改装準備中の今現在も、飯塚商店で不定期に内野暮らし研究所を開いています 昨日は、「新潟の良さをもっと知ってもらいたい!農・食に興味のある人を増やしたい!農をもっと身近に感じてもらいたい!」という想いで結成された、学生団体おはしと一緒に開きました。おはしの3人がそれぞれお友達を一人ずつ連れてきてくれて、開かれた特別編です。 大学1年生と2年生の6人。(と、眩しそうな愛梨ちゃん) まずは、今回食べ比べるお米を選びます。 そして、愛梨ちゃんがお米の保存方法やお米のとぎ方、浸水についての豆知識を披露。コメタクとして活動し始めて1年とちょっと。お米について話せることが増えたなあーとしみじみ聴いておりました。 愛梨ちゃんに聴いた方法でお米を研ぎます。 そして、浸水と炊飯をしている間に内野町でおかずを探すまちあるきを開始。初めて内野町で買い物をするという子もいて、こちらもわくわくでした。 内野町でよく買い物をしてくれているおはしの3人には、内野町のなかに「お気に入り」のものがあって、それを話しながら歩いている様子も素敵でした。 大口屋さんでたくさんの商品の中から悩んで品を決めた後に、マルカク醸造場さんで味噌漬けを選びます。しょっぱくてごはんに合うのです。これからの季節、良い塩分補給になりそう。 水曜日のため、魚屋さんやお豆腐屋さんがお休みでした。残念だったけれど、それでもごはんのおともは十分に揃っちゃう。ちゃっかりお菓子屋さんでおやつも買っていました。女子だ(笑) 飯塚商店に戻ってきて、飯塚さんから精米についてのお話を聴きます。 よく食べているお米。 そんなお米のことを知るだけで、毎日の食事が少し楽しくなったりおいしく感じたりすると思っています。お米だからこそ、面白さを知ってほしいし感じてほしい。 今回も飯塚さんは良い表情でお話されます。 飯塚さんを初めとする、商店街のお店の方々に触れる機会をつくるのが、内野暮らし研究所の本当の価値だと思っています。 それに付け加えて、内野町のおいしい物を誰かと「美味しいね」と言いながら食べる時間をつくりたいです。 お米が炊けるのを待つ時間をいかに楽しむか。それが内野暮らし研究所の肝でもあります。 店先の改装中のスペースで、お米が炊けるまで少しおしゃべり。まちあるきの感想や日頃の他愛もない話をわいわいと。 まちあるきで買ってきたご飯のおともが所狭しと並ぶ机の上。 準備も整ったところで、お米が炊けました。 今回は3種類のお米を食べ比べ。 じっくりと味わって、どのお米が「好き」かを決めます。 この時ばかりは静かに、真剣に。 普段は寝かせている五感もつかって食べ比べ。 自分の「好き」を探る時間です。 こんなにじっくりとお米を食べる時間は日常生活ではなかなかないかもしれませんね。 うーんと悩みながら決める人、 これだ!とパッと決める人、 静かに考えて決める人、 「好き」の探り方も人それぞれで面白いです。 自分の「好き」には正解も不正解もありません。 だからこそ、決める(認識する)のが大事だなあと思います。 私は、この時間が内野暮らし研究所の中で一番好きです。 「好き」を決める時間。 今回も良い時間でした 「好き」を決めた後に、そのお米が一体どんなお米なのか種明かし。 やっぱりね!と思うこともあれば、あらそうなのね!と驚くこともあります。その感覚をそれぞれ持ち帰ってもらって、日常生活でふと思い出してほしいなと思います。 その後も、わいわいと味わいながら、たくさんおかわりして、楽しい時間を過ごしました。 内野町に初めて来た人も、そうでない人も、 新しい発見と新しい楽しみ方を見つけられたようで何より。 おはしの3人のお陰で新しい出会いもあり、面白い時間を過ごすことができました。ありがとうございます! こんな風に19歳に届けられたら良いのだなあとイメージを膨らませられた時間でもありました。 うんうん、これでいいのかも。これがいいのかも。 内野暮らし研究所は少しずつ進んで、変化しています。目の前にいる人たちと一緒に、良い場をつくっていきたいと改めて思えた1日でした!





