こんにちは。今日はリターン品情報②!ということで、「野鍛冶体験」のご紹介をさせて頂きます。 体験メニューは10000円と20000円の2コースあり、10000円は五寸釘を素材にしての小物づくり、20000円は軟鉄を使用して草取り農具又はペーパーナイフの制作です。 今回のレポーターはメンバーの一人、大藤寛子さん。初めての鍛冶でペーパーナイフを制作されました。 京都・亀岡『片井鉄工所』で鍛冶体験させてもらいました! びわ湖高島・野鍛冶復活プロジェクトは京都・亀岡『片井鉄工所』で活動されている、堀田さんと猪越さんに、鍛冶とその技術について教えてもらっています。 鉄の棒を火(コークス※1)で熱して、赤々とさせます。 左手はハシ(※2)で鉄の棒をつかみ固定させるのですが思い通りにハシが使えず…。 右手はハンマー(※3)を振り下ろし、熱した鉄の棒を叩きます。しかし、ハンマーをまっすぐに振り下ろせない…。 そうこうしているうちに赤々していた鉄の棒は冷えて黒くなっていきます。再度、火(コークス)の中で熱します。 あんなに硬かった鉄が、火に熱せられ、 私が振り下ろしたハンマーの力により形を変えていく。 「失敗しても、またやり直す」 「ちょっとずつ、ちょっとずつ、形になっていく様」 「自分の身体をどう動かして、力を伝えるか、慣れていく感覚」 とても不思議な経験でした。 出来上がったのは、ペーパーナイフです。 持ち手の部分、曲がっているのが面白かったです。 刃の部分は機械で研磨して、砥石で砥いでもらったらピカピカ! 京都府亀岡市の片井鉄工所さんについては以下のブログが分かりやすいです。 プロジェクト保津川さん 『筏の「カン」を60年ぶりに製作しました!』 http://hozugawa.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post.html 火で作った鉄金具を使い、たくさんの山の木材を筏にして、 川が流れていく水の力を使い、平安京の寺社仏閣の建設を支えていたのですね~。 片井鉄工所さんとびわ湖高島・野鍛冶復活プロジェクトの活動を紹介するおはなし会を開催します。 1/24(日)13:30~ 新旭公民館(高島観光物産プラザ)3-A会議室 おはなし会 14:30~ 現地建物見学会 ぜひご参加ください! 詳細: https://www.facebook.com/events/1724916784461191/ 【用語について 】 ※1 コークス…石炭を原料に炭素を主成分とした多孔質の固体 そもそもコークスって?というのも面白いです http://www.tkcc.co.jp/what/what_cokes_3.html ※2 ハシ…熱した鉄を直接は持てないのでハシで挟み、持ちます ※3 ハンマー…鉄をたたく道具。入れ槌、トンカチ





