19歳に内野町の食と暮らしを伝える「つながる米屋」をつくりたい!

私たちは新潟市内野町の米屋「飯塚商店」と一緒に昨年4月から活動しています。1年の活動を通して、内野町の中にたくさんの「好き」が増えました。そこで、内野町の中にある私たちの「好き」を伝える『内野暮らし研究所』を開くための改装を行います!

現在の支援総額

1,295,000

129%

目標金額は1,000,000円

支援者数

132

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/06/08に募集を開始し、 132人の支援により 1,295,000円の資金を集め、 2016/07/31に募集を終了しました

19歳に内野町の食と暮らしを伝える「つながる米屋」をつくりたい!

現在の支援総額

1,295,000

129%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数132

このプロジェクトは、2016/06/08に募集を開始し、 132人の支援により 1,295,000円の資金を集め、 2016/07/31に募集を終了しました

私たちは新潟市内野町の米屋「飯塚商店」と一緒に昨年4月から活動しています。1年の活動を通して、内野町の中にたくさんの「好き」が増えました。そこで、内野町の中にある私たちの「好き」を伝える『内野暮らし研究所』を開くための改装を行います!

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改装準備中の今現在も、飯塚商店で不定期に内野暮らし研究所を開いています 昨日は、「新潟の良さをもっと知ってもらいたい!農・食に興味のある人を増やしたい!農をもっと身近に感じてもらいたい!」という想いで結成された、学生団体おはしと一緒に開きました。おはしの3人がそれぞれお友達を一人ずつ連れてきてくれて、開かれた特別編です。   大学1年生と2年生の6人。(と、眩しそうな愛梨ちゃん)   まずは、今回食べ比べるお米を選びます。 そして、愛梨ちゃんがお米の保存方法やお米のとぎ方、浸水についての豆知識を披露。コメタクとして活動し始めて1年とちょっと。お米について話せることが増えたなあーとしみじみ聴いておりました。     愛梨ちゃんに聴いた方法でお米を研ぎます。 そして、浸水と炊飯をしている間に内野町でおかずを探すまちあるきを開始。初めて内野町で買い物をするという子もいて、こちらもわくわくでした。   内野町でよく買い物をしてくれているおはしの3人には、内野町のなかに「お気に入り」のものがあって、それを話しながら歩いている様子も素敵でした。   大口屋さんでたくさんの商品の中から悩んで品を決めた後に、マルカク醸造場さんで味噌漬けを選びます。しょっぱくてごはんに合うのです。これからの季節、良い塩分補給になりそう。   水曜日のため、魚屋さんやお豆腐屋さんがお休みでした。残念だったけれど、それでもごはんのおともは十分に揃っちゃう。ちゃっかりお菓子屋さんでおやつも買っていました。女子だ(笑)     飯塚商店に戻ってきて、飯塚さんから精米についてのお話を聴きます。 よく食べているお米。   そんなお米のことを知るだけで、毎日の食事が少し楽しくなったりおいしく感じたりすると思っています。お米だからこそ、面白さを知ってほしいし感じてほしい。   今回も飯塚さんは良い表情でお話されます。   飯塚さんを初めとする、商店街のお店の方々に触れる機会をつくるのが、内野暮らし研究所の本当の価値だと思っています。   それに付け加えて、内野町のおいしい物を誰かと「美味しいね」と言いながら食べる時間をつくりたいです。     お米が炊けるのを待つ時間をいかに楽しむか。それが内野暮らし研究所の肝でもあります。   店先の改装中のスペースで、お米が炊けるまで少しおしゃべり。まちあるきの感想や日頃の他愛もない話をわいわいと。   まちあるきで買ってきたご飯のおともが所狭しと並ぶ机の上。   準備も整ったところで、お米が炊けました。 今回は3種類のお米を食べ比べ。   じっくりと味わって、どのお米が「好き」かを決めます。 この時ばかりは静かに、真剣に。   普段は寝かせている五感もつかって食べ比べ。     自分の「好き」を探る時間です。 こんなにじっくりとお米を食べる時間は日常生活ではなかなかないかもしれませんね。   うーんと悩みながら決める人、 これだ!とパッと決める人、 静かに考えて決める人、   「好き」の探り方も人それぞれで面白いです。   自分の「好き」には正解も不正解もありません。 だからこそ、決める(認識する)のが大事だなあと思います。   私は、この時間が内野暮らし研究所の中で一番好きです。 「好き」を決める時間。 今回も良い時間でした   「好き」を決めた後に、そのお米が一体どんなお米なのか種明かし。   やっぱりね!と思うこともあれば、あらそうなのね!と驚くこともあります。その感覚をそれぞれ持ち帰ってもらって、日常生活でふと思い出してほしいなと思います。     その後も、わいわいと味わいながら、たくさんおかわりして、楽しい時間を過ごしました。   内野町に初めて来た人も、そうでない人も、 新しい発見と新しい楽しみ方を見つけられたようで何より。   おはしの3人のお陰で新しい出会いもあり、面白い時間を過ごすことができました。ありがとうございます!   こんな風に19歳に届けられたら良いのだなあとイメージを膨らませられた時間でもありました。 うんうん、これでいいのかも。これがいいのかも。   内野暮らし研究所は少しずつ進んで、変化しています。目の前にいる人たちと一緒に、良い場をつくっていきたいと改めて思えた1日でした!    


クラウドファンディングが始まって早2週間。   いろんな方に支援や応援していただけて嬉しい限りです。こんなにあったかい気持ちになるんですね。クラウドファンディングって。不思議だなあ。   そんなことを考えながら、日々を過ごしています。 先週の土曜日には、千葉から来たお客さんと飯塚商店でミニ内野暮らし研究所を開きました。愛梨ちゃんとデザイナーの芽衣さんで改装を進めてくれている店先のスペースでゆっくりと。 木の床が張られて、のびのびできる場所ができました。   そのスペースで、お米と内野町のご飯のおともたちを食べながら談笑していたら、嬉しいお客さんが来てくれました。     フラっと前を通りかかった、近所の小学生たち。有紀ちゃんが声を掛けて、お店の中に入ってきてくれました。   偶然の出会いが嬉しいなあ。せっかくなので、お米の食べ比べを。   「こっちのお米が柔らかくて好き~」 「私は、こっちかな~」 なんて話しながら自分の好きを探ってくれました。     その後は、飯塚商店の中を探検。飯塚さんに精米の方法を教えてもらいます。   興味津々な彼女たちの目はキラキラ!お米が機械の中を流れていく様子をずっと目で追いっていました。 かわいくって、胸がぎゅーっとしました。   飯塚さんもなんだかうれしそうに、お米のことを話してくださいました。 良い先生。 まちの中には素敵な先生がたくさんいるのだと改めて思いました。   私自身も、彼女たちの純粋な問いや無邪気な発言から学ぶこともありました。 私にとっては彼女たちも先生だなあ。     最後には、 「夏休みになったら、改装も手伝いに来るね!!!」 と言って元気に帰っていきました。   仲間が増えた!   少しずつ進んでいる改装。 見える形で進めていくことで、仲間も増えていくんですね。   嬉しい土曜の午後でした  


19歳の私へ   なんだか最近、満腹な日々です。 お腹の中も、それ以外でも、なんだか満腹。   19歳の頃の私を振り返ると、食欲のない日がとっても多かった気がします。 暮らしやすかった宮崎の田舎から、鹿児島の都心部に移り住んで大学に通い始めて、それはもう毎日緊張していましたねー   昔から大の緊張しい。大学は楽しいけれど、慣れないことばかりで、毎日ドキドキ。 緊張すると食欲が薄れてしまう私は、朝と昼は緊張でお腹があまり空かなくて、夜に頑張って食べて1日に栄養を摂取しようとする日々。いろんな「最悪の事態」を想像してお腹が痛くなっていたのを思い出します。我ながら、繊細だ。   そうだよね、緊張するよねえ。 みんな頑張っているのだから、私もひとりで頑張らなきゃ。自立しなきゃ。 19歳の頃を思い出しただけで、がんばっていたなーと思います。   できないことやわからないことに遭遇した日には、もう大変。 どういう風に回避しようか、余計なことまで心配していた気がします。そして、またおなかが痛くなり、食欲も失せる(笑)   緊張しいなところは、23歳の今でもあまり変化がありません。あらら。 でも、今は、少しずつ「ほかの誰かに頼る」可能性と、「ほかの誰かと一緒にやる」楽しさを感じています。   根っこの部分が負けず嫌いなので、「できない」ことを認めるのが恥ずかしくて悔しくてもやもやしちゃう。 できることなら全部ひとりでやりたいし、ひとりでやった方が楽だし、失敗しても恥ずかしくないし… そんなことを思いながら出来るだけほかの誰かに頼ることやほかの誰かと一緒にやることを遠ざけていますよね。ギクって感じだよね。きっと。 そうやって自分だけで何とかしようとする時期も必要だったのだと、今は思えます。 腹痛に耐えながら、自分だけで生きていく術を探っていた自分も嫌いではないし、よくやったと思えます。でもね、たぶん、そんなに無理しなくてよかったのではないかとも思うのです。今だから言えること。   きっと、見えていない(見ようとしていない)だけで、周りに頼ることのできる人はいるし、一緒に何かをつくることができそうな人もいるはず。 その人たちを頼り、その人たちのできることと私のできることをすり合わせて1つのものをつくろうとするのは、ただの甘えではないと思います。   世の中、そんなに私に期待している人もいないし、 世の中、そんなに私に敵意を持っている人もいない。   自分の「できない」を認めて周りを見渡した時に、初めて見える景色や出会える日常があると思います。 というか、あるよ。あったよ!やったー!     最近の私は、満腹なのです。 緊張する場面もたっくさんあるし、もう駄目だーと思うこともあるし、泣きたくなる日もしょっちゅうあるけれど、追い込まれても私の「できない」を埋めてくれる人たちが周りにいてくれるので、ぽっかりと空いた穴をひとりで埋めなくてもよくなった。 何かやりたい、でもできるか不安だと思いながら進む空腹の時間も楽しくなってきました。 そして、いろんな人がいろんな角度から、私を満腹にさせてくれています。   「私ひとりじゃできない」は「誰かと一緒にできる」に繋がる機会。 そう思えると、楽しくなるかもね。 自然とお腹もすいてくるし、誰かと一緒に満腹を感じられるかもね。   23歳の私は内野町で満腹な日々。 そんな自分が不思議でたまらない。こんな日が来るなんて! 周りの人たちを「ちゃんと」見ることのできる暮らしをつくっていきます。 19歳の私と一緒につくっていきたいなー。どうなるかわからないけれど、まあ、きっと不幸せにはならないんじゃないかな。   つながる米屋、楽しみにしててくださーい。


19歳の私は、大学1年生。 大学一年生を振り返るときはいつも、「世界が広がった」年だと言っていた。 そうだったよね。だって、それまではずっと東京で同じ世代の同じバックグラウンドの同じくらいの学力の人たちと一緒にいたし、学校と家と塾の往復をしていたから。 部活を必死にやって、終わったら受験を必死にやって。   それが、大学生って、大学内にも外にも、自分の動き方次第でいくらでもいろんな人に会える。 その人たちが、知らなかった世界を見せてくれる。 そのことが数か月ですぐにわかった。大興奮してたよね。笑 燃えてた笑   念願の農学部。教授に話しかけたらたくさん話してもらえたり、農場実習で初めてちゃんと農業に触れたり。 留学に興味があったから入った英会話サークルでは、何をするかも自分たちで決めて、英語で話す時間はすごく楽しくなっていった。 それからTOEFLや留学生をサポートするボランティア、モンゴルへの農業ボランティア、インカレの農業団体、群馬の牧場研修、、、、もちろん友達とのごはん会も、旅行も。 予定をいっぱいに詰めて、ほとんど家でごはんは食べなかった。   かっこいい先輩、キラキラしてる先輩たちがたくさんくれるアドバイスをすぐに信じて、 「やってみます!いってみます!」を繰り返してたような気がするなあ。 あの時は「もしかして自分は超リア充なんじゃないか」って思ってたよね。笑 実際すごく刺激的で充実した毎日だった。   でも何故か、25メートルプールを必死で泳いでいるときみたいに、「頑張らなきゃ」っていう少し息苦しい切迫感もあった。   さっき久しぶりに、恥ずかしいことも全部書いてある19歳のころの日記を読んでみて、ちょっと意外だったのは、日記の中で私は私に「言い聞かせてた」こと。あと、まわりと比べていたこと。 私は「これをするためにこれをしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」「自分に甘い」とか、 大学生活を「成功」させなければ、「正解」を見つけなければっていう気持ちが見えた。   でもそれ、誰の「正解」だろう? 何を指して「成功」というのだろう?   いいよ、そんなの。 私があなたに言いたいこと。 もっと、ほんとに心がときめくこと、ただ自分が幸せなことを大事にしていてよかったんだよ。 日記にたまに出てくる、好きな本や好きな食べ物、好きな店、好きな人の話。 それらに時間を使う自分を、「正解に近づかないから」といって責める必要はなかったよ。   もちろん自分がやりたいことや到達したいところを描いて行動するのは、とても良いこと。 だけど、正解を追い求めるあまり、「日々」が息苦しくなるのはとてももったいない気がしませんか。 「日々」の積み重ねで「あなた」ができているのだから。 ふと「日々」を見つめなおすと、ほらこんなに近くに、ちょっとホッとする存在がたくさんあるんだから、 それらにちょっと丁寧に時間を割くのもきっと人生を豊かにするのです。     飯塚商店と内野で暮らす日々の中で、 私は私の「これが好き」に向かって大事に時間を割くことの大切さに気付きました。 大きな目標が達成されるかどうかも大事だけど、 帰り道に寄った味噌屋さんでおばあちゃんと話した時の「この時間が好き」っていう気持ち、そしてそのおばあちゃんが喜ぶこと何かできないかなあ、と考えること、 そういうことが日々の豊かさにつながる気がします。


こんばんは!あいりです!クラウドファンディングのご協力、ほんとうにありがとうございます 支援者の方々のお名前を拝見していると懐かしい名前も、いつもお世話になっている方の名前もはじめましての方の名前もあって本当に嬉しく思っています。     昨日〜今日とさっそく土間スペースに床板を貼りました。近所の仲良しの元大工さんの指導を仰いで、自分たちで。というのも「この店はおらっちの親方が建てたって、俺は手は入れられねえ」っていう師弟関係が理由だそうです。かっこいいですね〜。職人さんだ〜   道具は貸していただいたのでプロ仕様素人の私とデザイナーのめいさんでトントントン。途中道行く人が「なんだーお姉ちゃん今度は米屋から大工になったんかやー」「休み休みね〜」と声をかけてくれます。   最後の一枚が上手くはまらず、飯塚商店の従業員のおじちゃんたちも巻き込んでやっとこさ   達成感で私はべろんと横になりました〜幸せだー! さそっく出来た板間で、飯塚商店のおばあちゃんがくれたケーキを食べました 無垢の床がとっても気持ちいいです!お近くの方はぜひ見に来てくださいねー!   今日つくったのはみんながふらっとお茶を飲めるスペース。これからまた彩っていけるのが楽しみ!     (あいり)


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