網に大きなビニール袋やペットボトルなどのゴミが絡まり、産業に対しても影響が出ています。
何より、そのような環境で獲った魚を口にしているのは私たちであることを
忘れてはいけません。
②大気への影響
美しい雲や夕焼けを見ると思わず心奪われてしまいますよね。そして、自然豊かな場所の醍醐味といったら、思いっきり良い空気を吸うことではないでしょうか?一気に体の細胞たちが元気に足る感覚ってたまりませんよね!!
私たちが、排出したプラスチックは、一体大気にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?
海洋に影響をもたらしているマイクロプラスチックやなのプラスチックは
大気にも存在していることが研究上発見されているそうです。
数は海洋の方が圧倒的に多いですが、大気に潜むこれらのプラスチックの方が私たちの体内に取り込む危険性が高いのです。
みなさんが吸う日々の空気、
プラスチックの処理方法を間違えたり、余分にプラスチックゴミを排出した場合、
身近なところから悪くしているんです。
なかなか気づくこともないかと思いますが、
毎日気持ちの良い空気に包まれるためには、プラスチックの扱い方を
見直していくことが必要ですね!
特に。お部屋に飲み終わったペットボトル放置している人は要注意ですよ!笑
人類は、4億トンを超えるプラスチックを生産し、その数は20年後には二倍に増えるのではないかと予測されています。
③人体への影響
海洋も大気も私たちの生活には必要ですよね。
つまり、それらが汚染されているということは、私たちの健康にも被害が出る
ということになります。
皆様は、BPA(内分泌攪乱物質)をいう言葉を聞いたことがありますか?
実は、これ、缶詰の内部のコーティングやお皿、CDなどに付着しているプラスチックの原料となる化学物質なのです。
このBPAは、文字の通り内分泌器官を攪乱してしまう危険性があります。血流に流れ込み、本物のホルモンと似た働きをするため、大切なホルモンバランスが崩れてしまいます。
なので、女性の妊娠中や胎児などには危険度が高まってしまうのです。
このBPAはプラスチック製品に多く含まれていることがあるため、
体内に取り込むものには気をつけましょう。
コンビニ弁当の温めやカップ麺も一つ例です。
容器を移し変えたり、自分でお弁当を作るようにする一手間で、
健康を保っていきましょう。
今回は、少し気難しいお話になりましたが、日常に潜んでいるプラスチックの
影響を知りながら、脱プラ策を考えていきましょう!!
今回もご覧いただきありがとうございました!