シングルマザーの働けるところ 厚生労働省の「ひとり親家庭等の現状について 」によると この25年間で、母子世帯は1,5倍に増えたそうです。 母子世帯が増えた分、貧困であえぐ母子家庭も増加していて 母子家庭の貧困率は、なんと6割を超えているそうです。 その大変さは想像以上のもので それは経済的な部分だけではなく 実は労働時間が長くなり、子どもと接する時間が少なく すれ違いを生んでしまうという 二次問題をも招いてしまっています。 シングルファザーについても同様 様々な苦難があるのも現実です。 この話は深堀すると今回のプロジェクトから 少しだけ離れてしまうのでやむなくここまでにしたいと思います。このように、放って置けない社会問題の一つが母親の雇用形態です。 子どもを育てながら働くという事は一人ではとても厳しい。 ましてや夜働きたくても 夜間に子どもを預かってくれるところはそう多くはありません。 そんなシングルマザーの働けるところ なければ作ろうじゃないか と考えています。 今すぐには難しいかもしれないけれど お子さんを連れて働ける場所として機能できるように 「はりや」では考えていきたいと思っています。 店の上にスペースがあるので、そちらでお子さんを預かり ママには下で働いてもらえたら最高です。 保育士さんを雇えるかどうかはまだこれからの話ですが 子育て経験のある人にみていてもらえるだけでも っていう人ならいいのかなと思うのです。 昔の日本では、ちょっとの間みていてくれる近所のおばちゃんがいました。 ちょっと美容院へいくから ちょっとお買い物に行くから 「いいよ、見といてあげるよ」って言ってくれる人が下町にはいたんです。 困っている人がいる 助けてあげたい人がいる 「お願いね」「あいよ」 というやり取りで成立していたはずなのですが 色々とややこしい世の中になったもんです。 昔からお互いさまで築けてこれた関係性を 「はりや」の縄のれんで目指していきたいと思います。





