
皆さん、こんにちは!!本日は宮崎県児湯郡高鍋町にある「黒木本店」様のご紹介をさせていただこうと思います。
現杜氏であり専務取締役の黒木信作さんに酒蔵のご案内をしていただきました。
正門前で黒木さんとパシャリ!!

創業は明治18年で、皆さまご存じの「百年の孤独」をはじめ、「中々」「野うさぎの走り」など焼酎ブームの立役者的存在の酒蔵さんですね!!
作っている焼酎も芋・麦・米とジャンルを問わず作っていることもあり、宮崎県内だけでなく全国的にファンが多い焼酎蔵さんです。
黒木本店さんの特徴として自社の子会社として農業生産法人「蘇る大地の会」も持っています。つまり、原料を自社で出来るだけ生産している酒蔵さんということです。
「原料の持つ素材の味を最大限に引き出す」という言葉を黒木さんもおっしゃいましたが、黒木本店さんの焼酎の旨さは、愚直に焼酎と向き合う姿勢からも納得ができました。
似合ってなくてすみませーーーん!!(笑)

上の写真で私が持っていますが、手ぬぐいを頭に巻いて工場見学スタートです!!
情報量がおおすぎるので今回は、私が特に上手く撮れた写真から抜粋しながら工場の紹介と工程をご案内いたしますね!!(詳細は、りょうのカウンターで私がしゃべりまーす)
まずはこれ!!
麦に麹菌を付けている貴重な写真です

ここでは温度、湿度をしっかりコントロールして成長を促します。
手に取ると良く分かります!!

表面に麹が付いてるのが分かりますでしょうか??
一次仕込み

水と麹と酵母を和甕で一次仕込みの様子です。
二次仕込み

二次仕込みは、木桶を使っていることで一次仕込みの酵母だけでなく木桶に住み着いたこの土地ならではの乳酸菌が黒木本店の独特の風味のワンポイントとなるそうです。やはりその土地土地の微生物があっての焼酎。自然と共に焼酎作りが行われているのが良く伝わります。
蒸留機

この首の太さ、長さが独特の風味に複雑に影響するそうです。減圧・常圧を使い分け芋・麦・米のそれぞれの銘柄に応じて味わいを作り上げるそうです。
貯蔵庫

まずはこの数!!樽貯蔵の焼酎といえば・・・そう!!「百年の孤独」です。この樽蔵のスモーキーで時に甘く香る匂いまでお伝えできないのが残念ですが・・・。厳重な管理の中、蔵を見せて頂いてありがとうございました!!
創業当時の貴重な焼酎!!

こちらは創業当時の貴重な陶器製の容器と「橘」
玄関入ってすぐの棚に飾られていました。
創業当時から変わらず受け継がれてきた「伝統」と、これから「革新」していくところ。
黒木さんの目は、100年先を見ていました。黒木本店の焼酎が100年先もお客様に愛されてもらえるように。
自然と調和しつつも、最先端の機械の導入も積極的に行い、酒蔵というより研究所のような側面もありました。それら全てが「焼酎一筋」という言葉に凝縮されていると感じました。
これからも旨い!!の一言の為に。
会社名 株式会社 黒木本店
専務取締役杜氏 黒木 信作
住所 宮崎県児湯郡高鍋町北高鍋776
電話 0983-23-0104
webサイト http://www.kurokihonten.co.jp/
文責・担当者 JapaneseRestaurantりょう 山口 聡





