技術担当の井上(前澤金型@工場長)です。 皆様からの多くのご支援を頂きまして誠にありがとうございます。 現時点で、約400人に迫る方々から400万円を超えるご支援をいただいております。 資金調達の募集は明日の23:59まで受付けております。 残り短い時間ではございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
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技術担当の井上(前澤金型@工場長)です。ご支援を頂きまして誠にありがとうございます。工場レポート第4話は、「金型製作 仕上げ編」をテーマに掲載します。 砥石、ヤスリなどの道具 上の写真は、いつも金型の仕上げをする際に使用する砥石やヤスリの道具です。写真の上部にあるヤスリは、金型の端面などのバリ取りに使用する道具です。また、右側の茶色の四角形状のものはオイルストーンという道具で、金型などの鋼材の表面を軽くならすための道具です。中央の青み色の四角形状のものはゴム砥石で、柔らかく柔軟性があるため、めがねフレームの曲面形状の金型の表面を平滑にならすための道具です。中央の細い形状の白色から左側のピンク色のものは、ペンシル砥石という道具です。主に製品となる部分のミガキ工程で使用する道具で、一番左側のピンク色の砥石は仕上げ用の砥石になります。 ミガキ工程の様子 ミガキ工程は地味な作業で、作業の様子を見ている人からすれば「何しているのだろう?」と思う方がいるかもしれません。この工程は金型に携わる者の性格や人柄が金型に現れ、一日中ミガキ作業をすることもあり、自分と向き合う時間でもあります。真面目に向き合えば真面目な結果が製品に現れます。そのため近年、大手の工作機械のメーカーさんや金属加工を主要とする企業さんでも、新入社員の研修プログラムにヤスリがけ、ミガキ工程を入れることで、現場での仕事ぶりや人間性を見極めて配属先を決める企業さんもあります。 2話~4話では金型の工程についてご紹介させてきましたが、メガネ工場の雰囲気を感じていただけたのではないでしょうか。機械化及び自動化の促進によって、生産性及び信頼性を向上させることができる時代になりました。しかし、メガネ産地鯖江には「舞台を裏側で支える黒子役」の存在が必要不可欠でもあります。110年もの歴史が続いている産業として産地の黒子役の凄い熟練の技や技術に注目されることが多いですが、最大の長所として「継続できるコツ」を知っているのも黒子役の特徴かもしれません。 次回の5話では成形工程を中心にご紹介させていただく予定です。今後もご支援の程よろしくお願いします。
技術担当の井上(前澤金型@工場長)です。皆様から多くのご支援を頂きまして誠にありがとうございます。クラウドファンディング スタート51日目が経ちました。オーバルタイプとスクエアタイプの2本セット品が大変ご好評頂いており多くの皆様から、2本セット品の数量追加のリクエストがありましたので限定で30セット追加させて頂くことになりました。 残り10日余りとなりましたが、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
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技術担当の井上(前澤金型@工場長)です。皆様からたくさんのご支援を頂きありがとうございます。今回の工場レポート(第3話)は、7月に就任した新社長の玉田隆則からFAAVOさばえに起案した思いに迫り、これからの町工場の後継者としてのビジョンや取組みについて対談した内容を掲載いたします。 (聞き手は鯖江市役所 政策経営部 財務政策課 藤田陽子 氏) 藤田 新社長就任早々、FAAVOさばえに起案した経緯をお聞かせください。 玉田 まずは、今回のFAAVOさばえでの起案に際し、小さなものづくり企業に、多くの皆様からご支援を頂きましたことを厚く御礼申し上げます。FAAVOさばえに起案した経緯についてですが、新社長として前澤利子前社長から内示を受けた際に、「どのように円滑な事業継承するか」、「従業員に新たな方向性を示して導いていける方法」を検討していた時でした。その頃にFAAVOさばえ事務局を担当する鯖江市役所の職員の方から、「事業継承の良い機会だから...」とご提案を受け、「従業員が目標に向かってそれぞれの想いが一枚岩となってチャレンジすることで、成長できる機会になるのでは」と思い、FAAVOさばえに起案しました。 藤田 玉田新社長の「やる気」が伝わります。その「やる気」を出すモチベーションとその行動力の秘訣についてお聞かせください。 玉田 やはり、今回の起案プロジェクトの原点となる共同研究で国立情報学研究所の越前功教授と研究開発を3年半、継続してきたことが「やる気」や「自信」に繋がっていると思います。国の研究機関の研究者と共同研究することなど中々できないと思っていましたし、越前教授の「言葉の力」によって少しづつ社内の内側から変化してきたのかもしれません。 藤田 越前教授から具体的にどのような「言葉」を掛けられて変化したと思いますか? 玉田 一番印象的に残っているのが、2年ほど前に越前教授がお帰りになる際に「顔にまつわる技術を持っているのが鯖江の特徴なので、今後、顔にまつわるソリューションを開発することが大事ですよ」とふとお声をかけていただいた時です。「あ。これだー。」と思いましたし、今、振り返るとこの頃から従業員の取組み方が前向きな姿勢になって、社内の空気が変わってきたのではないかと思います。 3Dプリンターを用いた試作品を説明する新社長の玉田隆則 氏 藤田 中央の研究機関との共同研究が市内の企業の技術や経営力の強化、人材育成にも効果があることがわかり、行政として今後の政策の参考になります。改めて玉田新社長にお聞きしますが、前澤金型さんの強みについてお聞かせください。 玉田 当社は、創業38年のメガネ専門の金型成形の総合メーカーで私で3代目になります。3代目となると老舗企業として見られる傾向がありますが、やはり、金型を基点とした良品廉価のものづくりと、新たな「こと」づくりに取り組む活動も進めていければと思っています。 フレーム センターバー部材の金型切削加工の様子 やはり軽自動車を基点とした良品廉価のものづくり藤田 最後に今後の展開について、お聞かせください。 藤田 最後に今後の展開について、お聞かせください。 玉田 プライバシーを保護するメガネとして今回の製品モデルでようやく小型化することに成功しましたが、まだ道半ばでございます。金型の製作、成形工程など様々な工程で課題が山積しています。しかし、一つ一つの工程で今回ご支援頂いた方の「顔」を思い浮かべながら皆様のご期待に添うべく精一杯努力してまいりますので、今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。 次回の工場レポート4話では金型製作を掲載予定です。
技術担当の井上(前澤金型@工場長)です。8月31日にフジテレビジョンが運営するインターネットテレビ「ホウドウキョク×FLAG7 最終回」の生番組に出演させて頂きました。初めて生番組に出演させて頂き、緊張して噛んだ場面もありますがどうぞお楽しみください。 今後もご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 動画配信先 ホウドウキョク公式ページ(FLAG7) 8/31 クリック 動画時間23:08 LINE LIVE(無料配信) ホウドウキョク公式 8/31 クリック 再生時間01:33:00から