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西淀川の古民家を再生して、環境や公害が学べるゲストハウスをつくる!

私達は、かつて「公害の町」として知られていた西淀川を公害を克服して「環境のまち」に変えていくための活動をしています。この地にある古民家を改修して、ゲストハウス&カフェをオープンし、多様な人の交流によって新しい『何か』を生み出す場を作ります。

現在の支援総額

580,000

115%

目標金額は500,000円

支援者数

55

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/28に募集を開始し、 55人の支援により 580,000円の資金を集め、 2017/10/31に募集を終了しました

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西淀川の古民家を再生して、環境や公害が学べるゲストハウスをつくる!

現在の支援総額

580,000

115%達成

終了

目標金額500,000

支援者数55

このプロジェクトは、2017/08/28に募集を開始し、 55人の支援により 580,000円の資金を集め、 2017/10/31に募集を終了しました

私達は、かつて「公害の町」として知られていた西淀川を公害を克服して「環境のまち」に変えていくための活動をしています。この地にある古民家を改修して、ゲストハウス&カフェをオープンし、多様な人の交流によって新しい『何か』を生み出す場を作ります。

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「大阪にも公害があったなんて知らなかった」と言われることも 私たちあおぞら財団が今回起案している「姫里ゲストハウスいこね」は、環境や公害について学べる場の一つにしたいと思っています。   あおぞら財団は、当財団は、公害患者が勝利した西淀川公害裁判の和解金の一部を使って、「手渡したいのは青い空」を願って1996年にたちあげられました。  「大阪にも公害があったなんて知らなかった」と、私たちあおぞら財団の説明をした後に、言われることがあります。 大阪市に住んでいる人からも「西淀川区で大気汚染訴訟があったなんて、初めて聞いた」と言われることもあります。   市民が環境を改善しようと試みた経験を未来にいかしたい  西淀川は大気汚染の被害が激しく、かつてはぜん息などの呼吸器の健康被害が問題になった地域です。 公害患者たちは、健康被害の対策を求めるだけではなく、公害の発生源となった工場および自動車の対策を進めるために、公害反対運動を続けてきました。 裁判は21年にもわたる困難なものでした。 裁判は原告である公害患者が勝利し、工場と国(国土交通省)とは地域再生が合意され、まちづくりに取り組んでいます。   福島原発事故の後、「公害の経験から学ぶ」ことが着目されるようになりました。 西淀川区は大気汚染をはじめとする公害を住民が中心になって改善を試みた街です。 西淀川で公害から学ぶことは、過去のことを学ぶだけではなく、二度と被害を出さないためにはどうしたらよいのか? 未来の自分たちの環境を守るために市民として何ができるのか?といったことを学ぶことにつながるのではないかと思っています。 語り部の方からお話をきいています   参加型の教材で研修を行っています   ゲストハウスを、じっくりと公害教育を学べる場に  あおぞら財団では、日本国内の学生をはじめ、環境省といった官公庁、中国のNGOなど多岐にわたった方々に研修を受けてもらっているのですが、宿泊場所については課題になっていました。 西淀川区内に宿泊場所がないので、宿泊を伴う研修であっても、隣接する大阪市北区や尼崎市内などに泊まってもらっていました。   西淀川区内に宿泊してもらうことができれば、西淀川でおいしい夜ご飯を食べる・呑む! 西淀川で銭湯に入る! ドブ川から緑いっぱいの道に生まれ変わった大野川緑陰道路の早朝散歩! といった今の西淀川をじっくりと味わってもらうことができるのではないかと思っています。   姫里ゲストハウスいこねを公害・環境を深く学ぶことができる拠点にしたいと思っています。まだまだ実現できていないアイディアもたくさんありますが、新しいアイディアなどがありましたらぜひ教えていただけたらと思います。よろしくお願いします! 大野川緑陰道路での研修の様子 


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みなさん、こんばんは。 9月も後半になり、涼しくなってすっかり秋めいてきましたね。 姫里ゲストハウスいこねのDIYをしていた8月ごろは、熱中症を心配するぐらい毎日暑かったのですが、季節が変わるとかなりの日数が経ってしまったような錯覚に陥ります。   さて、前回のレポートで、姫里ゲストハウスいこねの外壁のDIYについて書きました。今回は、続いて、内壁の塗装のDIYについてです。     DIYをする前は、壁の塗装は「どんどん白く塗っていく楽しそうな作業」というイメージがありました。ですが、この白くペンキを塗りだす前に、地道な膨大な作業が必要です。   1.養生 外壁塗装の時も行いましたが、ペンキが非塗装部につかないように、養生テープでしっかりと養生します。 ここで養生を怠ると、ついてほしくないところにペンキがつき、後で必死でこすって落とすという無駄で辛い作業が発生してしまいます。   2.穴や隙間にパテを塗る ペンキを塗る前に、壁の凹凸をなくすためにパテを塗ります。大きな凸凹には、ネット上のシートを貼って、その上にパテを塗ります。この時、パテを厚く塗りすぎると、きれいに仕上げるのが難しくなります。   3.パテを平らにする パテが乾いた後は、平らになるように紙やすりで削ります。パテを丁寧に塗っていないと、やすりで削る作業が増えるため、後悔することになります。   4.ペンキ塗り ここまでの手順を乗り越えて、やっとペンキが塗れます。広い個所はローラーで、狭い個所や端は刷毛で丁寧に塗ります。このペンキ塗りは、作業の積み重ねを目で確認できるので、やっていて楽しい作業ですね。ペンキは二度塗りするとよりきれいになります。     内壁塗りの仕上がりの一部がこちら。遠目で見ると美しく白く塗れていますね。   私はこの内壁塗りDIYを体験してから、お店の白い壁がきれいに塗れているかが気になるようになってしまいました。それまでは目に入っていなかった苦労や段取りが白い壁から透けてみえるように感じます。   姫里ゲストハウスいこねの内壁、ぜひ見に来てくださいね!


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みなさん。こんにちは。三連休の初日ですが、台風18号が接近中ということで、なんとなく落ち着きませんね。   さて、姫里ゲストハウスは、外壁工事や内装の壁などをDIYで行いました(DIY:Do It Yourselfの略。専門業者ではない人が行う自作や修繕のこと)。 DIYを行ったのは工事費用の節約という側面もあるのですが、インターン生、地域のボランティアのみなさんと一緒に作ることで、手作りの雰囲気が残る居心地の良い場所にしたいという思いもこめて行いました。主な実施日は、8月17日、18日、22日、23日の4日間。参加した人数はのべ40人です。5歳のお子さんから高齢者まで様々な方が参加してくださいました。   先日のレポートで、「正面壁はモルタルドイツ壁とハーフティンバー風を施し、腰壁は下見板張り」としていると書きましたが、この外壁部分もDIYで行っています。 このモルタルドイツ壁は「モルタル掃き付け仕上げ」と言われる仕上げで、大正から昭和初期の古い洋館などで用いられています。 このドイツ壁、素人がやるにはなかなかハードルが高いもので、みんなで一生懸命頑張りました。   手順は次の通りです。   1.養生 セメントが塗りたい部分以外につかないように、養生テープでしっかりと養生します。この養生をしっかり行わないと、工事が終わっている部分にセメントがはみだしてしまったり、見た目が残念なことになります。単純な作業ですが、いざ塗りだしてみると養生をし忘れていた部分に気づいて二度手間になったこともあり、注意深くしっかりする必要があります。    2.モルタルづくり 外壁に塗りつけるモルタルは、二種類のセメント、砂利、色粉、水を練って作ります。このモルタル、均一に作らないと壁の色にムラができてしまいます。モルタルづくりは、腰をいれて力をいれなて丁寧に練ります。   3.モルタルを均一に塗り付ける モルタルを外壁に塗りつけます。始める前は、コテにモルタルをつけて、シュッと動かすとモルタルがきれいに外壁につくのではないかと思っていたのですが、ほとんどつかずにボタボタと下に落ちていってしまうのです(慣れてくると、力をうまく入れればコテでモルタルを塗れ流ようになるようです)。プロの左官屋さんの技はすごいなあと感心しました。    4.ドイツ壁の特徴である凹凸を掃きつける 最後に、鏝(こて)板の上から壁に向かって竹ササラでモルタルを掃き付けます。竹ササラというのは、細く切った竹を束ねた道具です。この時掃きつけるモルタルは、最初に塗ったモルタルよりもゆるく作ります。モルタルを掃き付ける際、あまり同じような掃きつけ方ばかりしていると、面白みのある模様になりません。ですので、時々利き手じゃない方でやったりします。人によっては、モルタルを少量手にとって投げつけて凹凸をつけたりしていました。   ドイツ壁のDIYは人によって仕上がりが少しずつ異なります。姫里ゲストハウスいこねに来ていただいた際には、いろんな場所のドイツ壁をぜひ見比べてください。


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姫里ゲストハウスいこね併設のくじらカフェは、先行して9月からオープンしています。 ゲストハウスがオープンした暁には、くじらカフェのモーニングを食べることができるようにする予定です。   さて、くじらカフェは、こだわりのパンやお料理を提供しています。 たとえば、お野菜は、谷口ファーム(無農薬野菜)、類農園(減農薬・無農薬野菜)を中心に利用しています。また、うま味調味料や粉末だしのような調味料は使わず、できるだけ素材の味を引き出すような調理を行っています。     くじらカフェの特徴であるパンはすべて当店で製造しています。酵母は、白神こだま酵母・果物酵母等の天然酵母で、小麦粉だけではなく、米粉のパンも販売しています。   ドリンクも、コーヒー豆は、無農薬で栽培された生豆をオリジナル焙煎、ブレンドしたもの、紅茶は、よつばホームデリバリーの有機茶葉です。 フルーツジュースは、よつばホームデリバリーの果汁100%ジュースです。無農薬・省農薬栽培で、果汁のおいしさをそのまま味わえるストレートジュースです。濃縮還元のジュースと異なり、フルーツをまるごと絞ったものです。     ぜひ、くじらカフェのランチを食べに来てください。 また、姫里ゲストハウスいこねオープン後のモーニングもお楽しみに️


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いこね&くじらカフェは、昭和初期に作られた三軒長屋のうち二軒分を改築しています。リンク先のページでは、建物の特色をまとめています。   洋館付き長屋住宅という特徴を活かすために正面壁はモルタルドイツ壁とハーフティンバー風を施し、腰壁は下見板張りとしています。 また、地震に弱い木造住宅の弱点を克服するために耐震シェルターを入れたり、中庭や回廊、ほりごたつや床の間と違い棚といった元々の建物の良さを活かすリフォームをしています。       そして、畳! 西淀川区佃にある黒田畳産業さんに畳をいれていただいたのですが、日本い草を使っているそうです。現在、日本い草は手に入りづらいらしく、いこね&くじらカフェのためにかき集めてくださったそうです。   現在はいこね併設のくじらカフェはオープンしていますので、ぜひ建物の特色を感じに来てください!   http://aozora.or.jp/icone-kujiraca…/introduction/facilities/