尼崎のものづくりのチカラで、尼崎城のプラモデルを作りたい!

2019年3月に開城した尼崎城のプラキットの商品企画にむけて活動する市民団体です。第1弾として市内企業が連携してシャチホコのミニプラモを制作し、2019年7月から発売中。今後はフルパッケージの尼崎城のプラモデル化をめざします。

現在の支援総額

1,124,000

112%

目標金額は1,000,000円

支援者数

161

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/11/02に募集を開始し、 161人の支援により 1,124,000円の資金を集め、 2018/12/30に募集を終了しました

尼崎のものづくりのチカラで、尼崎城のプラモデルを作りたい!

現在の支援総額

1,124,000

112%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数161

このプロジェクトは、2018/11/02に募集を開始し、 161人の支援により 1,124,000円の資金を集め、 2018/12/30に募集を終了しました

2019年3月に開城した尼崎城のプラキットの商品企画にむけて活動する市民団体です。第1弾として市内企業が連携してシャチホコのミニプラモを制作し、2019年7月から発売中。今後はフルパッケージの尼崎城のプラモデル化をめざします。

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  このたびは「プラモ尼崎城」初のクラウドファンドにご支援いただきまして、ありがとうございました。おかげさまで昨日(12/28)目標額を達成することができました。進め方も明確な戦略もない中でやってこれたのは、北海道や九州といった遠方からこのプロジェクトを見つけてくださり、応援をいただいたり、情報を発信いただいたおかげです。 達成感に浸りたい気分ではありますが(実際、昨晩はよく眠れました)、重ねてみなさまにお願いです。 じつは、目標をもう少し上方修正したいと思っています。ちょっと専門的な話になりますが、当初思い描いていた「100万円」の予算では、アルミ製の試作金型と呼ばれる金型を制作する予定でした。しかし、これは製造個数に上限があり(素材によりますが2,000個程度)、あまり多くのプラモデルを製造することができません。 そこで、素材を鋼鉄製の量産金型に切り替えて製造を進めたいと考えています。金型の製造費用は約2割高くなりますが、製造個数は5,000~10,000個と、飛躍的に作れる数が多くなります。 「パソコンに飾りたい」「自転車につけたい」など、多くの方からシャチホコ活用のアイデアを伺っているうちに、シャチホコのプラモがある風景をたくさん見たいと思うようになりました。欲張りかつ身勝手な話ではありますが、最後までよろしくお願いします。 (プラモ尼崎城起案者 綱本武雄)  


  プラモ尼崎城城主から、「もっと射出成型に特化した記事を書け」と命令が出ました(注:出したのはリクエストです/綱)。そういうわけで、さらにご婦人が遠ざかる投稿をします。それでは、以下山八化成工業所工場長日記5「射出成型機の型締力」と題してお送りします。 射出成型機のサイズを表すのに「型締圧 何トン」と表記します。自動車に例えると、排気量何㏄みたいなイメージで考えればいいです。当然、トン数が大きくなると、機械のサイズ、そして作れる成型品の重量も大きくなります。(成型業界では、成形品のサイズを重量で区分することが多いです) そこで、各成型品のサイズに合った射出成型機の選択ですが、これも実際のところ、金型のサイズで決定しがちです。でも、きちんとした計算方法があるので、今日はそのあたりを説明していきます。 上の図をみてください。(手描きですみません)10センチ角の正方形の板状の成形品を作りたいとします(オレンジ枠内)。型締圧は、成形品の投影面積(x‐y表示)つまり、正面からみた平面形状で決定され、ここでz軸(厚み)は無視します。そして、その計算式は1平方センチメートル(1センチ角・ピンク色部分)あたりに、何キロで金型が開こうとするかを数値(@)で決定して計算します。 それでは、具体的に計算していきます。10センチ角(100平方センチメートル)には、1センチ角のマス目が100個あるので、100×@となります。数値(@)は使用樹脂によって変わってきます。ここで、通常プラモデルに使用されるPS(ポリスチレン)樹脂だと@=400キログラム。 ここで、おさらいをします。今日の説明で一番重要な部分です。PS樹脂を成型するとき、その成形品の投影面積の1センチ角に対して、400キログラムほどの力で金型が開こうとします。 なので、10センチ角の成形品は100×400キログラム=40,000キログラム(40トン) 40トン以上の型締力のある射出成型機が必要となります。参考までに、もし同じ形状の成形品を他の樹脂で成型したら?PC(ポリカーボネート)だと@=600キログラムなので、 100×600=60,000キログラム(60トン)同じ形状でも、使用樹脂が変わるとこれだけ型締圧が変わってきます。余談ですが、最初の企画で設定した樹脂から、試作を行っていくうちに他の樹脂に変更することがあります。その時、型締圧が上限ぎりぎりの射出成型機を選択していた場合、@の数値がより大きい樹脂に変わると、成形品はあっけなく型開きしてバリだらけ(鯛焼き状)になり、ワンランク上の射出成型機に変更を余儀なくされるケースもあります。 その際、ほとんどの場合、発注先は最初の見積もりを見直ししようとはしません。末端の製造現場はこんなものです。日本中で、これに似たケースで実質値引きの仕事を泣き泣き請け負っているのが現実です。今更ながら、困ったものですね。(宮本景根)  


プラモ尼崎城の言い出しっぺの綱本です。年末が押し迫ってまいりました。早いところでは今日が仕事納めのところもあるそうですね。今年の年末は、大掃除して年賀状書いて…という通常の年末とはちょっと…いえ、だいぶ違います。クラウドファンドという(私たちにとっては)盛大なお祭りを始めてしまったからです。 私たちのクラウドファンドはAll or Nothingといい、目標額に達しなければ1円も入らない方式で進めています。これには理由がありまして、尼崎城のプラモを欲しい人が果たしているのかどうか、まずは知りたいと思ったからなんですね。支援が集まらなければ、必要としている人がいないわけですから、スッパリ諦めようと…。ところがこの1週間は支援いただいた方が発信源となって、あれよあれよと支援者数が100人を突破。気づけば達成率も9割を超えていて、なんとも心強く感じております。 先立つものはおカネではありますが、プラモデルをしかるべき時期にお届けするために、ひと足先にデータづくりを進めています。現在は尼崎市潮江にある、中野製作所で3Dデータを制作中。モデリングプラスという、ブラウザ上で粘土細工のようにデータを加工できるツールを駆使し、手作りした原型のスキャンデータを大幅に加工して製品用のデータをつくっています。   このソフト、ペンのような器具を使って見える角度を調節したり叩いたり伸ばしたりして形を作っていくのですが、このペンツールには実際にものを触っているような感触があるのが特徴です。シャチホコの表面をデータ上でなでてみると、確かにゴリゴリという感触が。表面を押したときや、逆に盛り付ける(引っ張る)ときにも硬さが伝わってきて、データ上の作業なのに手ごたえがあるのです。 Nさんは拙い原型と限られた枚数の資料写真をもとに、最大公約数となる形を作ってくれています。もともとイラストを描くのが得意だそうで、立体を作るときにも平面の解析から始めるそう。仕事場を訪問すると、ホワイトボードにシャチホコのスケッチが描かれていました(トップの写真)。曲面の流れと全体のフォルムをまさに描きながら頭に入れていった過程が伝わってくるスケッチです。同じ絵描きとして、このNさんの姿勢がなんとも嬉しく、そして共感できたことは言うまでもありません。   そんな作業が奏功して、原型の弱いところはどんどん直っていき、ずいぶん精悍な顔つきになりました。シャープさと優美さが足りなかったヒレの部分も作り直していただき、デジタル造形ならではの長所が生きるかたちで進んでいます。目下の課題はウロコの貼り付け作業。不整形な胴体に均一のウロコを規則正しく貼っていくというのは地道な作業であると同時に、貼り付けていくガイドがないと方向性を見失いがちです。さらに、ディテールが増えて巨大化するデータが負担になり、操作が重たくなるという課題も出てきました。 長時間同じ姿勢で作業するあまり、背中が「吊って」しまったというNさん。当初は年内のデータ完成を予定していましたが、年末年始はゆっくり休んでいただいて、年明けに仕上げることになりました。    


みんなの尼崎城
2018/12/25 17:41

   ご協力いただいたみなさん、ありがとうございます。画像は先週末の尼崎城です。カッコいい。プラモデルが欲しくなりますね(笑)。  先日、尼崎城で、寄付された方々を対象にした先行入城会がありました。大勢の方が来られていましたが、実はまだ、お城の中は何もない状態で、これから3月末のオープンに向けて内部の展示を設えていくそうです。みんなで盛り上げていきたいですね。  このプラモ尼崎城では、エエ大人達がプラモデルをつくってみよう、と面白がりながら、マジメに張り切っています。今回の尼崎城の再建をきっかけにメンバーがつながり、誕生したプロジェクトです。この時代に城が築かれること自体が結構な大事件なのですが、かつての城を模した建物ができるということだけで終わらず、これから尼崎でいろんな人が関わり合って、次々と楽しいことが繰り広げられるといいな、と僕は思っています。  誰に頼まれた訳でもなく、ともすれば、ちょっと暑苦しい情熱と妄想で、動き始めてしまったプラモ尼崎城。みなさんと一緒に実現させて、ものづくりのまち・尼崎を元気にしていきたいと願っています。とぼけた表情に見えるシャチホコは、そのはじめの一歩。あと少しで踏み出せそうです。もし、応援していただけたら、とても嬉しいです。 (伊元俊幸)  


  またラジオ出演が決まりました。   FMあまがさき(82.0MHz)の「昭和通二丁目ラジオ」という番組です。12月25日(火)16時30分ごろからはじまる「尼崎人情物語」というコーナーに約15分出演予定です。前後の生放送の関係で前後することがありますのでご注意ください。   上の写真は収録時のひとコマ。右からパーソナリティの高瀬さん、プラモ尼崎城の岡崎さんと伊元さんです。   昭和通二丁目ラジオ番組ホームページ http://www.fmaiai.com/showadori/ 同・番組Facebookページ https://www.facebook.com/Shouwadoouri/    


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