
今回は櫻乃峰酒造さんにお邪魔しました。元気いっぱいの従業員さんたちに、いっぱい刺激をもらいました。
一次仕込み室

桜乃峰酒造では、一次仕込み室と、二次仕込み室が別々になっている蔵です。
一次仕込み室での麹造りにとてもこだわっている事が、杜氏の熱い話から感じられた。
赤飫肥杉の木桶

赤飫肥杉で出来た木桶の中に、スチームで一度に750キロの芋を蒸すことが出来るとの事
前回秋口に木桶の中に入ってスコップで粉砕機に入れる作業を体験しましたが、素晴らしくきつい(;”∀”)
殆どの作業が手作業と言う事で、皆さん大変な作業を笑いながら淡々とこなされていました。
二次仕込み室


別の部屋にある二次仕込み室にも甕が使われている蔵です。一つ一つ癖が違う甕を把握し仕込みをしないといけないと言う事で技術の高さがわかる。
減圧・常圧併用蒸留器


二次仕込みが終わるとついに蒸留へ、ここで桜乃峰酒造得意の減圧蒸留、普通の蒸留は直接蒸気を吹きかけ醪(もろみ)を対流させながら蒸留するのだが、ここで減圧(真空状)にするので直接蒸気を入れることが出来ない為、ドーナツ状のパイプから間接的に蒸気で温め蒸留している。減圧にするため沸点が下がり柔らかい焼酎が出来ると言う。女性の方にもおすすめな華やかな焼酎になるわけだ。
ポイント
蒸留とは、水の沸点100度に対してアルコールの沸点78度、その差を利用して78度から85度くらいの温度で蒸留するとアルコールだけ分離して抽出することが出来る。
減圧するともっと沸点が下がり40度くらいでアルコールを抽出することが出来る富士山の上でお湯を沸かすと70度くらいで水が沸騰するのとおんなじだね‼
おすすめ焼酎の数々


蔵の入り口には自慢の平蔵シリーズが並ぶ
長期貯蔵の麦焼酎の樽


僕のお気に入りは、木樽に10年寝かせる長期貯蔵平蔵(麦)この蔵と、宮崎空港でしか手に入らないこの焼酎は、度数40語の原酒でウイスキーのような薫り高いのが特徴で、僕は平蔵ボールと言って炭酸割りでハイボールのように飲んでまーす‼
蔵見学の合間に3本購入(^^)/
若き杜氏山根竜一さん

この若き杜氏さん、今年の品評会で黒麹平蔵、優秀賞獲得されました。平蔵、黒平蔵合わせて素晴らしい焼酎でおすすめです。
蔵の前で集合写真

今回もお世話になりました。
会社名 櫻乃峰酒造有限会社
代表取締役 橋本 彰史
杜氏 山根 竜一
住所 宮崎県日南市大字熊谷甲1192
電話 0987-27-0271
webサイト http://www.sakuranomine.com
文責・担当者 JapaneseRestaurantりょう 吉岡 良祐





