国立市唯一の銭湯「鳩の湯」をペンキ絵ライブペインティングでリニューアル!

国立市内最後の銭湯「鳩の湯」。30代の店主に代替わりし営業は継続するも、設備更新に廻す資金に限界があり、ボイラーの新調が精一杯の状況です。そこで富士山のペンキ絵や壁面・天井等のペンキ塗替えをイベント形式で実施、継続の基盤づくりを支援します。

現在の支援総額

1,048,000

116%

目標金額は900,000円

支援者数

130

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/02/14に募集を開始し、 130人の支援により 1,048,000円の資金を集め、 2016/03/30に募集を終了しました

国立市唯一の銭湯「鳩の湯」をペンキ絵ライブペインティングでリニューアル!

現在の支援総額

1,048,000

116%達成

終了

目標金額900,000

支援者数130

このプロジェクトは、2016/02/14に募集を開始し、 130人の支援により 1,048,000円の資金を集め、 2016/03/30に募集を終了しました

国立市内最後の銭湯「鳩の湯」。30代の店主に代替わりし営業は継続するも、設備更新に廻す資金に限界があり、ボイラーの新調が精一杯の状況です。そこで富士山のペンキ絵や壁面・天井等のペンキ塗替えをイベント形式で実施、継続の基盤づくりを支援します。

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前回に引き続き、お礼品の詳しいご紹介です!20000円コース以上のお返しはかなりレアな内容になっておりますので、皆さんこの機会にぜひご支援頂ければ幸いです!   ライブペインティング優先鑑賞席にご招待(20000円以上のコースについてきます) 4月16・17日に行われる丸山清人さんのライブペインティング会場において、一番見やすい鑑賞席をご用意させて頂きます。今やライブペインティングは人気イベントで、どこも盛況です。私も数回観に行かせて頂きましたが、油断すると人だかりが出来てしまい充分に鑑賞できないこともありました。さらに今回は、存分に銭湯絵の世界を味わって頂くため、ライブペインティングに長い時間を割く予定です(4~5時間×2日を予定しています)。長丁場ですが、途中で何度抜けても優先席をご利用頂けます。銭湯ペンキ絵の生々しいハケさばきを最前列でご堪能下さい!現在、残り8点です。   丸山さんと一緒に銭湯絵の下地処理をできる権(30000円aコースについてきます) こちらはある意味どのお礼品よりもディープな内容です。もしかしたら今回のイベントでしか体験できないものかもしれません。銭湯ペンキ絵は通常、1年くらい経つと劣化してきて塗装が剥がれてきます。絵を描きかえる際は元のペンキ絵の上に直接描くのですが、剥がれて浮いている部分があるとうまくペンキが乗らないので剥がれた部分だけ落とす作業をします。これが下地処理です。職人にとって、下準備の手際良さこそが腕の見せどころ。その大事な部分を一緒にやって頂きます。元絵を剥がす作業なんて、普通はなかなか出来ません。ペンキ絵という、描いては塗りつぶされることによって親しまれてきた大衆文化を、剥がすことによってぜひ体感してみて下さい。元絵のさらに下には、幾層にも重なったたくさんの富士山が埋まっています。   現在、30000円aコースは残り4点となっております。   鳩の湯特製・直筆ペンキ絵うちわ(30000円bコース以上についてきます) こちらも大変レアなお品です。印刷ではなく、1枚1枚丸山さんが手描きしたペンキ絵のうちわをプレゼントします!こちらのお礼品は、国立市の画廊、ギャラリービブリオさんからヒントを頂いています。毎年こちらでは市内外の作家さんたちによる直筆うちわを展示販売する「国立うちわ市」が行われていて、今や夏の国立の名物イベントなのです。去年丸山さんの作品が初参加した際は、初日の数時間で完売してしまったそうです。(ちなみに画像のうちわは鳩の湯プロジェクト運営メンバーが開廊前から入口に張りついて1番にゲットした宝物のうちわです。)そんな大人気の手描きうちわを、今回は鳩の湯バージョンで特別にお出しします。お宝になること間違いなしです!30000円bコースは残り3点です。   丸山さんと一緒にペンキ絵を描ける権(50000円コースについてきます) 鳩の湯運営メンバー一同、自信を持ってお送りする最高のお礼品です!丸山さんとペンキ絵の一部を描いて頂くことができます。相談によっては、とても大事な部分を描かせてもらえるかも?都内の銭湯は週に1軒のペースで潰れており、現在は700軒を切っています。その中でもメンテナンスにお金のかかるペンキ絵はさらに少なくなっております。また、ペンキ絵を描く絵師さんも現在3名のみ。そのうち丸山さんは最高齢の絵師です。つまり、今回の鳩の湯のペンキ絵塗り替えは、絶滅しかけている日本の大衆芸術を肌で感じられるとても貴重な機会だということです。その作品づくりに一人でも多くの方々が関わって頂きたいと、一同願っております。16日・17日各日で残り4点ずつございます。   おわりに 2回にわたってお礼品の詳しい紹介をさせて頂きましたが、気になるものはございましたでしょうか?今回チャレンジしているクラウドファンディングの主な使途は壁面・ペンキ絵の塗り替えとイベント費の捻出ですが、本当のねらいはその先のところにあると考えています。たとえば、お礼品の手ぬぐいをふと見て、これを持って鳩の湯に行こうかなと思う。ライブペインティングを最前かぶりつきで観て、鳩の湯の忘れられない思い出ができる。自分の描いた部分を家族や友人に自慢しようと、鳩の湯に誘ってみる。そんな風に鳩の湯が思い入れの持てる場所になり、一人一人の思い入れがやがて広がっていって、みんなの思い入れのある場所になる。そして、町にとっていつまでも欠かせない大事な銭湯になる。そうなることを願って、イベントやクラウドファンディングを企画させて頂きました。 皆さんと一緒に国立最後の銭湯を好きになっていけたらとても幸せなことだと思っております。残り日数も少なくなってきましたが、最後までご支援よろしくお願いいたします!


おかげさまで、ご支援が50%を突破いたしました!この場を借りて心からの御礼申し上げます。しかし、まだまだクラウドファンディング成立には程遠い現状です。ぜひ皆さんと一緒に国立唯一の銭湯・鳩の湯を盛り上げていきたい!ということで、今回はご支援いただいた方々へのお礼品の一部を詳しく紹介させて頂きたいと思います。気になるお礼がありましたら幸いです(^^)   鳩の湯無料入浴券と特製缶バッヂ(全コースについてきます) イベント終了翌々日の4月19日(火)以降、好きな日に入れる無料入浴券です。券を持ってお越し頂きましたら番台にて特製オリジナル缶バッヂを差し上げます。(現在制作中です!)最近小耳にはさんだのですが、最近缶バッジって流行ってるみたいですね・・・・。ゲームかアイドルか忘れましたが、バッグなんかに缶バッジをたくさんつけてアピールするのが楽しいらしいです。鳩の湯もそんなブームに全力であやかりたい!鳩の湯特製缶バッジをカバンに付けて、銭湯好きをさりげなくアピールするのはいかがでしょうか。   鳩の湯特製手ぬぐい(5000円以上のコースについてきます) 今回のクラウドファンディング挑戦にあたって作成する、完全オリジナルデザインの手ぬぐいです。今回新しく作られる鳩の湯のロゴマークを全面にあしらった、レトロかつポップな手ぬぐい。デザインは国立をこよなく愛する市内在住のデザイナー、江津匡士さんです。鳩の湯のみならず全国の銭湯・温泉へ、この手ぬぐいを持っていき、首にさらっと引っかければ粋なこと請け合いです!   一番風呂入浴券(10000円以上のコースについてきます) 10000円以上のコースになると、どんどんお礼の内容がディープになっていきます!まずは一番風呂入浴券。こちら、上にご紹介した無料入浴券とは少し、いやだいぶ違います。無料は無料でも、イベント翌日(4月18日)のリニューアル仕立ての鳩の湯にご招待いたします。今回、二日間かけて丸山清人絵師に描いて頂くペンキ絵は、鳩の湯のご主人と一緒に考えた特別な絵柄にする予定です。(現在相談中です。もちろん富士山は入りますよ!)他の銭湯とはちょっと違う、鳩の湯でしか見られない特別なペンキ絵の出来立てほやほやを、一番風呂で味わってもらおうというスペシャルな券です!翌日はまだペンキの匂いがほのかに感じられるでしょう。日本の伝統的な大衆芸術、ペンキ絵。その生々しいぬくもりを一番風呂で堪能できる醍醐味を、ぜひこの機会に味わってみて下さい。10000円コースは限定品で、残り9点です。   20000円コース以上のお礼品のご紹介は次回のレポートで!


鳩の湯の壁面塗装レポート、2日目です。1日目のレポートはこちら!https://faavo.jp/tokyotamachuo/report/1088/67742日目はいよいよ本塗装。傷みが生じていた水色の内装が一新されました。国立本店ほんとまち編集部のレポート班、2日間にわたりつきっきりでその様子を撮影させてもらいました。あとで写真の枚数を数えてみたら約1000枚!さすがに多すぎると思って600枚まで削りましたが、我ながらすごい枚数です。それだけ職人さんたちの作業にくぎ付けになっていたということでしょう。2日目の作業は12時間以上の長丁場でしたが、一瞬も退屈な時間はありませんでした。本当はその600枚をすべてアップしたいくらいなのですが・・・・笑そうも行かないので、さらに厳選した写真を中心にレポートさせて頂きたいと思います。 新しい鳩の湯の色は茶色! おろしたての新しいローラーに塗料をひたす市川さん。この色が、鳩の湯の新しいカラーです。少しクリームのかかった茶色。今まで明るい水色の浴室だったので、茶色い浴室がどんな感じなのか想像がつきませんね。では写真で、塗り替わっていく様子をご覧ください! 最初は男湯の天井隅から。 ローラーでは板と板の間の溝に塗料が入らないので、まずはハケを溝に突っ込んで、塗料をきれいに埋めます。これが実に気の遠くなるような作業。   溝を埋めるだけでも重労働ですが、高さ10メートル近くある広い天井を塗りつづけるのは非常に大変です。首が痛くなる、体重を支えるヒザも痛くなる、そこに高所の怖さも加わります。 そんな中でも黙々と作業をこなす職人さん。たまにペンキをかき回す所作が、お茶をたてているように見えます。   そうして少しずつですがだんだんと天井が白から茶色へ・・・・   そしてとうとう・・・・ 天井最上部の塗装、完了!ここ一番のヤマを越え、ほっとひと息。 しかし作業はまだまだ続きます。鳩の湯の天井は両脇が斜めになっている銭湯特有の形状をしているので、体をひねりながらの塗装です。 角の細かい部分も丁寧にハケを入れます。 全面塗るのは本当に大変です! ようやく全面塗り終えてもまだ作業は終わりません。まずは下から見て、至近距離では気付かなかった塗り残しを細かくチェック。 そして次は養生(マスキング)を剥がしていきます。しばらくの間ビニールで覆われてしまっていたペンキ絵も、新しい壁に囲まれて久々のお目見え。 ビフォー アフター! とても美しい仕上がり・・(^^)   外出から帰ってきた鳩の湯店主・高張さんが様変わりした浴場を見上げます。 「思った通り、茶色だと丸山さんのペンキ絵が浮き上がるように映えますね。すごくいいです」養生を剥がし終えたら時計の針、はもう夜の23時を過ぎていました。今回塗り替えを一手に引き受けて下さった市川さんは、作業が予定通りに済みそうでひと安心。「みっちゃん(高張さん)とは幼なじみで、前からずっと一緒に何かできたらいいねと言っていたから、それが叶って嬉しいよ。この仕事(塗装業)をやっていて幸せだと思う」と市川さんが話している様子は、以前に丸山清人絵師が「結局ペンキ絵の仕事が好きなんだね。だからこの仕事やり続けてて本当によかったよ」と語っていた様子とどこか重なりました。   以上、壁面・天井面の塗り替えの一部始終をたくさんの写真でレポートさせて頂きました。しかし写真上ではまだ足場が残っていますので足場も撤去されて一新された浴室をご覧に、ぜひ鳩の湯へいらっしゃってください!4月16、17日のライブペインティングによってペンキ絵も塗り替えられますので、今描かれている富士山を茶色い壁に囲まれて見られるのはあと1ヶ月あまりです。よろしくお願いします。そして、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします! 最後に、富士山をのぞむ市川さんの写真を。(^^)


すでに先日のことになりましたが、鳩の湯浴室のペンキ絵部分を除いた壁面と天井部分の塗り替え作業が終了いたしました!今回のクラウドファンディングではペンキ絵のリニューアルをメインタイトルに掲げていますが、壁面と天井部分の全面塗装補修もご支援の内容の一部となっております。 早急な修復が必要な浴室の壁面 銭湯の天井はとても高いのが特徴です。これは湯気が上に抜けるためなのですが、広く高い浴室に足場を組むのは大変で、通常の塗装よりも費用がかかります。また湿気のこもる環境ですので、カビ防止剤の入った塗料を使用することにもなります。鳩の湯の壁面と天井面はかなり傷みが多く、剥がれやカビが散見されました。 カビの発生は営業に大きな支障をきたします。早急の修復が必要でした。しかし、壊れたボイラーを修理したばかりの鳩の湯では資金面に余裕がないため、そこから今回の90万円という高額なクラウドファンディングのチャレンジに至った次第です。 足場組み~下地塗りまで(1日目) まえおきが長くなってしまいましたが、鳩の湯塗り替え作業のレポートです!まる2日間かけて行われた壁面の塗装作業。一連の作業を一手に引き受けてくださったのが、鳩の湯店主高張さんの旧友である市川さん。他にも国立界隈のご友人たちがたくさん手伝いに、鳩の湯を訪れました。1日目は足場組みと下地塗りです。 冒頭にも書きましたが、広くて天井の高い銭湯の足場を組むのは大変な作業です。天井のてっぺんまでは10メートル近くあるでしょうか。事故のないよう、慎重に単管を組む位置を決めていきます。 養生も大事な工程。天井から落ちたペンキが浴室を汚さないよう、広範囲を念入りにビニールシートでカバーしていきます。 そうして組みあがった足場がこちら。 男湯から女湯までジャングルジムのように張り巡らされた単管パイプ。ここを職人さんたちが忍者のように縦横無尽に移動しながら塗装していきます。さあ塗装!・・・・といっても、最初から本番の色は塗りません。下地となる白いペンキを全面に塗っていきます。 これで1日目は終了です。足場組み立てに、養生に、下地塗り。こうした地道な下準備の積み重ねが職人の技術を支えています。 2日目はいよいよ本塗装です。いったいどんな色になったのか?次回のレポート更新をまたご覧になって頂ければ嬉しいです。引き続きご支援よろしくお願いいたします!


クラウドファンディングが始まってはや15日。鳩の湯はどんどん変わりつづけています。 もっとも大きく変わったのは浴室の天井と壁面です。今までは壁一面の水色でしたが・・・・   このたびリニューアルということで、ガラッと色が変わりました!営業のお休みをいただいて、まる2日間かけての大修復。その模様はまた後日にレポートさせて頂きます。 ペンキ絵の歴史と背景 今回のレポートは、ペンキ絵について少しお話しさせてもらいます。ペンキ絵といえば銭湯のシンボル。浴室に入って真っ先に目に入る雄大な景色はなんとも壮観です。 ペンキ絵は通常1年~数年に1回、絵師さんによって塗り替えられます。その塗り替え方はなんともワイルドで、元の絵の上にそのまま新しい絵を描くのです!このダイナミックな職人業がどんなものか、当日ぜひ鳩の湯に観に来て下さい。圧巻ですよ(^^)ペンキ絵はもともと広告代理店のサービス(つまり実質無料!)で描かれていたものなので、下の絵を残して保存するという発想はありませんでした。風呂の湯気が直接当たるペンキ絵は時間がたつと自然と劣化し、剥がれていきます。 今は銭湯絵師をかかえる広告代理店がなくなってしまったので、銭湯の経営者は絵師さんと直接交渉して絵を描き替えてもらいます。1年ほどで劣化してしまう上に、銭湯広告のサービスだった頃と形態が変わったペンキ絵はどんどん廃れていき、耐久性のあるタイル絵などに置き変わりつつあります。 タイル絵も情緒があっていいものです。しかし、生々しい刷毛さばきが肉眼にせまるペンキ絵の迫力は他には替えがたく、ぜひとも後世に残しておきたい日本文化です。 行くたびに変わるペンキ絵の魅力 現在の鳩の湯に描かれている「西伊豆」のペンキ絵は2013年の作。約3年前のものです。すでにペンキの剥がれが目立っています。上に書きましたように、ペンキ絵は、上に直接塗りつぶしていく手法を昔からとっています。完成した絵の上に保護剤などをほどこすことによって耐久性を強くすることも考えられますが、いまは従来の方式にのっとっていきたいと思います。鳩の湯のペンキ絵は数十年もの間、丸山清人絵師に描き続けてもらっています。丸山さんは現在80歳。最高齢銭湯絵師でありながら、まだまだ現役です。これはあくまで私見ですが、常に湯気にさらされ、塗りつぶされ、新しい絵に更新され続けるのがペンキ絵の本来の魅力なのかもしれません。たった数年で塗りつぶされてしまうのはどうにももったいない気がしてしまいますが、もともと広告のサービスで描かれていた大衆芸術であるというルーツを踏まえると、ペンキ絵作品そのものを保存していくことだけでなく新しく塗り替えられ続けるペンキ絵を、風呂につかりながら喜んでくれる常連のお客さんたちが増えることこそが、ペンキ絵文化保存と銭湯文化保存の肝だと考えています。銭湯絵師・丸山さんの活きたハケさばきが、これからの鳩の湯の活性化のシンボルになることをこのクラウドファンディングから発信していきたいと思います。


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