【女性がふらりと一人で立ち寄ることのできる縄のれんを!】

墨田区で昭和6年から開店していた大衆酒場「はりや」は地域の居場所として町のひとたちに親しまれてきましたが、区画整理と店主の高齢化により一度店を閉じました。この度別の場所で食堂を営む長女が3代目として復活を決意。町の場づくりとして酒場を継承。

現在の支援総額

564,000

28%

目標金額は2,000,000円

支援者数

54

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/10/31に募集を開始し、 54人の支援により 564,000円の資金を集め、 2017/11/30に募集を終了しました

【女性がふらりと一人で立ち寄ることのできる縄のれんを!】

現在の支援総額

564,000

28%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数54

このプロジェクトは、2017/10/31に募集を開始し、 54人の支援により 564,000円の資金を集め、 2017/11/30に募集を終了しました

墨田区で昭和6年から開店していた大衆酒場「はりや」は地域の居場所として町のひとたちに親しまれてきましたが、区画整理と店主の高齢化により一度店を閉じました。この度別の場所で食堂を営む長女が3代目として復活を決意。町の場づくりとして酒場を継承。

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シングルマザーの働けるところ     厚生労働省の「ひとり親家庭等の現状について 」によると この25年間で、母子世帯は1,5倍に増えたそうです。 母子世帯が増えた分、貧困であえぐ母子家庭も増加していて 母子家庭の貧困率は、なんと6割を超えているそうです。   その大変さは想像以上のもので それは経済的な部分だけではなく 実は労働時間が長くなり、子どもと接する時間が少なく すれ違いを生んでしまうという 二次問題をも招いてしまっています。 シングルファザーについても同様 様々な苦難があるのも現実です。 この話は深堀すると今回のプロジェクトから 少しだけ離れてしまうのでやむなくここまでにしたいと思います。このように、放って置けない社会問題の一つが母親の雇用形態です。   子どもを育てながら働くという事は一人ではとても厳しい。 ましてや夜働きたくても 夜間に子どもを預かってくれるところはそう多くはありません。   そんなシングルマザーの働けるところ なければ作ろうじゃないか と考えています。 今すぐには難しいかもしれないけれど お子さんを連れて働ける場所として機能できるように 「はりや」では考えていきたいと思っています。   店の上にスペースがあるので、そちらでお子さんを預かり ママには下で働いてもらえたら最高です。 保育士さんを雇えるかどうかはまだこれからの話ですが 子育て経験のある人にみていてもらえるだけでも っていう人ならいいのかなと思うのです。     昔の日本では、ちょっとの間みていてくれる近所のおばちゃんがいました。 ちょっと美容院へいくから ちょっとお買い物に行くから 「いいよ、見といてあげるよ」って言ってくれる人が下町にはいたんです。   困っている人がいる 助けてあげたい人がいる 「お願いね」「あいよ」 というやり取りで成立していたはずなのですが 色々とややこしい世の中になったもんです。   昔からお互いさまで築けてこれた関係性を 「はりや」の縄のれんで目指していきたいと思います。    


子育てひと段落ママの居場所     我が子の子育ても手が離れてきたけれど フラリと飲みに行く習慣もなければ場所もない。 そんな子育てひと段落ママのための居場所って大切です。   私自身4人の子育てをしてきて 一番下の子がやっと小学3年生。 上から22歳、21歳、17歳、9歳。 年が離れているので、上の子が下の子をみるという そんな風に思っていたけれど 実際は年頃の子どもたちは バイトに部活に遊びに、忙しく家にあまりいないのが現実。   そんな育児にも終わりはあるし 子どもたち全員が揃うか 夫が早く帰ってくるという奇跡的なタイミングもやってきます。   そんな子育てひと段落したママが 一人でも立ち寄ることの出来る酒場の第一条件は 話が出来る店主が女性だという事じゃないかと思っています。   フラリと一人でも、お友達と一緒でも 一人の女性に戻れる時間を過ごしたい。   二階の食堂での一コマ   男性がやりたいことは、たいてい女性だってやりたかったりする。 女性が一人で飲みに行く場所として パートナーから安心して 「いってらっしゃい」を言ってもらえる縄のれんを目指します。  


心強い友人の応援     彼女は掛田さん。 私の中学高校の後輩です。 後輩と言っても、同じ時期に通ってはいなくて ずっと年下の後輩。   子育て支援をしている友人を介して 出逢うべくして出逢った彼女。 今回、こちらのプロジェクトに寄せて インタビューに答えてくれました。   まずは料理について掛田さん。 「荘司さんの料理は、一言で言うと【ホッコリ家庭の味】なんですよね。 家庭料理なんだけど家では出来ない。 サクッとしたアジフライとか。」   「家庭でも作るけど、家庭ではこういかない。 余所行きじゃないんですね。 家で(掛田さんのお宅)作ってもらったことあるけど 店の厨房だから出来るとかいうことではなかったんです(笑)。」     この時にたまたま一緒に来てくださった 掛田さんのご友人、恵さんにもお話を伺いました。     「今日初めてお料理を食べさせてもらったけど こうした方が美味しいということが、食べた時に分かりますね。」   彼女自身もまた、友人に料理をふるまうことが多い人。 この日初めて食堂へ来てくださり どれもこれも美味しい美味しいと喜んでくださいました。   そうか、自分の料理のことって 分かっているようで分からなかったりするもんですね。   掛田さん 「子供の時から、両親をそばでみてきた土台が大きいと思う。 頭で考えているのではなく、ちょっとしたコツとかさ。 一般の家庭ではやらないひと手間とかが それが基本ベースにある。 荘司さんにとってはいつものこと。 でも人からしたらそんなことやるんだ、っていう感覚。 ベースははりやがあってのこと。」   それはそうなのかもしれないなと思わされました。 芸能人の子が芸能人になる、医者の子が医者になる、ということも含めて。 親に言われたからという事ではなく 産まれた時からのことが蓄積されているんですよね。     さらに掛田さんは私がやりたいと思っていることも理解してくれています。   「荘司さんは場創りがしたいんだよね。 コミュニティとは切っても切れないんだよね。 お父さんとお母さんが築き上げてきたもの おじいちゃんの代からあって、そこに人が自然と集まる様子を、小さなころから見ている。 飲食とコミュニティは人の集まる場 そこがイコールだと意識しないで沁みついちゃってる。無意識に。   今まで違う仕事で来ているけど 自分の仕事はここだなという感じでもどってきているんだと思う。 原点に戻る、みたいな。 一番やりたいところはそこなんでしょうね。   意識しないでやることが多い。 荘司さんが育った環境は 自家製、手作りが当たり前な環境だったのではないかな。 一方でそうじゃない世の中に対して思うこともあるわけじゃん。 だからこだわるもなにも、出来合いのものを出そうとも思わないけど ちゃんとした料理を届けたいと思っている。」       この日も一緒に酒を交わし、ご飯を食べて 誰かと美味しいね、と言って食べるのが美味しいねと意見が一致。   酒場は食堂よりもっとその場の影響が美味しさにつながる。 どうやら私は酒場の方が食堂よりも合っているようです。   最後に掛田さんにこう言われました。 「酒場は天職だと思います。 新しく始めるのではなく、そこへ戻るということ。」     戻る。 この日こういわれた言葉が ずっと心に残っています。 理解してくれる人がいるという心強さを 感じる夜となりました。   撮影:だしフォト(冨樫実和)


出来るものなら何でも作るよ     このセリフを聞いてピンと来る人は なかなかの酒場通です(笑)   普通飲食店はメニューがあります。 定番メニューと季節のメニューなど   それぞれに下ごしらえをし 注文されたら温めたり、焼いたり 茹でたり、冷やしたり   出来るものなら何でも作る ってどういうことでしょう?   はりやの人気メニュー「しし唐じゃこ」   下ごしらえはしていないけど 材料さえ揃えば作ることができる。   そういうことです。   その時のお客様の体調や その日の陽気 その時に食べたいものってありますよね。   ちょっとお待たせするかもしれないけれど   「出来るものなら何でも作るよ」   お客様の「食べたい!」 にお答えできる縄のれんを目指します!   はりやの隠れ人気メニュー「ちくわニンニクバター」


手ぬぐいの進捗     今回、クラウドファンディングをおこなうにあたって オリジナルの品物を作ってお返しの品にしたい!と思い 以前も作ったことがある枡以外で思いついたのが オリジナル手ぬぐいです。   手ぬぐいは日常的によく使うアイテムで(すみだは特に) 何枚あってもうれしい。   手ぬぐいは、使うたびに、洗うたびに手になじみ 旅先で思い出に購入したものであれば その時のことを思い出したりして   そんな思い出の手ぬぐいを作れたら と、友人である東條メリーさんにイラストを描いてもらうことに。   はりやのメニューをイラストに   メイン画像であるロゴは またまた友人の角田晴美さんが描いてくれました。 手ぬぐいの料理の文字もお願いしたら ロゴとは違う味わいのあるものが出来上がりました。   はりやのメニューを彷彿させる   多彩な友人たちがいて本当にありがたいです。   完成まであと少し! 完成しましたらまたご報告させていただきます!


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